よねざわいずみ 全駅制覇 Report Vol. 2
LOOX不具合で調子サイアク、でも旅は充実
− 10月13日(日) 泉・大泉・泉・泉郷 −

今日の行程


発 駅 時刻 列 車 時刻 着 駅 制 覇
12 業平橋 5:03 準急 2201 5:16 北千住  
13 北千住 5:19 普通 321M 8:19
14 8:33 普通 629M 8:50 いわき  
15 いわき 9:18 普通 681M 10:36 原ノ町  
16 原ノ町 10:50 普通 243M 11:48 岩 沼  
17 岩 沼 11:52 普通 428M 11:58 槻 木  
18 槻 木 12:01 普通 924M 12:51 大 泉 大 泉
19 大 泉 13:52 普通 926M 14:15 福 島  
20 福 島 14:40 普通 14:46
21 14:53 普通 15:01 福 島  
22 福 島 15:23 普通 1140M 16:11 郡 山  
23 郡 山 16:49 普通 332D 17:20 泉 郷 泉 郷
24 泉 郷 17:51 普通 337D 18:16 安積永盛  
25 安積永盛 18:20 普通 2150M 19:18 黒 磯  
26 黒 磯 19:49 快速〔ラビット号〕3550M 22:00 赤 羽  
27 赤 羽 22:02 快速 2116F 22:16 新 宿  
28 新 宿 22:19 普通 2122G 22:25 渋 谷  
2日目 小計 4駅
今日までの累計 6駅

Section 2-0
なんとLOOX、突如ぶち壊れ

 昨日、とんでもない事態が発生した。帰宅後、某サイト(笑)を更新しようと作業していたら、突然LOOXのキーボードが効かなくなったのだ。
 内蔵のポインティングデバイスも利かず、USBマウスは利く。とりあえずリブートしてみたら、当然ながらログオンプロンプトでパスワードが入力できない。「どうしよう…」とさらにリブートしようとしたところ、今度はBIOS起動直後の画面から先に行かなくなってしまった!
 もう、頭の中がパニック状態になってしまった。サイトの更新作業ができないだけでなく、さっそく公開しようとしたこのページの入力済み文章にも、アクセスが不能になってしまったのだ。
 こういうときは寝るしかない。熱暴走かも、と思い、とにかくさっさと寝て、早めに起きて再チャレンジ、ダメならあきらめる。そう考えるしかない。
 しかし、買ってまだ2ヶ月ちょっとだというのに…やはり、普通の人にはありえねえ酷使の仕方なのだろうか?(^^;;)

 結局21時に寝て、この日は朝3時に起床。再度チャレンジしたがやっぱりブートせず。
 ところが、何度か電源ボタン5秒押下による強制電源オンオフを繰り返していると、どんなタイミングかはわからないが、ログオンプロンプトが出ることがある。
 「うーん、これは内蔵キーボードとメインボードとの接触不良かも。なら、USBキーボードが認識させられれば、データサルベージはできるかもしれない」そう思ったらもう決断は早い。手元にはUSBキーボードはないが、出向先にはある(^^;;)。某サイトの更新も急ぎを要するし、今日の行程、終えたら出向先に直行してそこで試みることにしよう。
 こうして、今日の夜もなぜか、出向先でのお泊りが確定したのであった。トホホ。


Section 2-1
いきなりボックスシートから

業平橋 5:03→北千住 5:16
準急 2201(モハ6172)

 今日は福島県を回る。
 福島県といっても、攻略駅は常磐側と内陸側に散らばっているため、すべてをこの時期の明るいうちに回るのは非常に難しい。そこで、19日に仙台に行くときまで泉崎はおあずけにし、他の4つをつぶすことにした。それでも、常磐線は始発に乗らねばならず、水郡線の泉郷は明るさの意味で非常に微妙なところである。
 しかもこの常磐線だが、これにJR錦糸町からアプローチするには、上野駅で階段昇降を含む1分乗換えというものすごいギャンブルをしなければならない。これでは危険が大きすぎる。
 幸いにして、私の自宅からは徒歩13分で東武の業平橋駅に行くことができる。ここから始発の東武日光行きに乗れば、北千住で常磐線始発を3分差でつかまえられる。北千住での乗り換えは上野以上に大変なのはわかっている上、乗り換え中に「鉄道の日記念きっぷ」の乗車日スタンプを押してもらわねばならない、という条件はあるが、それでも3分あるので危険は小さい。追加運賃も160円で済む。

