通 番 |
発 駅 | 時刻 | 列 車 | 時刻 | 着 駅 | 制 覇 |
---|---|---|---|---|---|---|
209 | 錦糸町 | 4:54 | 普通 463C | 5:00 | 秋葉原 | |
210 | 秋葉原 | 5:02 | 普通 401A | 5:06 | 東 京 | |
211 | 東 京 | 5:20 | 普通 323M | 8:27 | 静 岡 | |
212 | 静 岡 | 8:28 | 普通 741M | 9:00 | 金 谷 | |
213 | 金 谷 | 9:45 | 大井川鐵道 普通 | 10:35 | 下 泉 | 下 泉 |
214 | 下 泉 | 11:16 | 大井川鐵道 普通 | 11:35 | 千 頭 | |
215 | 千 頭 | 11:55 | 大井川鐵道 普通 | 13:40 | 井 川 | |
216 | 井 川 | 14:20 | 大井川鐵道 普通 | 15:36 | 奥 泉 | 奥 泉 |
217 | 奥 泉 | 16:56 | 大井川鐵道 普通 | 17:25 | 千 頭 | |
218 | 千 頭 | 17:30 | 大井川鐵道 普通 | 18:34 | 金 谷 | |
219 | 金 谷 | 18:51 | 普通 794M | 19:22 | 静 岡 | |
220 | 静 岡 | 19:34 | 普通 366M | 22:39 | 東 京 | |
221 | 東 京 | 22:44 | 普通 2132B | 22:47 | 秋葉原 | |
222 | 秋葉原 | 22:51 | 普通 2268C | 22:57 | 錦糸町 | |
18日目 小計 | 2駅 | |||||
今日までの累計 | 57駅 |
紆余曲折を経て、いよいよこの日が最終日。泣いても笑ってもあと2駅である。
先週からずっと仕事を休んで、風邪やら精神状態やらの修復に努めたが、まだまだ万全には程遠い。しかしあと1回分を残す今冬の青春18きっぷの有効期限は20日まで。今日行くほかはないのである。
とりあえず2時間半ほど寝て、お風呂入ってから出発。例によってすっぴんである。
錦糸町では北口の改札がこの時間帯は無人である。かまわず入場し、この時間でも有人だったはずの南口へ向かい、18きっぷに日付印を入れてもらおうとするが、南口もなぜか無人だった。なにかイヤな感じもするが、東京駅あたりで入れてもらえばいいや、とそのままホームに上がり、自販機でドリンクを購入し、乗り慣れた一番電車を待つ。
と、やってきた電車に、なんと空席が!いつも初電から混んでいる総武線としてはまず考えられない事態である。喜び勇んで着席。
…が、なにか妙なにおいがする(笑)。なんつーか、アンモニア臭を無理矢理香料でごまかしたようなキツいにおいが。何が原因かわからないが、少なくとも空席の理由はよくわかった(苦笑)。はじめは我慢していたが、向かいに座っていたスキンヘッドのにーちゃんがマフラーをマスク代わりにしているのを見、さっそく私も採用。なんとか6分をやり過ごした。
この電車もよく利用するが、こちらはいつでも座れる。ただし乗り換え時間はやや急ぎ目だ。これを逃すと東京での接続がぎりぎりになってしまい、日付印を入れてもらう余裕がなくなってしまう。
とりあえず総武線の遅延もなく、足早に向かったホームにはまだ「電車来ます」すら点灯していない状態、余裕で間に合った。
東京駅で降りた後はすぐ近くの丸の内中央口に向かう。しかしこの改札口は朝7時半まで閉鎖だという。がっくし。やむなく、さらに北口まで向かい、無事駅員さんに日付印を押してもらえた。
またまたこの電車もよく使う椰子だ。
これは東京発東海道線列車の初電でもあるが、早朝に大垣からやってきたムーンライトながらの回送を兼ね、373系で運転されるのだ。この事実はそれなりに一般客にも知られていて、とりわけ大船から先はずっと満席状態になる朝イチの電車なのである。
私は、関西まで18や鉄道の日記念きっぷで移動する場合、たいていはこの電車に乗っていく。乗り継いだ果てが大阪13:44着、ホテルにチェックインしてさらに仮眠するのに実にいい塩梅なのだ。
