いずみちゃんナイト7 第3部:「トランス幸福論」

(00/10/16 作成)

 第3部は、最近すっかりメインじゃなくなっちゃったのに喝入れしつつメインにしてる^^;;トランスネタ。
 でも今回はちょびっと強力!なにせ、会社社長という立場でありながら、そのまま、トランスを成し遂げ切ったとゆーつわもの、れいか社長がゲストなのです。
 さらに、それに加えて、いずみとれいかさんをくっつけた?張本人、某大手ゲーム会社部長のロシナンテさんも登壇です。

第3部


 トークは、まずれいかさんのトランス過程についてのご自身による回想と、その前後を知る(^o^)ロシさんの衝撃体験からスタート。

音声データ(RealAudio形式 11分45秒)
オンライン再生  ダウンロード

 まずはじめにロシさんが、れいかさんとの出会いを語ります。「はじめて会ったときに、発想が『おかしい』ので、ゲーム屋として非常に面白くって、困ったときにアイディアを出してもらってたんですよ。で、ある時会ったら、突然そうなってた」と。
 れいかさんは、実は結婚してらっしゃいます。ただし現在は別居&離婚調停中。トランスのきっかけは、「えらく突然」で、他の人のサイトを見てて「えらいかわいいじゃん」と思いつつ、「あ!自分がまだやってないことはこれだっ!」と思い立って、「じゃやっちゃおう」と。いっしょに住んでる母親に「かあさん、俺、女になるよ。」ってカムアウトしたら「じゃ、土日だけやれば?」とあっさり終了(笑)。はじめは自分のこと見て「かわいくねー」と思いつつも、はじめから1か月半後には会社でも女として働いてたと(^o^)。
 いやはや、これはすごすぎです!(^^)
 ロシさんは、ある日突然、仕事の打ち合わせにやってきた、変わり果てた(笑)れいかさんを見て、「鈍器で頭を殴られた衝撃」を感じたと(笑)。でも、それについて「大変じゃないですか?」って尋ねたら、れいかさんが「これで仕事なくなるくらいなら、初めから仕事来ないはずだから。別に構わないよ。」って言われて、すごく感動しました、とその衝撃の目撃談(笑)を語ってくれました。

 れいかさんは、仕事上でのカムアウトを、なんとおもちゃ業界のショーで、しかも母親同伴でやったそうです(^o^)

音声データ(RealAudio形式 29分57秒)
オンライン再生  ダウンロード

 れいかさん曰く、「こちらが自信をもってガンガンガンと押してけば、世の中の軟弱なオトコは引いちゃうから全然問題ないんですよね。たぶん女じゃないのはバレバレなんだけど、でも信用金庫から融資も受けられそうですよ。トランスでも融資は受けられる、と」。をー、これから会社つくるかもしれないいずみとしてはすっごく励みになる、いいお話です(^o^)
 「結局は気合い、信念があればなんとかなるもんですし、逆にそれがないとリードされちゃうってこと。」
 続けて話題は、母親・父親との関係。れいかさんは父親が早く亡くなられたということで、母親のみで比較的理解もあるけれど、「やっぱり母親はCD程度に思ってるみたいだし、手術は『危険だから反対』みたいですねぇ」と。このあたりはどこでも共通のモンダイですよねぇ。
 ちなみにれいかさん、離婚調停中ですが、お子さんを引き取るべくがんばってらっしゃるとか。んで、「子供にはカムアウトしますよ。『おまえの父さん、綺麗だろう?』って言いますよ。何も悪いことなんかしてないんだから。」

ロシナンテさん れいかさん

 ロシさん曰く、「少なくともゲーム業界では、トランスどうのこうのなんて関係ないですよ」とのオコトバ。そか、それで我々は問題ないのか!(笑)
 れいかさんは「だから、コンテンツで見られてるんですよ。人間、ハードとソフトとコンテンツがあって、そのコンテンツで評価されるならば、ハードやソフトの違いはどうでもいいじゃないですか」と。
 いずみとしては、この辺り、ひじょ〜にピンとくるのです。って、実は、ハードを変えることって、端から見るとすっごく大変なことに見えるかもしれないけど、実は当人にとっては大変じゃない。大変でもないし、「なんでじぶんはここまで性別にこだわりがないのに、トランスしてるんだろう?」とか思う。でもそれなりには努力してるし、その努力は大変なんだけど人生のすべてでもない。自分にとって、数多いこだわりのうちの、等価同列にある諸々の中の1つに過ぎなくて、でも小さくないこだわりだと。
 ここから話は、どんどんバクダン発言へとつながってきます(笑)。
 いずみにとっては、実は、「自分が女である」って意識が、常にあるわけじゃないんですね。ふだんは、性別なんか意識してない。たまに性別を意識させられる局面があって、そこで「女だなぁ」と思うけど、それを全体でならせば、あんまり「女でござい」って意識が強いわけではない、ってことになるわけです。
 それに対してれいかさん、「いずみちゃんて、自分がGIDだと思う?」
 …もうあとはメチャクチャです(笑)。れいかさんの学生運動経験から、「ホームページ閉じるの流行ってるね」「最近トランスごっこが流行ってるね(笑)」まで…^^;;
(ちなみに音声データの方には無修正でこのあたり格納されてるんでどぞ(笑))

