ポルトガル旅行アルバム(6)



18日 リスボン市内

 今日は午前中がみんなで市内観光、午後は自由行動であります。
 まずは西の方を集中見物。

ベレンの塔ベレンの塔 16世紀に建てられた、テージョ川を往来する船の監視塔

ベレンの塔地下に監獄があって、水牢状態になるとのこと

発見のモニュメント発見のモニュメント これは40年前にできたもの

世界地図の中の日本大航海時代の世界地図が地面に いちおー日本 四国や九州がちっこいね

発見のモニュメントとにかくデカい

ジェロニモス修道院ジェロニモス修道院 16世紀のブツ 最近大掃除してはじめて白色だったと判明したそうです

回廊回廊 広い!

回廊 2階テラス部分から撮影

ミサ中日曜なのでミサやってました 左側にはヴァスコ・ダ・ガマの棺がありました

 さて、そんなわけで市内に戻ってから自由行動です。
 母に希望を聞いたところ、「地下鉄に乗りたい」。しかも「明日朝が早いので4時には戻りたい」。かつ「あんたも6時には戻って来い」。
 …って、そんな神経質になってどないすんねん(苦笑)、といいつつエスコートする立場としては言うことを聞くしかないわけで、とりあえず2時間だけ母親を連れて、そのあとは1人で、ひたすら乗りつぶしプレイをすることにしました。(大笑)
 先の修道院の近くのキオスクなど、きわめて限られた場所でしか売ってない、バス・路面電車・ケーブルカー・エレベータ・地下鉄の1日券を2.75ユーロで購入。

 まずはケーブルカーです。

ケーブルカー お代は片道1ユーロで、地下鉄よりぜんぜん高いっす

ケーブルカーの中ケーブルカーの中はこんな感じ ロングシート木製です

途中から上まで複線下は単線で、途中から上まで複線、という変則システムです

終点終点まで登りつめました

 続いて、すぐ近くのエレベータまで歩いて移動です。

廃線リスボン市内は至るところ路面電車の廃線跡ばかり

公共交通機関としてのエレベータ公共交通機関としてのエレベータ ちなみにバス・路面電車と同じ事業者が運営してます(地下鉄のみ別事業者 両者の共通乗車券はあくまでも「外国からの観光客向け」という位置づけのようです)

エレベータのりばエレベータのりば

車掌さん、なのか??中は木製 これ、やっぱし車掌さん、なのか??

のぼりつめたエレベータを降りると、上の機械室のさらに上が展望台になっていました
アルファマ地区を見渡します

補修工事中このエレベータは本来は単に上の展望台に登るわけじゃないす
補修工事中の教会を通って、丘の上に行けるわけです

通行禁止ただし現在はまさに補修工事のために出口側が通行禁止(笑)
結果として、これは単に観光用で動いてることになります

 そしていよいよ地下鉄。エレベータの近くの、Baixa-Chiado駅から乗車であります。

Baixa-Chiado駅入口Baixa-Chiado駅入口

車両まずは帆船線(すごい名前だ)で1駅戻る
ちなみに車両はシーメンス製VVVF車だ!

自動改札帆船線の起点、Cais do Sodre駅の改札
自動改札で、すごく特殊。正面横からチケットを挿入すると、上の方からチケットが出てきて、それを取ると扉が開く

なお休日は、「障がい者」用入口が無人になっていて、じもてぃはみんな無賃乗車しまくりだったぞ!(笑)

Cais do Sodre駅Cais do Sodre駅の駅標
どの駅でも、隣駅の表示はありません

駅構内構内は広いです

Alameda駅帆船線を途中のAlameda駅で下車

Alameda駅ここから東洋線(というのもまたすごい名前)に乗り換え

Oriente駅Oriente駅 これで東洋線完乗

終点の先の車庫集電は3線軌条方式
全終端駅とも、先が車庫になっていて、車両はすべてここまで回送されます

Olaias駅ホテルの最寄り駅、Olaias
ここで母を降ろしました

Olaias駅構内ひときわデカい、Olaias駅構内

Telheiras駅入口そいでもってAlameda駅まで行き、帆船線の残りを完乗
帆船線終点のTelheiras駅入口

Telheiras駅入口前の団地駅前の団地 新興住宅地なんですね

Telheiras駅構内Telheiras駅の駅標

Telheiras駅最新開業駅らしく、最も近代的に見えました

車内電車の中はこんな感じ

Campo Grande駅Campo Grande駅まで1駅戻ります ここは地上駅です

ひまわり線車庫ここはひまわり線の終点でもあります 車庫です

ひまわり線ホームひまわり線ホーム

Campo Grande駅ホームCampo Grande駅ホーム

Rato駅一気に始点駅のRatoまで ここも広いですね

Rato駅前Rato駅前

Rato駅前の路面電車の廃線跡ここにも路面電車の廃線跡が

Rato駅駅標Rato駅駅標

Marques de Pombal駅1駅戻ってMarques de Pombal駅

謎の像ここでカモメ線に乗り換えです この像は誰? ヴァスコ・ダ・ガマかな?

Marques de Pombal駅カモメ線のMarques de Pombal駅駅標

Pontinha駅ここから一気に終点のPontinha駅まで

新興住宅地っぽいここも延伸部分で新興住宅地っぽい

吹き抜けで明るい吹き抜けで明るい駅構内

Pontinha駅駅標Pontinha駅駅標
ここから始点まで戻ります

Baixa-Chiado駅Baixa-Chiado駅まで戻りました これでリスボン地下鉄完乗!

さようなら、終着電車今乗ってきた電車の回送を見送る

またこれがデカい駅またこれがデカい駅

エスカレータを延々昇るエスカレータを延々昇ります ちなみにエスカレータは日本のよりはるかに速いです

Baixa-Chiado駅の外側Baixa-Chiado駅 最初に乗ったときとは反対側の出口です

やっぱり廃線跡やっぱり廃線跡

 さて、地下鉄完乗を果たしたわけですが、もう時刻は17時。ホテルまで戻る前に買い物もしなければならず、市電に乗るのはあきらめ、姿を追うことに。

現役の線これはまだ生きている線です

やってきたお、やってきた!

いわゆるLRTいわゆるLRT車ですね 3連接のVVVF車という代物
なんでも、ワンハンドルマスコンらしいです
この線だけ近代化されている模様

別のケーブルカーにも乗車時間が中途半端に余ったので、別のケーブルカーにも乗ってみますた

前乗ったのよりもローカルな感じ前乗ったのよりもローカルな感じ

クラシックな路面電車ホテルに戻る途中に目撃した、クラシックな路面電車
ポルトのとちがい、パンタグラフ集電です

 この途中で、かろうじて開いていたスーパーでビールやワインやイワシ缶を買い込んで、ホテルに戻りました。
 母が「ルームサービスでスパゲティを食べたい」とかわけわからんことのたまってたので、外に食べに行かず、ダイエッターの私(笑)はイワシ缶で済ませよう、ということだったわけです。


19日 リスボン→パリ→成田へ

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