ざつぶん#006 おたからはっくつ


 ここ数年流行中、専門雑誌まである、いわゆる「お宝発掘モノ」。
 宝島社の雑誌が先鞭をつけたよーに思われてるこの企画ですが、実はそーではなく、「投稿写真」95年5月号の記事「アイドル闇の捜査網」あたりから盛り上がってきたんですよね。ってこれ、いずみが書いた記事ですが…(爆笑)。
 まっ、そんなメジャー誌(だったのかっ(^^;;))に載りうるネタはそちらに任せといて、いずみはいずみでもっとレアネタで攻めよー!とばかり、先日風邪に任せてなんとなく本棚を眺めてて見つけた数点をご紹介してみましょう(^^)。



◆第1回ミスチャンピオン

 89年、もう9年前になるんですね(^^)。
 とりあえずこの3人の中で、最も出世したのは、言うまでもなく向かって左端の準ミス・鈴木智子ちゃんです(^^)。もち、今の鈴木蘭々ですよっ!(^^)。この半年後くらいからCMに出だして、そのころは「長髪の美少女」としてマニアの間では有名だったんですが、このころはもっともっとあどけないですよね。
 グランプリの宮内知美ちゃんは、今でもなーんとなくおしごとしてるみたいです。現在では、おそらくこの3人の中で最も美形。ちゃんと審査員は見抜いてるんですよね…大したものです(^^)。
 …で、もう1人、右側に映っている悲劇のヒロインに触れないわけにはいかないのですが、ヘタに紹介するとこの人から石投げられそーなので、代わりにこちらへLet's cho!じゃなかった(笑)Let's go! いわゆる「元祖アイドル外道」の深みを覗くことができます…



◆おにぎりにぎり隊インタビュー

 『表の「よい子の歌謡曲」、裏の「アイドル四季報」』と呼ばれていた戦慄のアイドルミニコミ「アイドル四季報」が廃刊して、もう5年も経つんですね…。この記事は、商業誌には決して成し得なかった、伝説のスーパーアイドルトリオ、おにぎりにぎり隊のインタビューです。

 これ、農協がお米の消費量拡大のために取り組んだ一大プロジェクトのイメージキャラ(^^;;)だったのですが、並のキャンペーンガールと違うところは、オリジナル曲4曲を振りつきで唄い踊るところなのです!(^^)。当時、農協中央会が出したプレゼン資料によれば「特に米離れが進んでいると言われている10代〜20代若者に対象を絞り、「おにぎり」を前面に打ち出して彼らに受け入れられやすい形で、「ごはん・お米」に対する関心を高め、「ごはん・お米」にまつわるイメージの向上を狙い、米の消費拡大につなげようというものです。」とのこと、ちゃんと立派なコンセプトの下に結成されたアイドルトリオなんですよっ!(笑)

 このトリオが、未だにマニアの間で語り継がれているのには理由があります。もちろん、この手の食品アイドルユニット(メンディーズ、つがるおとめ少女組)の元祖であること、そしてなによりも、メンバー最年少の高橋美鈴ちゃんの数奇な運命(笑)にあるわけです(^^;;)。
 このコ、このおしごと(^^)をする前、あの第1回国民的美少女コンテストに出場しています。その後、オスカーでモデルもしていましたが、その後スターダストに移籍し、そこでおにぎりにぎり隊のおしごとをしたわけです。そしてこの後、アクションズとゆー空手パフォーマンスグループを経て、4人組DALIのメンバーとなり、CDデビューを果たします。曲は「ムーンライト伝説」…そうです、「セーラームーン」の主題歌です。ちなみに制作はビーイングです。DALIはこの頃、原宿の歩行者天国で行われていた、常盤貴子が司会をつとめていた「スターダストレッスンステージ」でパフォーマンスを繰り広げていました。
 彼女、もちろん今は、ビーイングが誇るアイドルアーティスト、MANISHのヴォーカリストですよね(^^)。最近新作が出ないので、マニア諸氏は悶々としています!なんとかがんばってほしいものですねっ!なお、やぱ、チャットの内容には気をつけましょうねっ!(爆笑)



◆92年ジャパン東京校発表会パンフ

 ←な、なつかしいかおぶれ…(^^;;)
 マニアの間で符牒のよーに交わされる単語「ジャパン」、これは「ジャパンアーチストオフィス」とゆー名のタレントスクールです。鈴木杏樹・渡辺美奈代・渡瀬マキ・加藤紀子・酒井美紀・藤重政孝といった有名どころを輩出しているこのスクール。ここで紹介するものは、いずみも観に行った、92年暮に行われた発表会のパンフです。当時、東京校のホープとしてがんばっていたのがこの面々。もちろん、この後のSHABA DABA Girls→4℃ Styleですねっ(って日本中でこのユニット、何人にわかるんだ(^^;;))。
 両脇のお2人が至ってノーマルな選曲なのに対し、中の2人の選曲、すばらしいです(^^)。ファッション誌でモデルもやってた小河ルミ子ちんが唄ったのは、伝説の流浪アイドル、西野妙子(d.o.s.のTAEKOだよーん)の曲。マイナーアイドルマニアの(^^;;)桐谷理絵ちゃんは今の安室+MAXとはずいぶん陣容が違ってたスーパーモンキーズのデビュー曲です(^^)。ちなみに当時のスパモンは、リーダーが「まちの うたひめ アンナです」な牧野アンナで、もう1人、現SPEEDの新垣仁絵の姉である新垣寿子がいたんですよ(^^)。
 4℃ Styleの当時の活躍ぶりは、やがてここで紹介されることになる予定(は未定(^^;;))ですが、毎週毎週苦労して九十九里海岸まで通ったあの懐かしい想い出は、ほんとに、いずみのアイドルマニア時代最後の懐かしい想い出として、大切にとっておきたいです(^^)。

 …と、小林未佳ちゃん→もいましたね(^^)。ミニライブのMCで「私のことみなさんご存じないでしょうが…」としゃべっていた脇から「ジャパン!」「怪傑ぶんぶんガール!」とヤジりまくったのももう遠い昔になっちゃうんですね…(^^;;)。

 なーんておせんちになりながらも、いずみはパンフのページをめくります。後ろは、ジャパン出身のみなさんの活躍ぶりを紹介するコーナー。をー、加藤紀子とかいっぱい出てる(^^)。「東京パフォーマンスドールで活躍中の7名」なーんて時代を感じさせるページもあるなぁ(^^)

 ………あれ?


 酒井美紀はいいとして…この「井上佳苗」って、いったい…(^^;;;;;;;;;;)
 あちゃー、まいったなぁ…(^^;;)
 このころすでに、スカウトしてたんですね。さすがはビーイング(^^)。ELIKAとはずいぶんちがうなぁ(^^;;)。



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