いずみちゃんナイト2
「おしえて・とらんすじぇんだー」

第2部・ゲストこ〜な〜っ!(^^)

 30分ほどの休憩をはさんだ後、いよいよ今回の目玉、少なくともいずみ的にはそうだっ!な(^^;;)、第2部です。
 …と、休憩中には、こんなシーンも…(^^;;)。


ひらちれちゃんはるこちゃんとスーパー3ショットっ!(^^)
背景に映っているのは、エムさん直持ち込みの、アメリカでオンエアされたT*な番組です。

 はるこちゃんは、もう説明も不要でしょう(^^)。ひらちれちゃんは、このサイトではお初かな?(^^)かつていずみが、「投稿写真」とかゆーアイドル誌でライターをしていたころ、署名記事の自己紹介欄に「好きなアイドルは早乙女こずえ・平地礼子・ピーチエンジェル。」とか書いた、とゆー、そのひらちれちゃんであります(^^)。最近CDデビューも果たし、ノリにノってるじょしだいせーです(^^)。今回なんと、前回も今回もご質問いただいた常連(笑)のMさんにつれられて、お客さんとして来ていただけてたのでした(^^)。わーい(^^)。

 休憩開け直後は直後で、「高田惨敗」情報がホットにかけめぐる中、また、こんなオフザケまで…(^^;;)

前田は真のプロレスラー(笑)
 
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 さてさて、まじめに第2部、ゲストをお招きしてのトーク。
 今回、このゲストトークをたくらんだ(^^;;)理由は、こーゆーことです…(^^;;)

T*にもいろんなひとがいる
 
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 まじめなはなし、いずみがT*の典型的な例だとか代表的な例だとか思ってたら、それは大きなまちがいです。いずみはT*である前にいずみなのであって、その「いずみ」のキャラって、かなり特殊なことはまちがいないですから(笑)。

 そんなわけで、お1人めのゲスト、野宮アキさんです。



 野宮さんは、こーゆー、日本のT*サイトの中で最もデザインがイケてる、とプロのWebクリエータであるいずみが太鼓判を押してる(^^)サイトを作ってらっしゃる方です。
 今回、お客さんが異常に(笑)多かった最大の立役者でもあります(^^)。

私がけっこう人呼び過ぎたんですよ(^^;;)
 
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 で、さっそくスタート。金井さんが素朴な質問をぶつける、みたいな感じで進行してきました。

 ◇カムアウト
 してません。別にしたくないわけじゃなくって、いろいろと説明するのが面倒なので…(^^;;)。会社の人にはロッカーだと思われてます。
 バレちゃったらヤだとか、そういうのはないです。でも、もどかしさはありますよね。
 ◇恋愛対象
 ここがいずみさんとの最大の相違点なんですが、私の場合は、女性なんです。だから、ますますカムアウトしようとしても説明が大変というか…
 今は、彼女はいません。募集中です(^^)。特に好きなタイプはない、っていうか、やっぱり、理解してくれる人じゃないと、難しいですよね…。
 ◇権威づけ
 でも、そんな場合でも、例えばPTAのオバサンたちとかに説明しようとすれば、コトバがあって、日本精神神経学会の「御墨付き」があって、みたいに言うとラクなんですよね。
 ◇女装
 小学生のころからやってました。でも女兄弟もいなくって、誰にも何も言えなくって、悶々としてたんですよね…
 ◇エリザベス
 一度だけ、行ったことがあるんですよ。確かスポーツ新聞に広告が出てて、「あぁ、そんなところもあるんだ」って思って、その新聞の名前、一生懸命覚えて、後で買って調べました(笑)。で、行ってみたんですが…
 ショックを受けました。絶望して、「女装なんてやめよう」って思いました。
 ひとことで言えば、あそこは「福祉施設」だなぁ、って…。
 まわりから隔離されてて、安心で安全な場で、外との交流もない。メークの女の子とか、いたわるように接してくれる。「すっごくいけないことしてるんだ」みたいな感覚が強くって…。
 でも大切なことは、そういう場で「救われる人もいる」ということなんです。
 ◇パソ通・インターネット
 エリザベスの件の後、ずーっと、空白期間があったんですが、インターネットでフェミニズム関係の情報を調べてるうちに、知り合った人がいわゆる「女装系パソコン通信」とかを紹介してくれて、それで「復活」したんです。わりと最近の話です。
 でも、私の場合、それはそれで違和感はありました。やっぱりいわゆる「女装」中心で、女装=風俗、みたいな感覚のひともいらっしゃるし。
 ◇新宿
 新宿にも、大きなコミュニティはあります。それにはそれで、違和感もあるんですよね。要は、エリザベスという1つの建物が、新宿というエリアに拡大しただけで、いわゆる「お約束」とかもあるし、
 バレちゃったらヤだとか、そういうのはないです。でも、もどかしさはありますよね。
 ◇閉鎖性
 女性って、日本に5000万人以上いるわけですよね。そして、じぶんがどんな服装するか、とか、自分のポジションをその中で決めてくわけです。でも、エリザベスの中にはそれよりはるかに少ない人しかいなくって、その中ではまともなポジションでも、いざその外に出たら不自然だ、みたいなのは出てくるんですよね。
 まぁ、エリザベスの件がどうもトラウマになっちゃってるんで、こんなこと言ってるんですけど(^^;;)、でもエリザベスにしても新宿にしても、「それで救われる人もいる」っていうのは大切なことなんですよね。
 ◇何をしてくか?
 では、自分が何をやってくか?ということなんですが、とにかく、ともだちを持つことだと思ってます。自分と考えが通じるところもあるひとと、できるだけ広く知り合って、孤立しないようにする。
 あと、「TSとTGを支える会」みたいな自助グループとかから、情報を発信してくこと。とにかく、エリザベスみたいなところで絶望したひとたちに、いろんな情報を伝えていきたいと思ってます。
 ◇「ダブル・スタンダード」
 これ、本来はフェミニズム用語で、よくないイメージの言葉です。例えば、表向きは「浮気はよくない」と言っておきながら、いざというときは「浮気は男の甲斐性」みたいな弁解をする男性とか、そういうのを指すんですが、ここでは敢えて、この語を使いたいです。
 つまり、トランスジェンダーにとって、ジェンダーに対して「そんなのどうでもいい」っていう意識と、世間に対してすりあわせた意識、そういう「2つの基準」があってもいいんじゃないか、ってことです。
 例えば、「女らしい服装」というのを押しつけるのはよくない、そういう考えがあったとしても、実際に背広着て女子トイレに入ったら、「認めてくれ」って言ってもムリなんです。
 とまぁ、はっきり言って、いずみなんかが語るよりも数倍うまくまとめながら、静かに語ってくださったアキさん。エリザベスの件とかでは、「いずみ自身がなんで結局、あの中に足を踏み入れることができなかったのか?」ことに対する、明快な解答を得られたような気がしました(^^)。