 ということで、LOOXがないので(でも出向先に持っていくために荷物にはなっているという(涙))、コンビにでメモ帳を調達し、業平橋でダイエット茶を購入して東武の初電に乗った。
 この初電、もう長年の間、準急でありながら快速用ボックスシート車を使い、東武日光まで4連で走るパターンを続けている。確か大学に合格したとき、記念と称して春休み中、牛田から東武日光までこれに乗った記憶がある。もう18年も前の話だね。(笑)
 今回は北千住までなので、途中の全駅に停車しながら進む。鐘ヶ淵で大量のお客さんが乗り込み、4連の列車はほぼ満席に。私のボックスにも2人のおじさんが座り込んできた。
 北千住ではダッシュは避けられない。よって到着前からドアに移動するが、どこからどう見ても「鉄」なにおいがする男性が、既に同じドア前でそわそわしている。この人、絶対に「鉄道の日記念きっぷ」を行使するぞ、と思いつつ、ドアが開くと同時にダッシュ! といってもこの年齢ではスピードもたかが知れているが(^^;;)、それでもエスカレーターを駆けあがり、東武の自動改札を抜け、JRの有人改札へ。ラッキーなことに駅員がいる。すかさずきっぷを提示してスタンプ、そのまま常磐線ホームへ。
 やった、90秒で乗り換え完了。余裕で間に合った。
 フト見ると、先ほどの男性が、手に「鉄道の日記念きっぷ」をにぎりしめてやってきた。予感的中。ってそりゃ誰でも当てられるか。(笑)


Section 2-2
常磐道をひた走り

北千住 5:19→泉 8:19
普通 321M(モハ414-710)

 常磐線始発は7連で、いわきまで3時間半以上かけて走り抜ける。ロングシートだとやだなぁ、と思っていたが、さすがにこの時間にはそういうことはないか。
 乗ってみたところ、初電だけあって、夜遊びのギャル(笑)やリーマンがそれなりに乗っている。さらに、日曜だけあって、太公望の姿も多い。ボックスシートは既にすべて2人ずつ座っており、ロングシート車端を確保した。
 しかし、こうしてみると、自分がいかにLOOXに頼り切った生活をしてきたのかがわかる。やることがないのだ(笑)。昨晩はさすがにぐっすり寝ているので、眠気もそう強くはない。 ということで、まだ暗い車窓に目を凝らしてみたりするが、そういう用途にはロングシートは不向きなのは確か。
 思えば、常磐快速・普通線に乗るのももう何年ぶりか、思い出せないくらいだ。とにかく、北千住−松戸−柏は東京周辺としてはかなり長い距離で、「快速っ!」という感じがする。

 電車は途中でも釣り客を拾いつつ、旧国電区間の果てである取手を出発。この先のデッドセクション(給電直流/交流を走行中に切り替えるための、無給電=架線のない区間)を昼間に通過するのは、なんと小4のとき以来、つまり26年ぶりだったりする(笑)。
 と、そこに実に感動的な光景が。

デッドセクションで日の出なんとデッドセクションで日の出を迎えた!

 デッドセクションを通過する少し前から、進行方向右側の車窓がオレンジ色に輝いていた。日の出である。そしてなんと、デッドセクション通過時、車内の蛍光灯が一部を残して消灯する瞬間、暗い車内に日の出の光が差し込んできたのである。なんとも感激。

 取手までは増えるいっぽうだった乗客数は、藤代から逆に減少過程に入った。
 土浦ではまとまった数の下車があるが、まだ空きボックスは出ず、じっと待つ。
 と、高浜ではこんなものが。

高浜駅のsuica端末こんなsuica対応端末もあるのね
 ごくごくありふれた改札を、無理矢理suica対応にするとこうなる、というものすごい話でした。(笑)

 次の石岡ではついに空きボックスが出たのですかさず移動し足を伸ばす。すこし眠くなってきた。
  水戸では大量の下車。同じホームのお隣には、この後で乗ることになるオールロング車が止まっているのを確認し、ちと残念がる。でも短時間しか乗らないからいいか。
 その後、磯原の近くで複雑な海岸付近の地形を見て、この2日間で唯一の海を堪能し、またうとうとしつつ、本日最初の攻略駅、泉に定刻どおり到着。


Section 2-3
泉駅

いずみ 東日本旅客鉄道 常磐線 福島県いわき市

 次の電車まで14分、ということで、比較的のんびりと駅を回ってみる。
 泉駅は特急停車駅であり、また福島臨海鉄道の起点でもあったりして、構内も駅舎も大きい。立派な橋上駅にはエレベーターやスロープも完備されていて、駅前広場も広い。

