2002年8月 またまた青森ねぶた


 去年に引き続き、今年もまた青森ねぶたに行って来ました。
 今回が前回と大きく異なるのは、1週間近くのツアーとなること、また「母親を連れて行く」というかなりムチャなところ。
 はじめはお仲間(笑)と18きっぷツアーを考えていましたが、母親も行くのなら、ということで、帰りは母親のおごりで(^o^)特急→新幹線プレイ、行きはムーンライトえちごで北上、という形での行程となりました。
 ねぶたはまる3日間ハネた上、最終日の海上運行&花火大会見物プレイ。加えて、なんと住基ネット反対活動をやってしまったり(笑)、超新鮮なウニ丼を食したり、津軽民謡に感涙したり、青森ナイトライフ(笑)を覗き見したりと、ねぶた以外でもとても楽しめた今回の青森レポートをお届けします。

→2日(金)〜3日(土) あおはる移動トラブル編
→3日(土) ねぶた偵察編
→4日(日) 住基ネット反対闘争&ねぶた1日め
→5日(月) ウニ丼闘争&津軽民謡&ねぶた2日め&青森ナイトライフ
→6日(火) ユニバG観戦闘争&ねぶた3日め
→7日(水) ねぶた海上運行・花火大会&ナンパ闘争大破産編
→8日(木) 帰還編

※ご本人たちからのご指摘により訂正&後日談を掲載しました(2002.10.15)
訂正1  →訂正2&後日談



8月2日(金)〜3日(土) あおはる移動編

 今回も去年と同じ行程で移動。だがしかし、トラブルまでまったく同じになろうとは、誰が予想できたでしょうか!(笑)。

 この日は出向先での仕事を早々と終え、実家に母を迎えに行き、さらに我が家に寄ります。我が家と実家はD2D(笑)で30〜40分程度、新宿へ向かう、という目的からはえらくムダなルートですが、これは「母の荷物が多い」 「父が死んでからはじめての旅行で、1人で戸締りして家を空けるのを不安がっている」という理由で実家に行かねばならず、かつ実家には化粧したりレディース(とわかる服を)着ていったりするのを固く禁じられている(涙)からです。
 そんなわけで、19:30に実家着、20:10に実家発、20:45に我が家着。身支度&化粧して、21:30に我が家を出て、一路新宿に向かいます。
  …といっても、MLえちごは新宿発23:09。えらく早めの出発なのですが、実は母を連れて岐阜屋に行く、という任務があったのです(笑)。
  岐阜屋といえば、かつてアイドルマニアたちがたむろしていた店。オトコ時代からちょくちょく行かせていただいて、今ではすっかり中国人の店員のみなさんにかわいがっていただいてます(笑)。
 母の感想ですが、思い出横丁独特の雰囲気は既に解説済みだったため特にない模様^^;;。しかし味には衝撃を受けたようです。いわく、「下世話な味でしかないのになぜかおいしい。」と。正直なところ、店員のみなさん、けっこう大雑把に作っておられるのですが(爆)、手際のよさが相当にプラスに作用していると思います。
 こんなところを読んでるみなさんはとーぜん既にご存知だとは思いますが(笑)、新宿西口に行かれた際、ぜひ寄ってみてほすぃいです。

 なんて感じで、22:50まで粘ってから新宿駅へ。生涯3度目のMLえちごは夏季特別9両編成で、読書灯がありません。客席は6分くらいの埋まりですが車内アナウンスは「満席です!」を繰り返し。
 さっそく、缶ビール飲みながらLOOXで32kパケット通信開始。さすが首都圏の線路付近(つーか上)、走行中でもほとんど切れません。
 大宮を過ぎると検札。今回は、あらかじめびゅうプラザ(旧旅行センター)で大宮→高崎を購入済みで、新宿→大宮は自動券売機で購入、高崎から先は18きっぷ、という算段。こうすると、直接新宿→高崎を買うのに比して1人あたり160円も安くなります。本当は大宮−高崎間、新宿ー大宮間をさらに2分割ずつすれば20円安くなるみたいですが、マニアじゃないのでそこまではしません。(このあたりのカラクリは→こちらに詳しいです

