※この記事は、第13号に掲載されたものです。
時間 15:00~15:30 動員 50名 曲目 「百万本のバラ」「空港」「フルーツパラダイス」「艶果恋唄」 イベント満足度 80%
先週の寺沢新子のイベントで発生したナゾ「フルーツパラダイスの元唄歌手は一体何者なのだ??」を解明するため、私となおぴ氏は2人で銀座セブンへと出かけた。「先週の雰囲気からすると、こりゃおばさんだろうなやっぱり」などと、ハズれた場合のショックを少しでもやわらげようと自己暗示をかけ合っていた我々だった(爆笑)のだが、結果大当たり、あまりのすばらしさに感動したのであった。
銀座セブンの案内には「ポップスヴォーカル」となっていた彼女、衣装もご覧の通りではあるのだが、いきなり1曲目が「百万本のバラ」。そしてMCで「オリジナル曲が2曲あるんですけど、これが変わってまして、ポップスと演歌なんですよね」との司会の紹介、続いてテレサ・テンの「空港」…。ううむ、すごすぎだ(笑)。
その後のオリジナル2曲、どちらも勝沼のご当地ソングのようで、まるで「青い珊瑚礁」の「フルーツパラダイス」、典型的なヤング演歌(ってなんですか?)の「艶果恋唄」、どちらもごく一般的な曲なのだが、歌唱がいかにも「昔から両方唄ってきました」、言い換えれば「ちびっこ芸風」なところがまたすばらしい。
で、早速握手会で「どこかミュージックスクールに通ってましたか?」と尋ねたら、「え?何かご存じなんですか?」とナゾの反応(爆笑)。もちろんこちらは知ってて突っ込んだのではなく、純粋に質問しただけなのだが(笑)。ちとあわててしまい「いやなんとなく…」とごまかしたら「いろいろと。」とか真っ黒な(どこがだ(笑))返事が…(笑)。早速マネージャ氏に「Whisperあてで資料送ってください」と頼んでおいた。
年齢はなんと18歳、ルックス的にも中元綾子風、ハマる人はハマるタイプなのでぜひ注目しておこう。6/20には、岐阜のTVの「輝けカラオケ大賞」とかいうのに出演するそうなので、どなたか報告してください。お願いします。 (編集長)
ここでこのイベント会場であった東芝銀座セブンについても触れておきましょう。この会場、東芝のショールームで、ラジオの公録関係が全滅となった昨今、レアな営業が毎週土日に観られる貴重なハコだったのですが、なんと昨年末をもって閉鎖(怒)。東芝のリストラでしょうか、実にもったいない。で、その跡には吉本興業が入り、現在「銀座7丁目劇場」となっています。
なお閉鎖までの銀座セブンの毎月の出演者をチェックしていくと、なんとほぼ毎月、ジャパン出身者が登場していることに気づきます。宮田雅子(現宮田まこ)、桜まりえ、加川ひろ子、未来まゆみ。もしかして銀座セブンには、ジャパン枠でもあったのでしょうか??今となっては永遠のナゾです(笑)。