日付印押してもらってからホームに上がると、既にドアは開いていて、9号車ドア際(これ極めて肝心)の窓側は既に埋まっていたため、8号車の5Dを確保。
しかし、なぜかいつも以上に妙に混んでいる。次の新橋で、なんとお隣5Cに女性が座ってきた。この女性は川崎で下車したが、横浜ではおじさんが座ってきた。座席は既に8割方埋まっている。いつもより混んでいるような気がする。
大船では意外に乗客は増えず、この時点でちょうど「いつもどおり」という感じになった。
国府津でようやく空が白みはじめる。
熱海を過ぎる頃、ちと眠くなりうとうとしていたが、富士あたりから、明らかにセンター試験を受けに行くと思われる高校生でざわつきはじめ、ふたたび起床。というか、今これを入力するとき「きょうつういちじ」とか打ってしまって赤面。(^^;;)
静岡では、同じホームとは言えわずか1分差の乗り換え。ただし急げば、後ろの方の車両に席は確保できるので、前の電車では後方の号車のドア付近に乗っている必要があったのである。
しかし今日はそれほど乗客が多くなく、まだ若干席には余裕があった。急いでソンしたようだが、モータなし車の車端を確保できたので意味はあったといえよう。
1分遅れで金谷着。食料調達しようと思ったが、食堂はあるものの食料品を扱うお店は皆無の様子。。。
ということで大井川鐵道の駅舎に向かう。こちらには売店があることがわかっている。早速、自販機でパンを購入した。
さらに、改札口でアプトラインフリー切符を購入。冬季は4200円で全線に2日間乗り放題になるという、奥泉までへの単純往復ですらモトが取れるというきっぷである。が、駅員さん曰く「これだと、次の電車が急行なんで…」ははぁ、急行料金が要る、と言いたいのだな。「いや、この次の普通に乗りますので♪」「そうすると、千頭で接続しませんよ」「ええ。いいです。」「そうですか。」
私は下泉でいったん下車しなければならない。急行に乗ったところで、その次の普通はまさに「千頭で井川行きに接続しません」ので意味がないのであった。
出てきたフリーきっぷは既に入鋏済み。なのにそのまま待合室に戻るというのもちょっと妙ではある。
モバイルしつつ次の電車を待つが、徐々にお客さんが集まってきた。じもてぃとハイカーと同数ずつくらいの感じか。
乗り込んだ電車は元南海の特急車両。ボロボロの転換リクライニングシートもそのままになっている。このあたりがいかにも中小の観光鉄道らしい。しかも自販機まで設置されている。
次の新金谷が鉄道の中枢で、SLやら古い客車やらがゴロゴロ。この1駅間のみのタブレット授受(スタフ閉塞だとは思うが)も見られたが(新金谷から先は特殊自動閉塞のはず)。
軌道の状態は中の下で、乗り心地は決してよいわけではないが、味はある。
五和までは細かく市街地を通ってきたが、ここからは駅間距離も急に伸び、景色も右手に大井川、左手に茶畑や山々を眺めつつ進んでいく。川の対岸はけっこうひらけているのに。
次の神尾は秘境駅ムード満点だったが、次の福用からは集落がぽつぽつと現れるようになった。代わりに、対岸は無人地帯になっていた。結局、川の蛇行構造に依存して人の生活はができていた、というあたりまえのことだったりするのだろう。
家山では地元の老人客が大量乗車。車内は一気ににぎやかになった。
下泉 しもいずみ 大井川鐵道 大井川本線 静岡県榛原郡中川根町
有人駅だが、ものすごくひなびている。というか、なぜここが有人駅なのか、正直よくわからない。(^^;;)
なお、当然ながらPHSは圏外である。
それでも、駅前には商店(かどうかは面構えだけではわかりづらいが、確かに営業していた)が複数あったわけで、他の駅に比べればはるかに「拓けている」駅前ではある。
撮影が終わった後、完全に吹きっ晒し状態の待合室で凍えながらこれを打つ私。ちなみに駅務室内にはしっかりストーブがあった。(笑)
途中、中川根町営バスがやってきたが乗客ゼロ。休日には誰も利用しないということか。
再び乗り込んだ電車は、先ほど乗ったものと同型車だが、ワンマン用運賃表が電光掲示板だった。なお、前の電車は一覧表の紙が張ってあっただけだった(笑)。
