第19号特集記事「アイドルファン冬の時代」
※この記事は、94年7月に発表されたものです。
これまで数々の外道を生み出してきたミニコミ「アイドル四季報」が、'94年春号をもって廃刊となった。
「アイドル冬の時代」が叫ばれて久しいが、その「冬の時代」を生き抜くべく、ゴキブリのような生命力で餌場を開拓してきた外道たち。その羅針盤となってきた「四季報」を失った悲しみは、筆舌に尽くし難い。
それに追い撃ちをかけるような、帝王・F谷氏(福岡)らの、「アイドルファンからの撤退宣言」。さらには、「外道」というコトバが一人歩きし、各種メディアが完全に誤った「外道」像を流しはじめるという事態。
そんな中残された外道は今後、生き残っていけるのだろうか?
本特集では、ひとつの時代を築いた「アイドル四季報」を振り返り、その意義を考察、併せて後継誌「スクランブルエッグ」を紹介する(ってこれで紹介になるのか?(笑))。また、昨今の誤った「外道」批判を考察し、清く正しく美しい(大ウソ(笑))外道像を描き出す。そして最後に、昨今「外道を越える」ものとして急速に台頭してきた“kichiku”について紹介する。
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