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第2部は「ごくらくビューティー講座」。
某化粧品会社の美人美容部員として
某デパートで働く泉州人さんに
ごくらくッ娘の3人がメークをしてもらう、というもの。
最初に、泉州人さんから顔のイメージの解説。
女性の顔のイメージには4パターンあり、
自分の顔はどのタイプか、またメークでどのタイプになりたいかを考える。
パターンは主に顔の長さとパーツや輪郭で分けられる。
直線的 | 曲線的 | |
顔が短い | フレッシュで活発なイメージ ex. 松浦亜弥・上原多香子 |
若々しくてかわいらしいイメージ ex. Nちゃん |
顔が長い | クールでシャープなイメージ ex. 松嶋奈々子・Iちゃん・Rちゃん |
優しくて女らしいイメージ |
ここでRちゃんから「私はタレ目なんですけど、クールでシャープなんですか?」と質問。
泉州人さん曰く「切れ長で、フェースラインがスッとしてるのでシャープなんですよ」。
まず最初にメークしてもらうのはNちゃん。
Nちゃんの希望は「もっともっと若々しくなりたい!」
Iちゃんは「だってNちゃん20歳なんだから十分若いじゃん」とツッコむが
Nちゃんは「モアモア!」
これに対し客席からはヤヴァいツッコミが飛んでいたが割愛(笑)
この希望に対し、泉州人さんからメークのポイントがまず口頭で説明された。
1.肌は厚塗りにしないほうがよい つやを残した方がよい
2.目元が丸みがあって印象的
3.口元ももともと丸みがあるが、リップラインをアウトラインで描いてもっと丸くみせたい
4.チークは濃い目に入れる
5 .ハイライトは使わず、内側に寄せる感じ
6.眉が直線的で色が濃いので、ふんわりと眉山を強調しないようにちょっと太めに描く
7.眉の長さは長くない方がよい 小鼻と目尻を結んだラインに終端がくるように
8.アイラインは強調してはいけない 丸みを意識して!
ただいまメーク中 眉山に丸みをつける
なおこの間、かりんちゃんが
「いいなー、俺も夏未ちゃんの顔いじりてー」
「あー早くセーラー服になんねーかな」
等々、鬼畜の本領大発揮なヤジを飛ばしていた(笑)
この後、眉マスカラで色を明るく。
「黒髪に黒い眉だとモードっぽくなってクールになってしまう」
さらにチークを「もっと濃くしないと!」。
「赤ちゃんはみんな顔が短い。短く見せることでかわいらしく、幼くなる」
「チークを横方向に、内側まで、黒目の外側まで入れると顔が短く見える」
最後に「シャドウでかわいらしくする」
「丸く入れる、ビューラー・マスカラで中央に寄せるようにする」
「縦幅を短くするために目の下にも入れる」
「パステルカラーが似合うので、グリーン系とイエロー系で」
「ピンク系だと全体に薄い印象になってしまう、ブルー系は爽やか過ぎてしまう」
「アイホールがしっかりしているのでシャドウは入れやすい」
ここで客席の女子から質問 「上下のカラーの合わせ方はどうすれば?」
泉州人さん曰く「印象的に見せたいときは別系統の色、優しく見せたいときは同系色」
最後にビューラーでまつげをくっきりさせて完成!
使用前→使用後
「はじめてのテレビの仕事のとき、『あなたはグリーン似合うから』と言われたのを覚えている」
「自分ではちょっと足す、くらいの感覚でやってたけど、これでメリハリが出た」
続いてRちゃん。
クールでシャープ型のRちゃんの希望は「優しくて女らしいイメージ」
泉州人さんのコメント第一声は「眉の色と髪の色が合っていない。眉もグレーでなくブラウンがよい」
Rちゃんはここで「眉山がすごく上の方にあるので(中略)」
客席から「え〜〜〜っ!!ショック〜〜〜」の声(^^;;)
(大幅に中略^^;;)
Rちゃんは「眉山はどういう風に描けばよいですか?」と質問。
泉州人さん「眉山は眉頭から眉尻までの距離の3分の2がよい」
しばし修正後
泉州人さん「眉山を上げると大人っぽくなりますよ」
ここでNちゃんから「眉山はとがらせない方がいいんですか?」
回答は「ポイントはきっちり決めた上で、優しく見せたいときは丸めてください」
続いてシャドウ
「目元を切れ長にするために、横幅も縦幅も出した方が華やかなイメージ」
「パール感のあるもので立体的に見せる」
眉の下に白を入れて立体感を出す
さらにブラウンを入れてグラデーションになる
続いてチーク ブラウン系を斜め方向に入れることで顔をスッキリ見せる
さらにハイライトを入れて、高く見せたいところを明るくする
「最近はハイライトが人気なんですよ。置くような感じで乗せていきます」
最後に口元
「シャープな印象の中、口元だけは丸いので、それを活かして、グロスをちょっとつけるくらいで」
グロス入れて完成!