乗降もあまりないまま、いよいよ山に入ってきた感が漂いつつ、終点の1つ手前、崎平で急に大量の乗客。どうみても単一グループでないじもてぃばかりで、実に謎である。
ここからは本プロジェクト3回目の客車列車であり、かつ、日本唯一のアプト式鉄道に挑む。途中、最終攻略駅である奥泉はいったん通り過ぎ、先に全線完乗を目指す。
接続電車である前の電車から乗り継いだのは私1人。当然、最前のがっつき席を確保だ。
ただし、いかんせん「山岳鉄道」のため、最前はやたらと狭いのである。
この鉄道は、もともと、中部電力が井川ダムを建設するために敷設したもので、それを大井川鐵道が譲り受けて観光鉄道として育てているものである。当初は762mmだったが、途中で1067mmに改軌した。ただしトンネルなどは昔のサイズなので、車体は低いし狭い。
私のほか、若い男性観光客2人、じもてぃな女の子1人、計4人に車掌+運転手の総計6人で出発した列車は、早速半径50mカーブが連続していて、弱弱しい軽量レールの上をガタピシと走っていく。トンネルは多いが、内部が素掘りのままだったりして、地下水垂れ防止のゴムシートが天井に貼られていたりする。
そしてふと気づいたのだが…
この編成、
最高時速が40kmで設計されてるのね。
そして、
通常は20km/hでの運転なのね。
沢間でじもてぃが下車し、いよいよ純然たる観光鉄道として走るこの列車。 若い車掌さんがネタ・ギャグつき車内放送で解説してくれるし(笑)、ビューポイントでは最徐行してくれるし、実にすばらしい。
とりあえず奥泉をやり過ごし、そしていよいよ、山場、アプト式区間である。
新線に入りほどなく進むと、急に線路がよくなり、突如電化区間がはじまり、電気機関車の機関庫があったりする。ここが機関車開結(とたぶんトイレ休憩)のためだけにある、アプトいちしろ駅である。
見るからにキツい勾配を、実に力強く登っていくアプト式機関車だった。
そして、まさにこの線路がアプト式になった理由である、長島ダムが眼前に開けたが、そこにも多数の遺構が見られるのであった。
さて、しかしここでついに恐るべきことが起こった。
このシーズンでも一定の需要はあるらしい、接阻峡温泉で、2人の乗客が下車してしまった。
そう、乗客は私1人になってしまったのである。(笑)
そして接阻峡温泉駅を出た直後の車内放送。
これより、お客様の貸切状態で運転してまいります。
さらに進むも、見どころはまったく尽きない。
とまあいろいろ見つつ、1時間45分かかってようやく終点、井川に着いた。
攻略対象ではまったくないが、一応、上のセクションが重すぎるので少しは改善すべく、井川駅の風景は分離してみた。
しかしイヤなことに、ついに雨が降り出してしまった。これで、奥泉は本プロジェクト初の降雨時攻略となってしまうことだろう。昨日の予報では、奥川根の降水確率は0%予想だったはずなのだが…
井川駅の駅員さんは、たった1人の降車客にとても親切にしてくれる。「中部電力の資料館観に行かれますか?」「いや、そのまま折り返すのでここで待ちます(笑)」「そうですか、ならストーブつけてドア閉めておきますね(^o^)」 社員にも、観光鉄道としての接客がきちんと染み込んでいて、実に好印象である。
さて、ここから、いよいよ現時点での最終攻略対象、奥泉へ向けて勾配を下っていく。
当然ながら乗客は私1人、運転手さんも車掌さんも先ほどと同じである。
と、車掌さん(推定24)が話しかけてきた。 しかも、
床にひざをついて、目線を乗客より低くして。
「どこまで行かれるんですか?(^o^)」
「奥泉です」
「そうですか(^o^)。1時間ちょっとかかります(^o^)。奥泉からはどうされるんですか?車でお帰りですか?(^o^)」
「いえ、その次の列車を待ってそれに乗るんです」
「(時刻表を調べて)…えーと、次の列車は1時間20分経たないと来ないんですけど、大丈夫ですか?(^o^)」
「はい、そのつもりですから♪」
なんかすごく濃厚なサービスをされているようで、ちょっと恐縮しつつも、ついでとばかりいくつか質問をしてみた。すると車掌さん今度は私の横のボックスに座って、質問に答えてくれた。
Q:井川線と本線で乗務員は別なんですか?
