通 番 |
発 駅 | 時刻 | 列 車 | 時刻 | 着 駅 | 制 覇 |
---|---|---|---|---|---|---|
29 | 錦糸町 | 6:04 | 普通 517C | 6:13 | 御茶ノ水 | |
30 | 御茶ノ水 | 6:15 | 普通 667H | 6:28 | 代々木 | |
31 | 代々木 | 6:32 | 普通 673G | 6:34 | 新 宿 | |
32 | 新 宿 | 6:42 | 快速 651F | 6:56 | 赤 羽 | |
33 | 赤 羽 | 7:01 | 快速〔ラビット号〕3521M | 8:22 | 宇都宮 | |
34 | 宇都宮 | 8:25 | 普通 2521M | 9:14 | 黒 磯 | |
35 | 黒 磯 | 9:38 | 普通 2131M | 10:13 | 泉 崎 | 泉 崎 |
36 | 泉 崎 | 11:03 | 普通 2133M | 11:31 | 郡 山 | |
37 | 郡 山 | 11:38 | 普通 4123M | 12:25 | 福 島 | |
38 | 福 島 | 12:29 | 普通 579M | 14:05 | 仙 台 | |
39 | 仙 台 | 14:55 | 普通 | 15:10 | 泉中央 | 泉中央 |
3日目 小計 | 2駅 | |||||
今日までの累計 | 8駅 |
19・20日は「政治集会」という名のただの宴会(笑)が仙台市内某所にて開かれる。当然移動手段は「鉄道の日記念きっぷ」、ならばついでに攻略を、ということで今日は知人nさんを巻き込んでのツアーである。
2人で往復するため、「鉄道の日記念きっぷ」は4回分行使することになる。私の手元には12日・13日に2回分を消費しあと1回分が残っていて、一方nさんはまっさらなものを予め購入してある。「鉄道の日記念きっぷ」は、同時に移動する場合に限り1枚で複数人数分の権利を同時行使できることになっているため、本来ならば行きか帰りのいずれかで、私かnさんかの一方が、他方の最寄駅にいったん立ち寄る必要がある。そこで私は、所持している定期券の有効区間内である代々木駅を「立ち寄り場所」に指定した。nさんは1回分を行使して代々木まで来、私は定期券で代々木にやってくる。そしていったん改札を出て、改めてnさんの券を1回分行使し、2人分同時行使の形にした。これで残りはnさんの券が1回分、私の券も1回分で、帰りはそれぞれがバラバラに直帰できることになる。
そんなわけで、とりあえずスタートから2列車は定期券による乗車となる。そして結局、明日20日は出向先に直行の予定だ(笑)。ある意味、「通勤途中に仙台に立ち寄った」といえなくもない(いえねーよ)。
3時間睡眠明けで乗車した朝の総武線は予想通りの混雑ぶりで、終点までずっと立ちっぱなしだった。わずか9分ではあるけれど。
御茶ノ水まで乗ってきた電車は、平日だとそのまま中央線に直通するのだが、土休日は御茶ノ水乗換えで面倒くさい。朝の寒いホームで、代々木での下車を考え最後尾まで移動、そしてやってきた各駅停車に乗り込む。さすがにこれはすいていて、シート端を難なく確保できた。
代々木で降りて、改札を出たところ、前方にnさんの姿が。声をかけて落ち合う。予定では私の少し後に到着することになっていたのだが、「1本前で来ちゃいました」とのこと。聞けばバンドの練習で完全徹夜とのこと、仙台まで大丈夫なのだろうか、というかそれ以前にこんなわけわからない寄り道につき合わさせてしまっていいのだろうか、という自責の念を少しだけ(ぉぃ)感じてしまったり。
ということで、1本前倒しで動くことに。この先取りはどのみち黒磯で吸収されてしまうのだけれど、余裕があった方がよいに決まってる。
そして、念のため時刻を確認しようと思い立ったが、ここで、またまた重大な忘れ物に気づいた。
時刻表忘れた。(笑)
時刻表もノーパソもないなどとは、アクシデントがあったらどーするんじゃい状態だが、東北本線上だけの移動なので「ま、なんとかなるよね♪」と100%前向きに考えることにした。トホホ。
代々木の有人改札で「鉄道の日記念きっぷ」にもう1つハンを押してもらい、やってきた山手線電車に乗り込み1駅移動。当然ながら座れない。
あっという間の新宿では埼京線に乗り換えて赤羽を目指す。
次は埼京線。これも予定より1本前になる。始発なので、問題なくシート端を確保できた。
電車は9割がたの埋まり具合で出発したが、池袋で大量の乗車があり、急に混雑した。どうも休日の埼京線は、池袋以南の輸送密度が低そうな気がする。
