ポルトガル旅行アルバム(5)



17日 シントラ→ケルース→リスボン

 今日は出発が8時と激早。6時には起床。
 そして私はなぜか、部屋の中でCoCo「EQUALロマンス」の振りの練習を(笑)。もちろん、5月20日に行われた(この時点では「行われる予定の」)ごくらくッ娘5のライブでこの曲を歌い踊るからです。
 だがしかし、ここで予想だにしなかった邪魔者が。
 そう、いずみママです(笑)。「ヘタクソ!」「おまえ、どうせそんな練習してもヘタなままなんだから、私の話し相手をしろ!」
 …ワタクシ、さすがにこの朝だけはブチ切れました。くそー、やっぱり夜、母親が寝てからにしよう…>練習

 そんなわけで、2時間ほど走ってシントラへ移動。

ムーアの城車窓から 山の上の城は8世紀にイスラーム勢力が築いたムーアの城

 シントラ王宮内部は撮影禁止のため写真なしです。土曜日ということもあって見学客多数、待たされますがすぐ後ろに日本のパックツアー客。なんかこういうところで日本からの別グループに会うのはちとつまらないキブン(勝手な話ですが)。

 で、ここで昼ごはんを食べてからお買い物。あんまりおみやげ買う意思もなかったのですが(笑)、フト、超かわいいリュックをハケーン! あと、かわいげな青いキャミ(kids Lサイズ)もハケーン!
 リュックは、ジッパーが異様に巨大なのと、背面が羊皮になっててポケットにサクランボがついてるやつで、ものすごくかわゆい。キャミも悪魔の絵なのですが(笑)かわゆくてナイス。
 ということでこれらを購入プレイしてみました。

 がここでもまたいろいろとあったですな、笑
 まず、キャミを買おうとしたら、先客で、1人で同じパックに参加してたおじさんが、娘や孫への買い物をしてたところ。私はかまわず買おうとしたんですが、母がこれをなぜか制止。「××さんがいるじゃないか!」…って、別に何か困るんですかね?(笑)
 あと、リュック買った後で、あまりに大きな袋だったのでバスの中で他のみなさんが「それなんですか?」と尋ねてきました。当然ながら見せびらかしプレイ。「まぁ、かわいい」と感心してくださるみなさん。私も「かわいいでしょ♪」なんて言ってたんですが、横でなぜか苦虫噛み潰してる母。なんでだ?(笑)

 さて、ここでパッシングの話でも書いておきましょうかね(笑)。
 まず大前提として、国内と違って戸籍性別記載のあるパスポート携行しているのでリスクはめちゃくちゃ高い。しかも、これまでの街中での様子から、胸が目立たないような服装の時はパスとかリードとか以前に純男だと思われている可能性が極めて高い(セニョールよばわりなんどかされた。ってよばわりもなにもないんだが(笑))。全般に背が高くない(平均身長が日本人より数センチ高いくらい?)で、実際、私より大きな女性って旅行中4人しかみかけなかった(まぁ日本よりははるかに多いけど)。だからトイレは念のため男子用に行くわけです。
 だがしかし、そうしてみるとなぜかものすごく大変なことになったです。特にとがめられはしなかったのですが、全員が全員じろじろ見る!キツイキツイ…
 まぁ、それは視線がキツいだけなんで、なんとかなるんですけど、じゃーってんで意を決して女子用に行くと、今度は視線あんましない(笑)。でもやっぱり何人かはじろじろ見てきますね。国内よりはずっと視線キツかった。
 でもまぁ、トータルでは、圧倒的に女子トイレの方が居心地はマシでした。
 ただ、パックツアーの同行者の中には私を男だと思ってる人が多かったわけで(笑)、当然ながらみなさんとはいっしょにトイレ行けなかったわけです。それが一番キツかったですね。(笑)
 一方、ピッタリしたTシャツ着てたときは、何度かナンパされたりして(笑)、まぁ女に見られたかも。わからんけど(笑)。
 やっぱり胸重要だね。

 さてさて。その後、あまりパックツアーでは回られることが多くないらしい、18世紀にできたケルース宮殿に移動。

ケルース宮殿ケルース宮殿 ヴェルサイユ宮殿のパチモンらしいです

こどもたちがパフォーマンス城内いたるところで、当時の生活を模したパフォーマンスやってました。フラッシュ禁止なので手ブレしててスマソ

外の広場が大変な賑わいなんだか外の広場が大変な賑わいです 露店が出てます

馬車がやってきました馬車がやってきました

お祭りだったんですねお祭りだったんですね すごいときに来訪できました

 聞けば、今日は偶然にもお祭りだったとか。
 露店の人、みな18世紀当時の服装だったのですが、これ、全部地元民で、かつ自前の服だそうです。
 すごいなぁ。

 そいでもって夕方にはリスボンに戻ってホテル入り。
 自由時間がかなりあったので、母を残して私は数km先のパワーセンターに出かけ、インターネットカフェ(30分1.5ユーロですがたぶんT1回線で速かった!)に入ったり、お土産搬送用の旅行バッグを買ったりのプレイ。

 さて、ここでポルトガルのみなさんのファッション模様の報告をば。(このページ、画像少ないんで埋め草ってことで^^;;)
 ポルトガルの女性たち、とりわけ若い人たちは、ほとんどスカートを履いてません。7割はジーパン。
 あと、8割くらいはすっぴんでした。紫外線強いのに(私はかなり焼けました)。
 次の日に現地日本人ガイドさんに聞いた話では、15年くらい前に急速にそういう現象が起こったとか。これは、マクドナルドやコカコーラが流行り出したのと同一時期、テレビがカラーになったのと同一時期、ポルトガル映画ではなくアメリカ映画が観られるようになったのと同一時期、男性の長髪が一般的になったのと同時期、ということで、日本の30年〜20年前くらいに起こった変化が一度に15年前にあった、ということみたいです。
 それにしても、これは西洋特有なのかもしれないけど、若い女性でけっこう、胸なくてお腹出まくってる人いましたが、みなさん平然とヘソ出しです。つまり、ファッションは自分をどう表現するか、であって、他人からどう見られるか、ではないんですよね。視点が違うというか。
 私も、そういう視点で、ノンパスをこれからも貫いていこうかな、なんて思ったりして。笑

 さてさて、夜は遅くなってから、ポルトガル民謡、ファドの見物に出かけます。

民族舞踊民族舞踊です

ファドファド。計4人の人が歌いましたが、後ろに行くに従ってうまい人が出てくるのが、たぶん誰が聞いてもわかる感じでした

 音楽的にはぜんぜん違いますが、歌唱法とかけっこう日本の民謡に似てそうな感じでした。


18日 リスボンへ

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