A:はい。同じ会社なんですけど、だいたい別なんですよ。
Q:この時期はすいてるんですか?
A:まぁそうですね(笑)。でも、湯治に行かれる方とかもおられるので、今日みたいな貸切状態は1人というのはめずらしいんですよ。
と、以上のような、まったくもって鉄な質問した私なのだが、車掌さん、今度は自分からいろいろ話しかけてきたのである。
・シマリスとか野ウサギとかよく見かけますよ。
・カモシカが出ることもあるんです。シカやイノシシはすぐ逃げるんですけど、カモシカは目が合っても逃げないんですよ!
・今は山が茶色いんですけど、春は新芽の色で真っ青になりますし、秋は赤や黄色や、もう言葉に表せないような美しい色彩になるんですよ。
・この前雪が降って、トンネルにもものすごく太いつららができたんですよ。
・接阻湖の水面、今日は雨が降っていてにごってますけど、いつもはここに山々が鏡みたいに写るんですよ。昔、満水ぎりぎりまでいったとき、この列車の運転手は、月や星が湖面に写っているのを見たそうなんですよ。本当に幻想的というか…。でも、あんな満水は100年に一度しかない、って言われてるんですよね。
・尾盛駅、一番列車でやってきたときに、雪がうっすら積もってたんですよ。よく見るとそこには動物の足跡だけがところどころついていて…
いやー、なんか、どっちかというと、鉄相手のトークというよりは婦女子相手のトーク、という気もしないではないのだが(笑)、それより何より、話しているときの車掌さんが本当にうれしそうだったのがすばらしい。こういうスタッフが多ければリピータもちゃんと生まれると思うよ。
そして、行きに写真を撮りそびれてしまった、尾盛駅の写真、車掌さんに頼んだら「いいですよもちろん。時間ありますから(^o^)。降りてどんどん撮ってください(^o^)」 まぁあまり甘えるのも考えものだが、20秒で済ませればいいかな、ということで撮らせていただいた。
なお、車掌さんからの情報として、尾盛駅の利用者は、山登り、春のじもてぃの山菜取り、釣りの3パターンで、確実に年間数人は利用している、とのこと。
取り忘れといえば、こちらは迷惑を掛けずに撮ったもの。
そして降りのアプト区間は、確かに、重力が勾配下に向かってググッとかかっている乗車感だった。この場合、アプト機関車は、列車が下に滑ってしまうのを止めるブレーキを掛けていることになる。
前後するが、接阻峡温泉からはじもてぃなおばあさんが1人乗ってきて、車掌さんは私に対してのものと同じサービスをしっかりおばあさんにも提供していた。えらい!
そして、車掌さんとお別れしつつ、ついに到達、奥泉!
奥泉 おくいずみ 大井川鐵道 井川線 静岡県榛原郡本川根町
ついに降り立った。日本全国「よねざわいずみ」な57駅すべてに乗り降りしたわけだ。
しかし、この駅がまた妙なつくりだった。大井川の河岸で、しかもすぐに急な斜面になっているため、駅長室や駅務室や待合室にはホーム側からしか入れない。そして斜面の上に回っても、駅舎よりも上段に民家が立ち並んでいるため、まったく駅舎を見ることができないのである。
すなわち、駅舎全景の撮影は不可能、ということである。ショボーン
ちなみにここの駅長さんは現代的なサービス業というよりは昔ながらの対応で、私が列車から降りたとき、「あんたどうするの?次の列車乗るの?だって次の列車当分来ないよ?この駅周りに何もないよ?わかってるの?それでいいの??」と、列車の発車を待たせて聞いてくる(笑)。だから全部納得ずくだってば(笑)。そして列車を見送った後は「あんた、何しに来たの?」と来たもんだ(笑)。まぁ本当のことを説明するのもアレだったので、「この駅の写真を撮りに来たんです」とだけ説明しておいた。ぜんぜんウソじゃないからいいや。(^^;;)
80分の待ち時間は、雨も降っている、待合室にACコンセントの空きはない(ぉぃ)、ということで、斜面の上にある、店内は広く生鮮食料品から肉魚まであるという典型的な田舎のスーパーみたいなところ、しかしなぜか店名がどこにも出ていないという不思議なお店でドーナツとソフトサラダを購入、これでおなかと時間を埋めることができた。