東口東口。こちらがメインか。駅前にタクシーがたくさん止まっていた
西口西口はややさびしめ。水族館行きのバスが出ているらしい
東口現役の構内側線たち
東口こんな駅標しかないぞ…
東口福島臨港鉄道の事務所。かつては客扱いもしていたが、旅客用ホームはどこにあったのだろう

 この後、駅コンビニで朝食用おにぎりと大型時刻表を買う。
 最近の私は、すっかりえきから時刻表に依存していて、もはや時刻表を買うことはなくなっていた。どのみちLOOXは持ち歩くのだから、時刻表は余分な荷物になってしまう。ところが今日はなにせLOOXがぶっこわれ状態。大型時刻表がないと、遅延などのアクシデントにまったく対処不能になってしまう。自宅を出たあと、コンビニに何軒か寄ってみたがどこにも時刻表自体がなく、これ幸いと購入したのだった。

 しかし!そんなことをしているうちに、次の電車の時刻が刻々と迫っていたのである。
 駅標は↑のしか見当たらず、これでは記念撮影は無理である。適当なものはないか、と探したところ…
 ホームの、ずっと先の屋根のない部分に、ありました、旧式の駅標が。
 しかし、もう電車は遠く向こうに見えていたりする。三脚を立てている時間などない。かといって、この位置には編成が差し掛からず、近くに待ち客は誰もいないので、誰かに撮影を頼むこともできない。
 しかたなく、こんなので済ませてしまった。

東口あわてて手持ちで撮ったのでだめだめ(泣)

Section 2-4
急ぐ必要はなかった

泉 8:33→いわき 8:50
普通 629M(クハ411-1608)

 なんとか記念撮影して、さきほど水戸で見かけた、4連ロングシートの電車にもぐりこむ。席は8割がた埋まっていたので、最後尾まで歩き、運転席のすぐ脇の車端を確保した。
 そしておにぎりを食べながら、さっそくさきほど購入した時刻表を開いてみたら…
 この電車の1本後でも、いわきから先に行く同じ電車に間に合っていたことがわかった。

…それなら、三脚立てて撮影できたじゃん。

 ものすごく後悔する。あー残念。(涙)


Section 2-5
ついに単線・ワンマン・701系

いわき 9:18→原ノ町 9:24
普通 681M(クハ700-102)

 1本後の電車に乗らなかったことで、唯一、トクかなぁ、と思えるのがあるとすれば、それは「確実によい席を確保できること」しかない。果たして、次の電車は701系ワンマン。既に車端は埋まっていて、モーターなし車のシート端をどうにか確保できた。次の電車ではシート端は無理だっただろう。そう思って自らを慰めてみるてすと。
 後続の電車から、そして意外にもスーパーひたち3号からも多くの乗り換え客を得、立ち客も多いワンマン列車は定刻にいわきを出発。そして2つ先の四ツ倉から、単線区間に突入した。
 思えば、この「常磐線の単線区間」には、昨夏、思いっきり泣かされている。この先、かなりシビアな乗換えが続くので、今回も何か起こらねばよいが、と不安になる。
 列車は少しずつ乗客を入れ換えながら、遊びに行くと思われるギャルを若干増やしつつ(笑)、定刻どおりに今日ここまでの中でもっともひなびた要衝地、原ノ町に着いた。


Section 2-6
あの悪夢が頭をよぎりまくり

原ノ町 10:50→岩沼 11:48
普通 243M(クハ455-316)

 原ノ町で跨線橋を渡り、往年の急行用車両、455系6連に乗り込む。トイレはあるが、その向かいの洗面台がまるまるごっそり撤去されていて違和感アリ。
 ここからは乗客の流れは仙台方に向かっている。かつ、仙台に近づくにつれ、どんどん仙台圏ベッドタウンとの「足」として乗客も列車の数も増え、しかも単線、という、非常にデリケートな線区でもある。この後の、岩沼で4分差乗り換え、次の槻木で3分差乗り換えというアクロバティックな接続が確保されるかどうか、とても気がかりになってしまう。

 そして果たして! 恐れていた事態が現実になりかけてしまった。
 日立木で対向の特急、スーパーひたち30号と交換するのだが、停車した直後、車内には非情なアナウンスが…

「特急電車が3分ほど遅れております。」

 まるで昨夏羽越本線で遭った事態寸分たがわず今夏にもあったかのごとく、昨夏常磐線で遭った事態がここで再来してしまうのでしょうか!?!?(笑) もう笑うしかないっす(涙)。
 「こんなのはよくあることさ」とでもいいたげな、落ち着いた車内の雰囲気に、さらにあせりは増加…