使用前→使用後
「やっぱり眉がポイントですよね! なかなか自分だと難しくって」
「どうしても細く描いちゃうので…」
泉州人さんのコメント「細いのはいいんですよ。丸く描くようにすればOKです」
さて、最後にIちゃん。
まずハナっから「最近メークぜんぜんしてなくって…」と弁明(笑)
「希望はなくて、泉州人さんの好きなようにいじってもらえれば!」
「では、若々しくしましょう!」 …ぉぃぉぃ…(^^;;)
そして泉州人さんからはいきなり厳しいツッコミが!
「あんまりついてないですよね」「何やったんですか?」
が、がーん(笑) 「適当に…」と答えるIちゃん(笑)
そして次にはさらに厳しい注文「前髪下ろしてるので、あんまり変えにくいんですよね…」
Iちゃん曰く「いやー、前髪上げてるとオトコ顔になっちゃうので…って元からそーですが(笑)」
泉州人さん「私もそーなんですよ」 Iちゃん 「自慢ですかそれ?(笑)」
ここでIちゃんの身を挺しての(笑)男顔・女顔の違い解説コーナーへ。
Iちゃん曰く「なんで前髪を下ろすと女でごまかせるんですかね…」
客席「え〜〜っ!」
Iちゃん激怒(笑)「ごまかし利いてるらしいんだよ!(怒)」
泉州人さん「やっぱり、眉の上の骨ですよね。おでこの上が女の人は平らなんですよ」
「ニューハーフさんとかおでこにシリコン入れるんですよね」
客席「へぇ〜〜!」(なぜか1/1モデルへぇ〜ボタン連打)
「あと、眉の上の骨を削ったりもしますよね」
「そう、ここ削るマニアの人もいるんだよねー」
客席から「は〜い!」 あーた、ここでカムアウトしてどーすんの(笑)
「ここの骨を頭からはずして削って元に戻すんですよね」
客席「へぇ〜〜!」(なぜか1/1モデルへぇ〜ボタン連打)
泉州人さん「あと、私たちは眉と目の間が近いんですよね(笑) 日本人女性ではあまりいません」
ここで突然、某3人組(現在は8人組)アイドル「d」(笑)のビデオが上映された
メンバーの1人、Kちゃんの眉の骨が出ていることで男っぽい印象ではないか、とIちゃんの指摘(笑)
だがしかし泉州人さん曰く「おでこが広くて顔全体が短めなので女顔ですよ(笑)」
ということなのでdのファンのみなさまはご安心を(笑)
いよいよIちゃんの顔をいぢる段階(笑)
ポイントとしては
1.眉と目の間を広く見せるために、マットな明るめのシャドウを遣う
2.目より下を短く見せるために、目の下にアイラインを入れる
3.チークは横に入れてやはり目より下を短く見せる
まずは「おてかりになられている」(笑)ということで、化粧直しテクの伝授
ティッシュを三角にたたんで化粧水をスプレー
さらに、ファンデをブラシで置くというテクニックを披露!
「ブラシを使った方が自然な仕上がりになる」!
「毛穴が下を向いているのでそれに逆らって入れ込むためにはブラシが必要」!!
「スポンジだとどうしても上すべりしちゃうんですよ」!!!
「これで化粧崩れもしにくくなりますよ」!!!!
確かに、マットな仕上がりになった!