まだ日没ぎりぎりの時間だが、降りしきる雨の中、大井川には霧が立ち込め、景色はほとんど見えなくなった。そんな中やってきたのはなんと6連。というか、後ろ3両は回送らしく、前の2両のみが開放されていた。
本当はここで、前の車両、すなわちこれまで乗れなかった真の客車の方に乗りたかったのだが、駅長さんが「後ろのほうがいいよ!暖房効いてるから」とご丁寧にも教えてくださったので、礼を失しないように(笑)3たびクハ車に乗り込んだ。ちぇ。(笑)
とりあえず2列ボックスを1つ占有し、うつらうつらしながらあっという間に千頭へ。
帰りの本線車両は、回転クロスシート・引戸式の、いかにも「元私鉄特急」といういでたち。近鉄のお古だが、しかし同型車はまだ近鉄で現役らしく、その意味では「元」ではない。
ちょうど向かい合わせ4人掛けになっていた1ボックス分を占有し、出発と同時にうつらうつら。新金谷に着く直前に目覚め、PHSを確認すると実にひさびさに圏内になっていたため、そのまま溜まっていたメールを受信しながら金谷に着いた。フリーきっぷと18きっぷを同時に見せ、直接JRのホームに出て次の電車を待つ。
17分後にやってきたのはオールロングな211系6連。そこそこ混んでいて、先頭車両の空いているところに着席し、ここまでの入力をなんとか済ませた。
そして静岡でつかまえるのは、またまたムーンライトながら送り込みの373系東京行きである。今朝乗ったのは大垣発東京行きのながらの折り返しだったが、これは東京に着いた後、東京発大垣行きのながらに変身するのである(ただしこれは東京でそのまま折り返すのではなく、いったん品川まで引き上げられるらしいが)。
前の電車が到着する前から既にできていた行列はこれで2.5倍程度に膨れ上がったが、まだ余裕だ。私は行きと同じく8号車に入ったが、余裕でものを窓際に置ける窓側を確保した。
発車前にさらにもう1本を待ち受けた結果車内は完全満員に。しかし草薙あたりから早くも降りる人多数で車内はすぐに落ち着いた。
本格的に混雑してきたのは熱海から。小田原を過ぎるころから立客も現れ、かなりの盛況ぶりとなった。
横浜ではガラリと客が入れ替わったが混雑度には変化なし。そのまま東京に到着。
それにしても、静岡で乗ってきた若いカップルの会話がおもしろかった。
男「これ、アクティーの車両だろ?」
女「違うよー、東海でしょ? 朝と夜に1本ずつこれ使ってるやつがあるんだよー」
実は、東京までの上り特異列車の利用は今回が初めてだった。だから、そこからの乗り継ぎとして「これしかない」と言えるこの電車に乗るのも初めて、ということになる。
事実、一般客(笑)の中にもこの乗り継ぎを必然的に採る人が多数いて、車内はけっこうな混雑となった。当然着席はできず。まぁ3分半だから何ら問題はない。
10月以来のこの実にくだらないプロジェクトも、この電車でいったんの締めである。そして偶然にも、この電車には空席が。いつもなら立ったままのこの最終ランナーで着席できたことを、素直に「天からのごほうび」として受け取っておいた。
これにて制覇の旅はいったんおしまい。
しかしこのプロジェクトには、私が生きている限り、終わりはない。新駅誕生・駅名改称などでいつ新しい「いずみ」が誕生するかは神の味噌汁だからだ。
そしてまたこれからも、この本編では十分に堪能できなかった部分を補完していくためのエクストラツアーはちょくちょく行われることだろう。
摘 要 | 支出金額 |
---|---|
青春18きっぷ | 2300 |
あっさりグレープフルーツ 500ml | 150 |
大井川・あぷとラインフリーキップ | 4200 |
デニッシュピーナツ | 120 |
ポカリスエット 500ml | 150 |
ドーナツ | 32 |
ソフトサラダせんべい | 105 |
ポカリスエットステビア 500ml | 150 |
今日の小計 | 7207 |
今日までの累計 | 211194 |
ここでいう支出では、前売りの乗車券類の購入など、 本旅行中で後日行使するきっぷの購入は計上しません。そのかわり、 前もって買っておいたきっぷの行使は計上します。また、青春18きっぷ等の「複数人日分乗り放題となるきっぷ」については、1人日分の値段を計上します。割り切れない場合は、1円未満の端数分を初回行使分に上乗せします。