音声データ(RealAudio形式 27分41秒)
オンライン再生  ダウンロード

 結局、いずみたちは、自分が「女であること」に「こだわってるしこだわってない」ということになってしまうんですが、対するに世間の見方として「けーべつ」か、さもなくば「トランスはかっこいい」「トランスは気の毒だ」とか、どっちかになってしまう。でもそれはどちらも妙じゃないか?と思わざるを得ないのです。

 続いての話題は男女差に、れいかさん曰く「女の方が、挑むね。FtMって、すぐ彼女できるじゃん」。うーむ爆弾発言(爆)。「純女って、すぐ化粧とか服装とかにちょっかい出すじゃん。男の方は、女として見かかって途中で辞めちゃうから、口出ししないよね」
 ロシさんとしては「性別とかじゃなく、楽しいこと言えない人にはこの業界で仕事してほしくないですよ」と別の角度で爆弾発言(笑)。いずみは、某社(おっと、あやうくここでリンク張りたくなった(笑))に8月に出向したときの『久々の男子トイレ体験』について語りました。やっぱり、トランスは、どちらのトイレに行っても「気まずくなってしまう」よーなニンゲンなのだなぁ、と^^;;
 だがしかし、これに対し、ロシさんまでもが爆弾発言(笑)。曰く「この業界って、人間として不完全な人が多いじゃないですか。だから、対応できないんだと思うよ。」
 なぜか会場、この部最大の拍手!(笑)
 この後もトイレ話に華が咲きました。トイレ内はパスしやすい、とか、れいかさん、今の恋人(女性)と一緒に女子トイレ入って「ひげ伸びてるわね」と堂々と会話した、なんて紹介とか(笑)会場のみなさんにアンケートとってみたりとか。いずみが女子トイレに行くことはOK、とゆー方が多かったのですが(^o^)、でも「んじゃ、もしそれでひげ生えてたら?」とか言うと、やっぱ激減ですよね。もっとも、共産趣味系同志諸氏や、アイドルマニア系諸氏には「それでも可」って方が多かったのですが(笑)、まー、そーゆー人は逆に「男子トイレでもOK」ってなるに違いない=単にこだわりがゼロなだけなので(笑)、全然参考になりません(笑)。
 あと、いずみ昨今の若作りについての総括(笑)として、ヤマンバブーム万歳!とか、「失われた青春を返せ!」運動論とか、ただ強調しておきたいのは、とにかくいずみのよーな芸風であれば、「向かい風を追い風にしてく」、つまり、若作りムリヤリしてる(笑)いずみみたいな人間にとっては、自分が「パスしない」ことを逆に自身の「ウリ」にしてくしかないのだ、とゆーあたりが解き起こされて行きました(^o^)

音声データ(RealAudio形式 25分35秒)
オンライン再生  ダウンロード

 ここで、「この場にいる自分を褒めてあげたい」というロシさん、実はいつもの調子なのですが(笑)、たまたま別ルートで2人ものトランスと出会えたのは確かに偉いかも知れません(笑)。
 ただ、ロシさんとしては、いずみと、れいかさんに対しては同じような感覚ではないと。いずみについてははじめからこーゆー形で知り合ったけど、れいかさんについてはオトコ時代を知ってるが故、やっぱり難しい部分は否めないなぁ、と。
 といいつつも、ロシさんは「だって、こういう人が仕事の知り合いだって、自慢できるよ」と(^^)。
 言われてみると、確かに、くりえーちぶな業界では、他が同じ条件なら、ノントランスよりもトランスに仕事出すかもしれないなぁ、と(笑)。逆に、コスト切り詰めてナンボの業界だと、その逆もあるかも、というのはあるかも知れません。
 でも、れいかさん曰く、「何か1つ、ウリを持て」と。能力なかったらガッツだけでもいい、そういうのがなかったらだめでしょうと。いずみとしては、それすら持てない人であっても、例えば地域ユニオンに入れば闘えるだろうと(笑)。

 で、結論としては「トランスはラクだ」と(笑)。  トランス以外で努力できる人なら、トランスでもなんとかなるだろう、みたいな(笑)。

 この後、「トランスはみんな仲良くならないよねー(笑)」などと毒づきつつ、それなりに前向きな議論ができたなぁ、と、一同それなりに納得しつつ、討論は終わったのでした。(^^)



もくじへ戻る