 25時過ぎの高崎で座席は埋まり、駅前のコンビニで追加のビールを調達(註:本当はこれはJRのルール違反です)。今回は家族連れと中年女性グループが多かったですね。
 さすがに前日の疲れが出たか、ビール飲んだらおねんね。気づいたら新潟に着いてて、またうとうと。定刻の5:58には村上着で、母親の重い荷物を持って地下道を走ります。先頭車両で1ボックス確保して、足を伸ばしてふたたびうとうとしたのですが…
 母親が、なんか異様に不安そうな表情で起こしてきます。 聞くと、「大雨で列車が止まっている」とのこと!
 う、うけけけけけ(笑)。 なんでまた、去年と同じ時期に同じ羽越本線で同じ理由で列車が止まるんでしょうか。思わず笑ってしまいます。
 が、母親はそれどころじゃありません。いずみが「じたばたしたって動かないから待ってるしかないよ」と、去年の経験からお気楽に構えていることに対し、腹を立てまくっています(笑)。挙句の果てには「青森までタクシーで行こう」とまで言い出す始末。そんな、明らかに6ケタ行く上に、このまま待ってるのより遅い可能性だって低くないと思うんですが…^^;;。

タダ券比較
今年のタダ券 今年のタダ券
今年 去年

 怒り不安にうち震える母親を完全放置してまたもや睡眠をとりつつ(ひでー親不孝)、酒田に1時間30分遅れ、10時前に到着です。駅ではさっそく、去年もらったのと同じものが、しかも今年はハンコのとこまでコピーで出てきました→。さらに、去年たしかに酒田で見かけた、全長1m以上はあるロケットの模型を抱えた日大理工学部宇宙航空研究会らしき集団までいます。もうこうなるとネタですね(笑)。
 酒田からは特急いなほ1号、というのも去年と同じですが、この集団がホームに残って並ぶため、自由席が取れないことは確実です。ということで、いちおうタダ券(笑)2枚は確保した上で、母親をスポンサーとして(笑)秋田までの指定席を確保。無事取れたので、駅構内のコンビニ併設のカフェテリアで朝食タイムです。早速発泡酒を飲むいずみ(笑)。レジのおじさんに笑われてしまいましたが、アルコールの魅力の前にはそんなの関係ありません。

 あとはまったく去年と同じ行程。1つだけ違ったのは、秋田で、去年どこに止まるかわからず不安だった2番ホームに、ちゃんと停車位置を示す札がかかっていたことです。これで安心して最先頭に荷物を置き、ホームのベンチでひたすらLOOXで通信(笑)。
 入線後、きっちり車端の席を確保。弘前で激混みも予定のうち。
 電車は3分遅れで青森に到着です。



8月3日(土) ねぶた偵察編

 青森では、現闘本部長が車でお出迎え。さっそく母と2人で伺って、本部長のご母堂と飼い犬風子ちゃんにご挨拶し、電車の遅れを回復すべく、ただちにヒラメとホタテのお刺身をご馳走になります。とてもおいしゅうございます。
 本部長はそのまま、別の人とハネるため出発。いずみと母も車で送ってもらい、母の宿泊するホテルの近くで下ろしてもらいました。ホントに何からなにまでお世話になりっぱなしです。
 本部長に特別のはからいでとっていただいたのはやや高級なビジネスホテル。ふだん一泊5,500円のところが、ねぶた特別料金で倍の11,000円です(笑)。
 母のチェックインを手伝いますが、というか、母はチェックインというものをしたことがないので、いずみがサポートせざるを得ないのですが、フロントに初心者質問を乱発し、おかげさまでスタッフのみなさんにきっちり覚えてもらえました(笑)。これで何かあっても一安心ですね。って喜んでいいのかどうか非常に微妙ですが。^^;;
 部屋に着いても、ドアの開け方からキーを使っての照明のつけかたまでいずみが手取り足取りサポートいたしました。