赤羽で下車し、駅構内のJR直営コンビニでさっそく酒を調達。nさんがあきれている。(笑)
赤羽からも1本前の快速になる。E231系には、上野方2両がセミクロスシート車の編成がいくつかあり、それを狙ってホームを上野寄りに移動。
そしてやってきた電車は狙いどおりの編成。しかし、赤羽からの乗車ではボックス部は埋まっている。よく考えればあたりまえだよなぁ、と苦笑しつつも、3人掛けロング部を2人で座ればそれなりに快適だ、ボックス部も空くかもしれないし、ということで後悔せずに最後尾車両に座った。
この後は、nさんと小西誠さん話やら労社同人脈話やら戸籍の性別変更問題やら、わけわからない、というかいつも話している類の話(笑)をしたり、寝たり、としているうちに宇都宮着。
乗車した快速は、大宮始発で先行してきた各駅停車に宇都宮で追いつく。これも予定より1本前の列車だ。
さくっと乗り換えてみたら、往年の115系、しかもドアが手動だ。
都市近郊部以外では、ドアの開閉は「半自動」という形態がずっと一般的である。これは、到着するとドアロックが外れるがドアは開かず、乗り降りしたい人は手でドアを開け、発車時には開いているドアが閉まりロックされる、というものだ。これだと、冷暖房が逃げないし、けっこう落ち着くものだが、ドアの開け閉めにはそれなりの力が必要なところが人にやさしくない。そこで最近の車両にはドアボタンがつけられ、開閉はボタンを押すことで自由に行えるようになっているが、まだまだ旧来型の半自動ドアも残っているところには残っている。今回はそれにあたったわけだ。
当初予定の電車は日光線からの直通電車なのでロングシート。それに比べても快適度は高く、1本前でよかったな、と感じつつ、ボックスを2人で占有し、nさんがやっている音楽の話やら、資本主義を肯定したがる論理構造の把握やら、飛びまくる話をしつつ終点まで進んだ。
黒磯ではいったん下車してみたものの、コンビニもなく、トイレにいったきりで再び改札をとおり、次の電車の席を確保した。701系でロングシートだが、4連でまだガラガラなので「確保」ということもないのだが。
その後、当初乗る予定だった日光線の電車を迎え入れ、少し増えたお客さんを乗せて、交流区間を走り出す列車。
と、途中で車掌が検札にやってきた。この車掌さん、実に仕事熱心で、トイレの中に乗客がいないかどうかチェックしていた! やっぱりノルマとかあるんですよね。うーむ。
そうこうしているうちに、あっと言う間に本日1つめの攻略対象、泉崎へ到着。
泉崎 いずみざき JR東日本 東北本線 福島県西白河郡泉崎村
泉崎村の中心にして唯一の鉄道駅である泉崎。しかし駅前は田んぼ。
いやー、やっぱりじぶんの写真は他の人に撮ってもらうものですね。セルフタイマーはどーもあわててしまって表情が作れない(笑)。
撮影儀式をさっさと済ませ、黒磯でできなかった食料買い込みを、ということで駅前に出てみる。
がしかし、これが見事に何にもない。駅前に食堂があるだけで、雑貨屋すら1軒もないのである。
ここ、村の中心部分でしょ? と、観光案内図を見つつ、まずは至近距離にあるハズの村役場方面に向かったが、その村役場、どう見ても村役場には見えない、小さな建物だった。周囲にあるのもお弁当屋と雑貨屋、各1軒ずつ。
もうなんだか、ものすごい山奥に来てしまったような感覚だが、それでも国道にはそこそこ車は走っている。その国道のJRをオーバクロスした向こうにホームセンターの看板が見えたので、そちらに向かってみたところ、ありました、セブンイレブンが。(笑)
私はさっそくさらに酒を購入、nさんは「これ、松屋より甘くないですかね?」と尋ねつつ牛丼を購入。電子レンジチンを要求しないnさん、「どうも暖めなおしたご飯って好きじゃないんですよ」とのコメント。それはわかるのだけれど、冷たくなって脂分が浮いて固まってる牛肉をそのまま食べるのもそれはそれでアレな気も個人的にはする。もちろん、どちらを取るか、というシュミの問題に過ぎないわけだけれど。
ふたたび駅に戻り、待合室で待つ。
車以外には人気がない閑静な村でも、交通機関があれば、人はそこに集まってくる。上り列車にも下り列車にもそれなりの利用はあるようだ。よく考えれば、黒磯にも郡山にも数十分で出られるのだから、実は交通の便はよいところなのだ。
やってきたのは455系。旧急行型車両で、乗り心地的にわりと好き。当然のごとく2人でボックスを占拠し進む。黄桜の紙パックでそのまま飲みまくる、という、完全な旅の恥かき捨てプレイをやってみる(笑)。