 この後、話は、こーゆー形式のライブそのものにまで発展してきました。

出たがりな人が出るしかない
 
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「歌が唄いたい」(爆笑)
 
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ひとりひとりの立場の違い
 
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足の引っ張り合いは共倒れにしかならない
 
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 そうなんです。結局、ひとりひとりが、できることをやってくしかない、結局そうするしかないんですよね。
(TSFJの件については、この後でまとめて出てくるので、そこでとりあげます(^^;;))



 さて、ここでアキさんのお話はいったんおしまいで、アキさんへの質問コーナー。
 …と、なんだか奥の方から、お1人、手を挙げてらっしゃいます…って、あなた、次の出場者じゃないですか!(爆笑)

 エムさん:「アキさんの、はじめてのオナニーは?」
 金井さん:「あっ、それ、オレの質問じゃないか!とられた!!(笑)」

 会場、爆笑です(^^;;)。

 その、注目のアキさんのおなにぃネタ、なんと、「どちらかって言えば、男性なんですよね…」とのこと…!!「相手のフィニッシュシーンとかのイメージですね…」!!
 もう1度、前の部分をご覧いただきたいのですが、アキさん、恋愛対象は女性なんです。でも、ネタ(^^;;)は男性だとゆー、いずみとしてはちょっと????な感じ。
 でも、アキさんによれば、マスターベーションとセクシャルオリエンテーションは「また別物」とのこと。
 よく考えると、確かに、そーゆー例、まわりにもあるなぁ…(^^;;;;)。また1つ、勉強になりましたです(^^)

 お次の質問は、なんといずみ自身(^^;;)。
 この日までで、いずみは、野宮さんと3回お会いしてるんですが、その3回とも、どちらも、パンツだったんです。ある意味、スカートをはく人がおおいMtFなひとが多い中で、ちょっと異色っぽいです。とゆーことで、その理由を尋ねてみました。
 と、理由はなんと、いずみとおんなじで、「脚が太いから」。(;_;)。
 もちろん、脚が太いなりのスカートのはきかたとゆーのもあります。そして、そーゆーのを工夫することこそが、ほんとの意味での「ファッション」なハズです。でも、結局、スカートって「女性性」のシンボルなので、それではきたがる人が多いとゆーのも事実ですし、また実際、スカートの方がリードされにくい、という現実もあります。ただこれも人それぞれで、例えばいずみの場合だと、どーも、スカートのときの方がリードされやすくなってる気もします(^^;;)。要は、じぶんと社会との関係の中で、各々がじぶんなりのファッションのポジションを持つ、これにつきちゃうワケですけどねっ(^^)。


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