 荷をほどいたら、すぐに2人でねぶた見物。付近をだらだら歩きながら鑑賞します。
 母は日舞やら長唄やら三味線やらを教えている人なので、ねぶた囃子やハネトの浴衣着付けや踊りを厳しくチェックして、「あぁ、これは××××だね」と専門用語を乱発してナットクしています。でもそんなの聞いてもこちとらわからないっつーの^^;;
 いずみはいずみで、昨年は観られなかった子供ねぶた(ちっこいやつ)を多数見れて楽しかったです。

 母もいろいろ収穫があったようで、終わりを待たずに満足げにホテルに戻りました。
 で、チェックインしてまだ2時間しか経ってないのに、自分の部屋を忘れてるときましたこりゃ。で、玄関で「どこだっけ?」などとぶつぶつ言いながらフロントに行くと、スタッフは黙って母のキーを差し出しました。あー完全に覚えられたねこりゃ。(笑)
 まぁ、よく考えれば、ご老人ならこんなのアタリマエだから、別に母が特別アレだ、ってことはないでしょう。ただ、ふだんのしゃべりがいずみよりもさらに大声だ、というのはあんまり老人じゃないと思うですが。。。(^^;;)

 母と別れ、いずみだけお世話になる現闘本部に戻り。LOOXでチャットしながら(笑)飲み。2時半に就寝です。



8月4日(日) 住基ネット反対闘争&ねぶた1日め

青森ビブレ前 今回のねぶた闘争は、リアル闘争を青森で行う、というトンデモな任務を含んでいます。
 なにせ翌5日から、世界でも数例しかないという、完全に世界の趨勢に逆行した、11ケタの国民総背番号をホストコンピュータで一元管理するという住基ネットが立ち上がります。この間、遅ればせながら立ち上がった反対運動にかかわってきて、市民運動圏にはじめてトランスジェンダリズムを持ち込んだいずみが、肝心の稼動日およびその前後に東京から逃亡する、というのは、いくらこちらの予定を先に決めてあったとはいえ、あまりにあんまりです(といっても稼動日自体はさらにその前から決まってたですが^^;;)。
 そんなわけで、ちょうど実行委で呼びかけていた「全国一斉キャンペーン」に応える形で青森で情宣しましょう、と問い合わせたところ、有志から「OK」とのありがたいオコトバ。

東奥日報 そんなわけでこの日13時から1時間にわたり敢行した情宣活動。レポートは、実行委サイト内の報告ページに出ています
 そちらにも貼り付けてある、いずみがハネト正装でビラを配ってる画像は左上のとーりですが、さらに、地元のテレビニュースで映った(未現認)他、翌日の新聞では完全晒しageに。とりわけ、東奥日報には→こーんな恥ずかしい記事が…(笑) 「ねぶたのハネトの衣装で住基ネット反対を訴える実行委の米沢さん(左)」って、金髪で「(左)」だもんなぁ…(笑)
 ともあれ、ビラのはけもよく、青森の反対運動のささやかな第一歩に貢献できた、ということで、東京からの逃亡も少しは免罪される…といいなぁぁぁぁ....^^;;

 話が前後しますが、この日の朝、いずみがグースカ寝ている最中に、北海道の仲間がフェリーでかけつけていました。情宣が終わった後、情宣に出た仲間や本部の親戚筋のみなさん、それに母も交え、恒例のバーベキュー闘争。北海道から持ち込まれた、生ラム肉や手作り野菜、大変おいしゅうございました。母はラム肉は好まないクチなのですが、それでも喜んで食べていました。においも味もぜんぜん違うんだもん。

 おいしかったバーベキューの後は、いずみにとって今年1日めの、母にとって生まれてはじめての、ねぶた闘争です。あ、母には「闘争だ」なんて意識は皆無ですね。^^;;