と、どうも斜め前のボックスに座っていたミニスカギャルから、たまーに視線がやってくるようになった。この来方だと、キケン信号(笑)かそうでないのか、判断しかねるなぁ、と思いつつ郡山着。ホームに下りてしゃべりながら跨線橋に向かった、あぁ、後ろからさっきのギャルの無情な声が。(笑)
ほらー、やっぱりそーじゃんあの人〜。
何が「やっぱりそう」なのかはあまりにわかりやすいが(笑)、あたいは見世物じゃねーよ、と言ってもほとんど意味がないよね(笑)。
次の電車は梁川行き。つまり、阿武隈急行直通電車で、車両も阿武隈急行のもの。なんで1週間のうちに2回も乗るんだ、というまっとーなギモンはこのプロジェクトには無用である。
既にボックスは埋まっていて、ロング部の車端を確保して、寝過ごさないように気をつけながら福島へ。
福島駅からは、今日唯一の2連ワンマン列車。とは言っても、ワンマンなのは白石までで、そこから先は4連ツーマンになる。と書いてみたものの、実は、白石を過ぎる頃はぐーすか寝ていて、気づいたらいつの間にかそうなっていた、というだけなのだが。
そしてここで、恐怖の連絡が。新潟から来るT君が、大宮で東北新幹線に乗り換えようとして長野新幹線に乗ってしまった、という!(笑) いったいどうやればそんな間違いができるのか、きわめて理解に苦しむが、まぁ「T君はそういう椰子だ」ということで納得せざるを得ない(にがわらい)。T君と同じ新幹線で東京からやってくる予定だったDさんは、予定通り乗車している、とのことで、T君は見捨てることをケテーイ(藁。
電車はぐんぐん進み、立ち客も当然出つつ、仙台に予定通り着。
T君はどおでもええ、としても、Dさんとは合流しなければならない。Dさんの新幹線は34分着なので、それまでnさんと2人で駅前をふらついたが、結局、この2人が落ち着ける場所はここにはないと判断(笑)、駅前の高架上の広場のベンチに腰を下ろしてマターリ。シュークリームを食べてみたりして。
なんだか、目の前で高校生がカツあげして/されていた。すぐに警察が飛んできたが、なぜかカツあげされていた方が事情聴取され、その間にカツあげしたほうはスルリと逃げていた。よくわからん光景だった。
そうこうしているうちにDさんが到着。合流して、市営地下鉄に乗り、終点かつ今日の第2攻略ポイントである泉中央を目指す。
この地下鉄、昨今ではめずらしく「フル規格」で作られていて、かつ車両も昨今ではめずらしく非冷房車である。100万都市にするために無理矢理周辺の市町を吸収合併し、その南北を貫いて走っている。ベッドタウン化した旧泉市からの乗客が功を奏し、営業収支は驚異的な黒字、しかし当然ながら莫大な建設費で莫大な赤字、というありがちなパターンに陥っている。東西方向にも地下鉄計画が進められているが、こちらはさすがにミニ規格になるようだ。
1つ手前の、開業当時の終点だった八乙女までしばらくは地上駅。そのまま地上線なのかな、と下調べもせず勝手に想像していたら、最後の最後でふたたび地下につっこんで泉中央着。
泉中央 いずみちゅうおう 仙台市交通局 南北線 宮城県仙台市泉区
このプロジェクト唯一の地下鉄駅(地下駅は他にもあるが)。
やっぱり他の人に撮ってもらったほうがいいよね。うん。
泉中央駅では、さっそく、11月3日に青森にてお世話になるKさんがお出迎え。そのまま、ディスカウント酒屋に寄りつつも某山岳ベースに移動し、さっそく政治集会(笑)が開始された。
だがしかし!
既に朝から飲んでいる私は、 宴集会が始まってわずか3時間半後にダウンしてしまった、らしい…(^^;;)
摘 要 | 支出金額 |
---|---|
鉄道の日記念きっぷ | 3060 |
サンドイッチ ハム&チーズ | 200 |
つまむカールまろしゃけ | 120 |
氷結果汁レモン 500ml | 200 |
スーパーチューハイレモン 500ml | 200 |
ブリトー エンチェラダ | 189 |
スーパーチューハイドライ 500ml | 199 |
黄桜辛口一献 900ml | 703 |
マロンシュークリーム | 100 |
仙台市交通局 仙台→泉中央 | 290 |
酒代カンパ | 4547 |
今日の小計 | 9808 |
今日までの累計 | 22401 |
ここでいう支出では、前売りの乗車券類の購入など、 本旅行中で後日行使するきっぷの購入は計上しません。そのかわり、 前もって買っておいたきっぷの行使は計上します。また、青春18きっぷ等の「複数人日分乗り放題となるきっぷ」については、1人日分の値段を計上します。割り切れない場合は、1円未満の端数分を初回行使分に上乗せします。