 そして確かに3分遅れで特急は通過、すかさず243Mは動き出した。
 時刻表で見る限り、挽回のチャンスは相馬駅しかない。果たしてどうなるのか、もう気が気でなかったが、なんとその相馬駅で遅れを2分も取り戻すことに成功。これなら大丈夫だろう、とかなり安心しながら、立ち客がいっぱいになってきた電車の中で時刻表を繰って過ごした。
 昨年、引き返しを決断した新地を過ぎ、さらに仙台に近づくにつれ遅れは完全に解消。昨夏の再来は革命的に阻止されたのであった(笑)。
 阿武隈川を渡り、いったん宮城県に入った。


Section 2-7
1駅移動

岩沼 11:52→槻木 11:58
普通 428M(クハ455-309)

 岩沼では同じホームでの乗り換え。4分も必要がないくらいだ、と急に余裕かますゲンキンな私(笑)。
 乗り込んだのはまたもや急行型6連。車内は至ってすいていて、余裕で1ボックス占拠できる、と主他ところ…なぜか、アルコールくさいおじさんが、私のボックスに相席してきた。
 ぉぃぉぃ、空いてるボックスがあるのに、なんでわざわざ進行逆向きで相席するんだ?と異常に気になるが、すぐ降りるからなんでもいいや(笑)。


Section 2-8
「幻の東北本線」を通って大泉へ

槻木 12:01→大泉 12:51
普通 924M(AT8108)

 槻木では3分差で阿武隈急行に乗り換え、今日2つめの攻略駅、大泉へと向かう。
 阿武隈急行は福島交通などが出資してできた第3セクターだが、この線、もともと東北本線の計画ルートだったところ、地元の反対で勾配のきつい現ルートに変更されてしまったのが結局輸送力増強のため別線として着工され、部分開業してみたものの大赤字、国鉄「再建」のあおりで工事凍結、しかし結局第3セクター化により全通、と紆余曲折を経ている。

なぞのヘッドマーク跨線橋を降りると、こんなヘッドマークをつけた電車

 妙な?ヘッドマークをつけた電車はいたってすいている。こんなのでツーマン運転して大丈夫なのかどうかは気がかりだが、言うまでもなく、ワンマンに比して万人がトクをするシステムなので問題ない。
 丸森までは旧国鉄丸森線。屈指の赤字線区だったがさもありなん。丸森駅以外は周囲に小集落しかなく、鉄道の利用者が多いはずもないことは一目でわかる。 丸森は比較的ひらけているが、この時間には交換した下り列車ともども乗降客があまりない。なぜか駅舎内の待合室は人でごったがえしていたが。

 そしてここから先、新規開業区間は、阿武隈川を横に見ながら、多数のトンネルで山を貫いていく。小集落1つない、山奥である。

厳しい山奥車窓からは、対岸の道路のがけが崩れている箇所がいくつも眺められた

 随一の長い駅間距離を走り、あぶくま駅に着く。ここがもう、秘境もいいとこの場所だが、なぜか駅前広場で宴会が行われている。どう見ても町内会かなにかのプライベートな飲み会なのに、ステージ使ってなにやらやっていた。よくわからん(笑)。
 次の兜が最も山奥の駅で、誰が使っているのかまったく不明。ここで県境を超え、ふたたび今日のテーマである福島県に戻り、かつて「日本一長い駅名にしようとつけたのに、マネする会社が続発していまや全国7位にまで転落してしまった(笑)やながわ希望の森公園前を通って、本日の2駅め、大泉に着いた。


Section 2-9
大泉駅

大泉 おおいずみ 阿武隈急行 阿武隈急行線 福島県伊達郡保原町

 次の電車まではなんと61分もある。のんびりできる時間だ。
 でもとにかく泉駅での苦い経験もあるので、写真はさっさと撮っておく。

駅前駅前広場から。駅舎はありません
駅標&記念撮影駅標&記念撮影
ホームからの眺望ホームの眼前は田んぼばっかし
保原方へまっすぐ伸びる鉄路保原方へまっすぐ伸びる鉄路 高規格短絡線として作られたことがよくわかります
梁川方へまっすぐ伸びる鉄路梁川方へまっすぐ伸びる鉄路 高規格短絡線として作られたことがよくわかります

 以上の用事(笑)を済ませ、駅近辺を散策してみることに。ものすごく閑静なのだが、しかし、道路に出てすぐ左手に、保原警察署が。なんだなんだ?とそのまま保原駅方向に向かうと、消防署やら法務局出張所やらその周りのお約束的司法書士屋やらがうじゃうじゃと。
  というわけで、ここは保原町市街のぎりぎり端っこにあるのであった。当然ながら、コンビニもあった。しかも看板には「酒」の字が!(笑)