1日め・記念写真

 ハネト志願者は全員着替え、まずは記念撮影。なんかいずみが焚火ハチマキしてますが、これは単なるヘアバンドであって、焚火復帰の意図はまったくございませんので念のため。他の仲間は当然顔出しNGですが(笑)、母も「インターネットに絶対出すな」と言ってるのでぼかしておきますた。
 ちなみに母の浴衣は自前です。わざわざ東京から持ってきたので大変でした。いずみが。^^;;

1日め・母子  1日めに入ったのは、市民実行委員会(大口スポンサーなし)のねぶた。ハネト部隊とねぶたの間にお囃子部隊が入る隊列です。
 さっそく気合い入れて「らっせーら」。母もハネてますが、なんつーか、よくも悪くも日舞やってて、流れるように踊っていてダイナミックさはない。後で母に尋ねたところ「女のおどりはこうなんだ!」と小一時間説明されました(ウソ)。 

 これを撮ってくれた北海道の仲間、撮影がうまい! デジカメで、ちゃんとハネてるよーに見える撮り方はすごく難しいのです。

1日め・劇場ハネト(っていみふめ)   と、そこにテレビカメラが! 急に張り切ってハネるいずみママ(爆笑)。ったくしょーもねーなー、つーか、この親にしてこの子あり、つーか。トホホ。(笑)

※一応訂正
いずみママいわく「このカメラには気づかなかった!そんなことするわけないだろう!」(激怒)だそーです。うーむ^^;;

 かくしてハネ終わった1日め。省エネ舞踏でぜんぜん疲れてなさそうな母をホテルに預け、3人で戻ってインターネット話をひとしきりしつつ、世は更けていくのでした。



8月5日(月) ウニ丼闘争&津軽民謡&ねぶた2日め&青森ナイトライフ

 この日は結果として超過密スケジュールで動きまくり。
 しょっ端は、前日、突然決まったウニ丼闘争です。
 夕方のバーベキューで、「青森の魚介は新鮮で安い」という話から発展して出た「ならウニ丼食べに行きましょう」。都会で食べる生ウニは、型崩れ防止用にミョウバンが使われてます。そーじゃない、100%前向きなウニを、たっぷり、食べてみたい。だからいずみはすぐに賛成したのですが、母は「コレステロールたまるからなぁ。。」などと思いっきり「おもいッきり症候群」みたいなことをぶつぶつ言っていました(笑)。でもそしたら別のものを食べればええじゃないか、ということで、本部長のご母堂も交え、5人で決起したわけです。

 2台の車に分乗し、浅虫温泉から青森市を抜けて夏泊半島へ。かつては山道しかなかったそうですが、今でもそれなりのワインディングロードを抜けて半島の北端に到着です。磯辺の中にところどころ砂浜がある、といった趣で、じもてぃと釣り人とオートキャンパー以外にはあまり知られてなさそーな、静かな一角にお目当ての食堂がありました。
 何せ目の前の海でとってきた魚介を、そのまま店の前の生簀にゴロゴロと投げ込んで、注文が入るとそこからとってきて調理、つー新鮮さ。しかも値段が、ウニ丼定食1,500円つーのはどういうこったい!状態。ついでに刺身盛り合わせも頼み、アワビ刺し、アワビ肝刺しまでもいただき、この世の天国状態でございました♪

 大満足の後、市内に戻り棟方志功記念館へ。これは母の希望だったのですが、いずみは「棟方志功って誰ですか?」状態で大笑い者にされました(しゅん)。で、ともあれ版画には感動。で、横っちょに洋画も飾ってあるのですが、どーも勢いがない。こりゃ棟方センセ、洋画は思うように表現できず版画に転進か?などと北海道の仲間と勝手な談義。ひでー(笑)。