あまりに壇上から「へぇ〜〜〜!」が連発されたため、
ここで客席から1/1へぇ〜ボタンが貸与される(笑)
すかさず押すIちゃんとRちゃん。
泉州人さん「目の下のキメが乱れ気味で、そこがテカっていると疲れて見えます。テカリを抑えましょう」
続けて明るめのシャドウ。まず白をアイホール全体に入れる
「明るい色は膨張色なので、全体に入れて眉と目を広く見せます」
Nちゃんから質問「私たちも印象変えたいときはこの方法でいいんですね」
そして目の下にアイラインを入れ、マスカラも下まつげにきっちり入れる
さらにオレンジ系のチークを横に入れていく
またまたNちゃんから質問「チークブラシっていろいろありますけどどういうのがいいですか?」
回答は「大きめでコシがある方がしっかりつくのでいいです。これ、さっきのフェイスブラシと感触違いますよね?」
Iちゃん「はい!」
さらにハイライトも横方向に置いていく
ここで客席の女子から質問「ハイライトって何〜?」
回答は「白いコントロールカラーとか、練り状のものとかもありますよ」
最後に口元
Iちゃん「何も考えてないっす」
まずリップペンシルで輪郭を描く
Rちゃん「ちょっと前は、輪郭を別の色にするとか流行ってましたよね」
泉州人さん「そうですね、ブラウン系とか。今は口紅と近い感じの色にしますねー」
つやつやになったところでいったん鏡を見たIちゃん、「あら…♪(*^_^*)」
「かわいい〜〜」というお世辞が渦巻くプラスワン(笑)
どうせなら、ということで眉も描いてもらうことに。
使用前→使用後
「やー、やっぱりメイク大切だなぁ…いやー……」
というわけでお客様の大ご厚意により撮影タイムまでやってしまったIちゃん(笑)
この後はフリートークに。
Rちゃん「まつげ長いですね! まつげパーマとかはかけてるんですか?」
泉州人さん「かけてません」
Iちゃん「だって、自社製品だけでがんばらないと美容部員として意味ないじゃないすか」
Rちゃん「そうか(^^;;)」
泉州人さん「ビューラーかけてからマスカラ下地つけると長持ちしますよ」
Iちゃん「いやー、メークで誰でも上昇できるんですね」
泉州人さん「でも、基本は肌ですよ。ちゃんとお手入れしないと。」
Iちゃん「この3人はいじりがいは…というか、美容部員からするとどんな顔でもいじりがいがありますか?」
泉州人さん「そうですね。完璧な人はいませんから。」
最後に質問コーナー。
質問その1は「だから、ハイライトって何?」(笑)
ということでハイライト講座に。
「下地の後にハイライトを使って、その後でファンデを使うと透明感が増します」
「ファンデは肌の色を消すものではないので」
「入れる場所は目の下、チークにかかるくらい。あとTゾーンやあごとか」
質問その2はなんとJちゃんから(笑) 「モテたいんですけどどういうメークがいいですか?」
泉州人さん「中東系の人とかはアイラインとか入れて、目力をアップさせますよね。
ただそれが日本の女性に受けるかどうかわかりません(笑)」
Iちゃん「やっぱり日本系の男性はメークはナニなんですかねぇ?」
泉州人さん「眉描く人とかいますけど、ちょっと間違えると骨が強調されてナマナマしくなっちゃいますよ」
質問その3は「コンシーラの使い方がわからない」
ちなみにコンシーラは、しみやニキビ跡などを隠すためにつけるもの
Nちゃんも「私も使いますが、隠せて無いこともあります」
泉州人さん「専用のブラシがあるんですよ。ナイロン毛で練り状のものにふさわしいブラシです。
毛先が細くなっているので、細かいところにもつけやすいです。ニキビ跡とか目の際とか。
指でつけるとよれたり指に戻ってしまったりするのでよくないです。
あと、後でパウダーはたいてください」
質問者からは「ファンデーションの後ですか? 前ですか?」
泉州人さん「パウダーなら下地の後にコンシーラ、でファンデーション。粉の後に練りはよれてしまいます。
リキッドのときはリキッドの後で、その後におしろいですね。 」
質問その4は「色の使い方」
泉州人さん「ファンデで消えた色味を再現するためにチークが重要。
鮮やかな色だと輪郭が強調される。ベージュ系は大人っぽく。
若い人だとオレンジ系を頬にポンと置いたりしますよね。」
質問者「じゃー、明るい色だったら丸い感じで入れて、ちょっとシャープさを出したかったら斜めに入れるんですか?」
泉州人さん「影色にするか、前面に押し出すようにするのか、の違いです」
というわけで、非常に有意義なメーク講座コーナーでした。