「It's My Treat」「Secret Night」

「It's My Treat」栗林誠一郎
『SUMMER ILLUSION』 BVCR-5 900521
「Secret Night〜It's My Treat」WANDS
BGDH-1044 950213
N:今これが巷でホットな話題の曲ですね?(笑)
Y:えーえー、まさに話題ですよねぇ(笑)。
N:最も熱い話題を展開しているという…
Y:…そんな人が世の中のどこにいるのかはわかりませんが(爆笑)、これはどう聴いても栗林版の方がカッコイイですよねぇ。
N:ええ、いかにこの栗林の『SUMMER ILLUSION』というアルバムがすばらしかったかを世に知らしめている曲です。
Y:このアルバムのどこがすばらしいかっていうと、もう有名ですが、ライナーの写真を見ると、栗林本人よりも…
N:アレンジャーの明石昌夫の方が目立って写っている、という(笑)。というのはともかく、このアルバムが一番メジャー展開をしている曲が多いんだよね。
Y:えーえー、「「トレンドは白。」のテーマ(白いMY LOVE)」とか。
N:タイトル曲も渚のオールスターズで使われてるし。この曲だって「白いMYLOVE」のC/Wだよ。
Y:あそう?知らなかった(爆笑)
N:あんた、どこが"栗林マニア"やねん!!(笑)
(Bメロ)
Y:うわーこのサビ、すっげーカッコイイわ。
N:えーえー。
Y:まぁこのアルバム、この曲以外はカッコイイ曲がないという説もありますが(笑)。
N:そんなことはないですが(笑)、カッコイイのは事実です。
Y:大体これ、ギターがDIMENSIONの増崎先生ですよ(笑)。
N:B.B.クィーンズでアロハ着てた増崎ですね(笑)。
Y:えーえー。渚のオールスターズでも大活躍、どころか1曲唄までやっちゃってます。ほとんど、我々よりもヘタだという説もありますが(爆笑)。
N:えーえー。難波弘之先生よりずっとヘタでしたね。
Y:いや、初期の難波先生と同レベルのヘタさですよ(笑)。
N:いや、難波先生は、うまいんです(笑)。
Y:あーそうですか(笑)。まぁいずれにせよ、ギターなら増崎と柴崎では勝負にならないという風に言えるとも思います。(栗林版は)サックスも勝田先生ですし。
N:…ってだから、「サックスが入ってます」って言えばいいだけでしょうが!!(笑)サックスは常に勝田なんだからさ…
Y:失礼しました(笑)。で、一応WANDS版も聴きますか?
N:…聴くまでもないよこりゃぁ!!!!(大苦笑)
(WANDS版イントロ)
N:もう、イントロからしてダサい…(苦笑)。これでも8ヶ月ぶりのシングルだって言うんだからねぇ…。
Y:でも中には、WANDS版の歌詞の一部を、制服向上委員会の吉田未来に引っ掛けて喜んでいる人もいるようですね(笑)。
(以下、絶対に書けない話につき大々的に省略(^^;;;;))
N:まぁかわいいコならいいんだけどね(笑)。
Y:あぁそうですか(笑)。で話を戻しますと、世の中のWANDSファンはこっちだけ聴いて「カッコイイ」と思う人がいるかも知れません。
N:…でもこれ、両方聴かせたら、万人がみんな栗林の方がいいって言うよこりゃ…(苦笑)。どう考えたってWANDSのはダサいよ…
Y:やはりこれは、アレンジャーの池田大介と明石昌夫の差なんですかね(笑)
N:ええ、明石昌夫のセンスのよさが出てますよ。だってあなた、明石はB'zに認められた男ですよ(笑)。
Y:そりゃ確かにB'zのライブでベース弾いてますけど…(笑)。
(Cメロ)
Y:やっぱダメだよこっちは…
N:日本語の詞の乗せ方もヘンだよねぇ…。でこの間奏、YMOっぽいよね。
Y:確かに。ギターの音とか、女性の会話の音とかが初期のYMOですよねぇ。
N:「中国女」のような(笑)。
Y:で結論としては、やはりこれはどうみても栗林完勝、WANDS完敗ですね。理由は当然、WANDSがダサいから…
N:いや!!!これは全部、池田のセンスがないせいです!!
Y:いや、やはりWANDSがダメなんですよこれは。
N:いや、単に明石と池田の差ですよ。ユニット自体の実力としては、まぁ5分かな、という…(笑)。




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