 さらにその後。今度は急遽、津軽民謡のお店「甚太古」へ行くことに。
 ウニ丼(母はホタテ丼)食べてるとき、江戸長唄三味線と津軽三味線の違い、みたいな話になって、んならライブ聴きに行きませんか?てなことで、翌6日に行く予定で考えていたところ、電話してみたら「今日も明日も満員NG」とのこと。そりゃねぶた期間中の、ねぶた運行前の時間だもん、ふつーは入れないよねぇ、なんてあきらめつつあったにもかかわらず、ここでじもてぃの本部長、めげずにtough negotiationでなんと本日夕方4名様の予約をねじこんでしまったのです。(驚)
  わ〜い(^o^)

 ということで、そのままハネに行くつもりで正装に着替え。雨が降り始め、徒歩で移動の予定を急遽タクシーに。これでハネられるのだろーか、と不安(ちなみにねぶたはどんな豪雨だろうが運行します、ハネます。(笑))のよぎる中、「甚太古」に。
  どーやら、団体客用の2階の片隅、ステージ(になるスペース^^;;)からいちばん遠いとこではありますが、混ぜてもらえる模様です。

 んで、味的には今0.5くらいの(^^;;;;; それでも東京で普通に食べるよりはおいしいっすよ)料理をいただきつつ、お酒のみつつしばし待つと、待ってました、高橋竹苑の登場であります。もう、登場から酔っ払いや赤ん坊もいる団体客をいじりまくってます。だけでなく、どこでどう察知したか本当に不明なのですが、母に「三味線やってますか?前来て見てくださいよ」(標準語に翻訳済)なんて声かけてます。さっそく最前かぶりつきに行く母。うーむ、なんでわかったんだ?
 ライブは、おしゃべり(薀蓄話+客いぢり)の合間に演奏、というスタイル。今回はねぶた特別企画ということで、いつもはたくさん受け付けるリクエストを控えめに、特別出演の踊りの姐さんも登場してました。
 もともと三味線は、弦楽器でありながら打楽器的要素もあるわけですが、津軽三味線つーと、ばしばし叩く打楽器的用法を思い浮かべがち。しかし、竹山流は叩きではなく弾きの要素が強いです。とまぁここまではネットで検索してもすぐ出てきます。が、その理由なんですが、これが非常に「なるほど」でして、つまり「視覚障害者」だった竹山は家々を三味線弾いて回ってお米をもらい、それを物々交換で他の食べ物に換えて生計を立てていた。ところが三味線の糸は物々交換では手に入らない。だから糸が切れやすい、叩く奏法は使えなかったのだ、と。同じ理由で、一般に津軽三味線は太棹だ、つーのが常識ですが、抱えて何軒も回るために必ずしもそーじゃない、と。
 いやー深い。深いよ。単なる文化教養の類の江戸長唄とは話が違いますね。(もっと深いお話など→こちらで
 竹苑曰く、つーか単に客の中の約1名(笑)に対してのトークで、「私たちは芸術じゃなくて芸能ですから」(標準語に翻訳済)と。だからこそ、後半になって酒が深くなり少々騒ぎ出した団体客に、北海道の仲間が超ドスの利いた声で「うるさいよ!」と恫喝して注意してましたが(笑)、確かにうるさかったのでこれはまったく正当ですが、あの後でも竹苑はきっちり酔客を捌いたんじゃないかな、と夢想してみるのでした。

 いやーとにかく感動した。正直、興味はあったんですが、こんなに感動するとは思ってもみませんでした。
 で、ライブ終了後、先ほどの恫喝注意のご機嫌伺いか、「今日は踊られるんですか?」と尋ねつつこれから観覧桟敷に向かうであろう団体客を軽くあしらいつつ、4人で秘密の謀議。その結果、11月30日(土)夜に、新宿歌舞伎町(爆笑)で何かが起こるらしい(猛笑)ことが決定いたしましたです。お楽しみに。(って誰が楽しみにするんだYO!)


 お店を出るころには雨もあがり、なんて運がいいんだ状態で、ハネト2日めはまず青年会議所の部隊に潜入、途中で東芝・に組部隊に移動、という戦術が提起されました。
 青年会議所の方は普通でしたが、途中、沿道のテントで悠長に観覧する森前総理をハケーン。くそー、「住基ネット稼動反対」パフォーマンス準備しときゃよかった。。。(ホンキで残念)
 続いてのに組では、トラメガを持ったスタッフがハネトを煽ってます。

「みなさん、まだまだ行けますか〜!」「オーッ!」
「みなさん、元気見せますか〜!」「オーッ!」
「みなさん、活き活きしてますか〜!」「イッキイキ!(・∀・)イッキイキ!」 ←フィクションです
「では行きましょう!らっせーら、らっせーら」「らっせーらっせーらっせーら!」

 いやーこりゃいいですね。ハネるペース・タイミングもうまくつかめるし。
 明日もここに入る、に一票。

 さて、母を見送ってここでおしまいかな、と思ったのですが、まだまだ夜は長い。

 ここで本部長から「飲みに行く!」という提起が。で、つれられるがままに入ったらそこは「PJ」というスナック。
 ママのメグミちゃんは、かつて本部長がたまたま道端で助けごとをしたのがきっかけでそれいらい交友関係にあるとかで、ボトル入ってましたのでそれで飲み。「昨日からヘルプで来たんです。よろしく」とのことで登場した、あまりに初々しいハルナちゃん(19)を少々いじりつつお話。やっぱり渋谷には行ってみたいそうです。これからびしびし鍛えられて、水商売になじんでください。ガンバレ!と(^o^)
 それにしてもメグミちゃん、いずみの前で「札幌のニューハーフクラブに行って〜♪」「玉取ってます、なんて勝手に見せてくるんですよ!」なんて話を平気でするとは気合入りすぎ(笑)。本部長に「キミにはデリカシーがないのか!」と言われて「何??」ってキョトンとしてていいんかい!!(爆笑)

※訂正&後日談
 新人さんのお名前はハルナちゃんです。ご本人からご指摘を受けました(^^;;)。当初ここで「カオリちゃん」と書いてましたが、酔っ払いの記憶違いですので平にご容赦をm(__)m
 また、メグミちゃんからは「わかんなかったよー、すみませーん」とのお言葉が伝わってきております。(^^;;)

 他のお客さんにメグミちゃんが取られちゃったので(ってそりゃママだからしょーがないよ(笑))、しばらくハルナちゃんと遊んでからバイバイ。で、帰るものだとばかり思ってたらすっかり深酔いした本部長、「次行くぞ!」で行ったところが音楽酒場的な「MOJO HAND」。でなぜかいずみが独演会で、「J-Blues Battle」なんてひどひどな(笑)すばらしい(藁)アルバムの話から、ビーイング入社試験話まで一方的にしゃべる。ってことは、記憶こそあるもののいずみも深酔い状態だったってことね。^^;; で、母譲りの(笑)大声でのトークを聞かれたせいか、ママさん(でいいのか?)から「J-Blues Battle Vol.1ありますよ〜。かけましょうか?」といわれる始末。^^;;

 結局「もう酔いがヤヴァイ」ってことでそれはかけず、北海道の仲間が「おなかすいた」ってことで〆はラーメン。「めん工房 龍」ってとこで、青森では有名店です。味は、うーん、もちろんおいしいんですが、評判ほどいいかな?というのは正直な感想。それよか、ただのラーメン屋なのに伝票になぜジェンダーチェックがついてるんでしょうか?何か必要あるんでしょうか??「男2女1」だったんで個人的には許すけど。(←ダブスタ(笑))

 ラーメン屋で本部長に電話が。某人権を侵害するグループ(笑)の仲間が今、東北道を北上中とのこと。すばらすぃぃ〜(^o^)



8月6日(火) ユニバG観戦闘争&ねぶた3日め

 なぜか二日酔いにはならず、起床してから、総出で市場に。
 いやー、青森の市場、魚安すぎ。こりゃー食費東京の半分で済みそうだぞ。もっとも冬のコストはずいぶん高いと思いますが。。。
 で、本部長一家いきつけの魚屋さんで「あんたテレビに映ってたよ」。 もち、おとといの反住基ネット情宣です。(笑)

 市場から戻ってくると、人権を侵害する仲間(なんかヘンな通称だな(笑))が到着。
 一方、北海道の仲間は所要で急遽帰還が決まり、午後のフェリーで北海道に戻ることに。
 ということで、ここでスペッシャル企画として、「いずみちゃんナイト10」ダイジェストビデオ上映会を敢行。絶対に紹介できない場面も含めて鑑賞しつつ、北海道の仲間をお見送り。そして、次なるウルトラ企画として、某宗教団体所属の有名芸能人出演萌え萌えビデオ&あの非売品ビデオ「私がアジアを救う!!」の上映会が行われました。
 もちろん後者、ユニバGでおなじみ、大神源太アニキ主演のナイスなビデオ。フィリピンの山奥に入り、100%天然のバナバ葉を見つけ出す、というストーリーなんですが、他のスタッフはみな軽装、ヘビやワニなんかがアニキを物陰から狙う、カメラのアングルはなぜか一行より先、朝起きると上半身裸で意味のない懸垂、と、要するに往年の「水曜スペシャル」川口浩探検隊と同じつくりなんですね(笑)。しかも冒頭では、ヘリコプターから山村の学校に降り立ったアニキが、先生・生徒一同から大歓迎されて記念講演、しかしその背景について一切説明なし、という非常に謎な場面が延々(シーンの断片から推測するに、その学校にAV機器を寄付したっぽいですね)。エンディングは「アニキをアニキと呼んだスーパースター」ジャン・クロード・バンダム主演のユニバG CMのメイキングなのですが、パッケージには「主演:大神源太 ジャン・クロード・バンダム」って書いてある(笑)。
 うーむ、青森まで来てすごいものを見たもんだ。 (笑)

 夕方、関西から若い仲間が多数来る、との噂もあったですが、結局バイクでの到着が遅れて合流できず。
 我々だけで3日めの準備です。

3日め・記念写真

 いずみのお腰が、ついに一線を越えました。(笑)
 まさに2chで「がんばれいずみママ」と書かれた(こちらの630)そのママ(本物)が、「そんな脚じゃオマエ関取だ!」と禿しくぶーたれてます。(笑)

3日め・がんばるいずみママ(笑)

 これはさしずめ「がんばるいずみママ」。(笑)

 3日めもに組に入ったんですが、若い人が多い。で、いずみはこのお腰からして、そーとー若い組と誤認されることになってしまい、どー見てもteenagersな女の子たちの一群に「らっせーら」を激しく仕掛けられてぜいぜい状態に陥りますた。。。(>_<)

 で、ハネはじめに、ようやく関西の仲間と合流。みなさん、全員が学生で、異様に若いです。
 学生のみなさんはこの後、本部にやってきて、夜遅くのバーベキュー。なんとうち2人は、2月の有事法制反対集会で上京し、デモの後いずみと飲んだということでした(笑)。って言われて思い出しました^^;;。例によって記憶力悪し。(u_u)
 そんな感じで学生の諸君らとしばし交流。関西の運動圏の貴重なお話を聞かせていただきますた(爆)。周囲は完全に住宅地だとゆーのに、1時までバーベキューは続き、学生たちはその後「青森のナイトライフぢゃぁぁぁ〜〜!」とばかり繁華街めざして闇に消えていきました。若いってうらやましいねぇ。いやまぢで。(老体もーど)



8月7日(水) ねぶた海上運行・花火大会&ナンパ闘争大破産編

 この日は昼間の運行はパスして、人権を侵害する仲間と散歩したり、マターリと過ごしました。
 そして夜は、去年見れずに楽しみにしてた、花火大会&海上運行見物です。青森港を、いかだに乗ったねぶたが運行し、その合間に花火が上がる、というすばらしいものです。
 これを、かつて青函連絡船として活躍し、現在は記念館として係留されている八甲田丸の甲板から眺める、というぜいたくなひととき。観覧代に豪華弁当(量がかなり多い)+飲み放題で7,000円はそんなに割高感もありません。
 だがしかし、開場の1時間前に到着してみればそこには既に長蛇の列。そら、席取り方式なんだからそーなって当然です。花火もねぶたも両方よく見える場所はきわめて限られてるんですから。

 結局、我々は階下のトイレに行く階段のまん前、旧操舵室のすぐ裏側をなんとか確保。ここからは、花火は操舵室越しにしか見えないものの、海上のねぶたはバッチシ見えます。

花火

 海上で打ち上げられるシンプルな花火。 ねぶたへの花添えとして非常にすばらしかったです。

 これは階下に降りて撮ったもの。デジカメだとよく撮れません^^;;

海上運行するねぶた

 いやーすごい。すごすぎる。

 ねぶたが載ったいかだには、お囃子隊も乗ってちゃんと同じ音出すんです。
 これが海上を何台も何台も連なって進む。まさに壮観のひとことでした。

 いいものが観れました。こりゃ、来年もこの海上運行まで見尽くすっきゃないね。

 そいでもって、この晩は本部長、ナンパです。(爆笑)
 我々の近くにいた、埼玉出身の20台半ばのジミめの2人組にさっそく声かけ。見事成功し、なぜかいずみ&いずみママまでくっついて(笑)、「まんぷるず」つー居酒屋に。
 んでもって、酔っ払いまくったいずみ、またも本部長の意向を無視してしゃべりまくり(笑)。とりあえず「私36でーす。こちらは67でーす。」と親までネタにしてえらく驚かれて「しでかし成功」状態。もうナンパでもなんでもないねこりゃ。
 挙句の果てに、途中で母を送ったのですが、わずか150mほど歩いて母をタクシーに乗せたはいいが、戻れない。(笑)財布もケータイも持ってきてない。(猛笑)
 結局小1時間後、記憶に残っていた派手な看板を思い出し、その近辺の店にかたっぱしから突入してtrial&errorで見つけ出し帰還するも、そこには既にオトコ2人しかいない(笑)。「しびれを切らして帰っちゃいましたよー」と内心怒りまくりの本部長。苦笑いする人権侵害仲間。
 途中、心配した本部長はホテルの母に連絡。あわてた母は本部に電話、真夜中にご母堂をたたき起こしてしまう、という事態にまで発展し、全員を巻き込みまくってしまいますた。。。
 正直、スマンカッタです。。。m(__)m



8月8日(木) 帰還編

 いろいろあった青森ねぶた闘争も、この日は帰還のみ。
 母と合流し、ものすごいにわか雨でずぶぬれになりながらもおみやげと津軽民謡カセットを購入し、スーパーはつかり→東北新幹線という豪華プレイ(sponsored by いずみママ)であっと言う間に東京に戻りました。
 「暑い」。 東京駅を降り立って、ソッコーで親子揃って出てきたコトバです。^^;;

 現地で集ったみなさん、そしてなにより現闘本部およびご母堂、本当にありがとうございました。またまた図々しくもお世話になりました。

 そして、ここまでちっとも触れませんでしたが、母と2人で、トランジションした状態で旅行ができたことは、途中さんざん旧名で呼ばれたり(笑)「彼」呼ばわりされたり(笑)したとはいうものの、とても感慨深いものでした。
 おそらく、これから毎年、母とはこの状態で旅行ができるようになると思います。
 そして、その中で、母の、いずみへの接し方が少しでも変われば言うことナシですが、それができなくても、せいいっぱい気持ちよく、堂々と付き合っていけるんじゃないかな、と。母と。

 さぁ、来年もがんばるぞー!(笑)


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