 こりゃ、飲むっきゃない。

 というわけで、500mlチューハイを購入して駅に戻り、飲みながらマターリとした。
 ネットにもつながらず(ってPHSはアンテナ立ちまくりなので、LOOXが生きてればつなげちゃってたわけですが(笑))、こうして陽のあたる中のんびりするのもいいですね。
 なんだか、心が洗われますた。(・∀・)


Section 2-10
続けて次を目指す

大泉 13:52→福島 14:15
普通 926M(AT8106)

 のんびりした後、ふたたび行程再開。やってきた電車に乗り込んだが、なんだかやたらと混んでいる。偶然にもシート端を確保できたが、一方で立っているギャルや野郎高校生もいっぱい。彼ら/彼女らの目的は、福島に遊びに行く以外には考えられないが(笑)、福島弁いっぱいの車中はにぎやかだ。
 車掌も大忙しで、車内補充券を買いそびれてしまった。
 これだけ混んでいれば、確かにワンマンよりはツーマンの方が全体の「効率」もいいのかも知れない、などと思いつつ、福島に到着。これで一応、阿武隈急行は全線乗ったことになった。


Section 2-11
同一ホームの反対側、非情にも閉まるドア

福島 14:40→泉 14:46
普通(7202)

 福島駅では、阿武隈急行と福島交通は同じホームを共用している。阿武隈急行の筆頭株主は福島交通だが、もともと、福島交通は福島から梁川までの路面電車を持っていたこともあり、この近辺の交通を占有する意味もあって出資しているのだろうけど、同一ホームというのはいろんな意味で便利ではある。
 しかし今回に限っては、それがちっとも便利ではない。
  事前にネットで調べておいたのだが、なにせ阿武隈急行926Mの到着は14時15分、そして福島交通の電車の発車も14時15分なのだ。接続を取るのならわざわざこんな時間にしはしないはずだから、これはサイアクの光景を目の当たりにできるはずだ、と喜んでいたら、果たしてそうなった(笑)。確かに、乗ってきた列車のドアが開いた5秒後、すなわち絶対に乗り換えられないタイミングで、反対側の電車のドアは閉められた。まったく、嫌がらせなんだろうか、このダイヤ(笑)。

 ともあれ、いったん精算して改札を出、駅前のコンビニの場所を確認し、トイレを済ませてからきっぷを買って同じホームにふたたび入場(なんとイマドキめずらしい、昔なつかしのハサミでの入鋏!)、福島交通の電車を待つ。
 やってきたのは2連のステンレスカー、系列の東急からの払い下げ車両で、冷房改造を施してあるが、この冷房装置がなんと車内にデンと置いてある、というのがすごい。一瞬トイレに見えるが、よく見るとなにやらキカイが入っていそうなだけの箱があって、それが冷房装置なのであった。

 先頭車に乗り込むが、いろいろ見とれているうちにシート端確保に失敗(笑)。先頭に近い席を確保して前面を眺めることにした。
 すぐに次の曾根田に到着、元のターミナル駅でガワだけ立派な感じ。さらに美術館図書館前を経て、ここまで併走してきた東北本線をオーバクロスし、かつて貨物駅だった岩代清水からわずか0.3kmで本日3駅め、泉駅。わずかな区間だったけど、乗り応えのある鉄道だな、と感じた。


Section 2-12
泉駅

いずみ 福島交通 飯坂線 福島県福島市

 泉は、いかにも地方の住宅街の中の小駅、という雰囲気を漂わせている。狭い敷地には自転車が並ぶ一方、駅の前には畑があったりもして、幼稚園の頃の実家(一応23区内なのだが(笑))を思い出す。
 ここでは、全体の中でも滞在時間に余裕のないわずか7分。それでも、構内は狭いので、以下の写真をきっちり撮ることができた。

西口西口
東口東口
駅舎の中駅舎の中 朝夕のみ委託駅っぽい
駅標駅標
記念写真記念写真 駅標がわずかにフレームアウトしたので別掲しますた

 最後の記念撮影をしている間に、小学生の女の子2人がやってきて、えらく不審そうな目でこちらを見ていた。どの部分に不審さを感じたのかはわからないが、もしかしてありとあらゆるすべてが不審だったりして。(笑えない)


Section 2-13
ふたたび福島へ

泉 14:53→福島 15:01
普通 (7206)

 やってきた上り電車に乗り、座りつつも食い入るように風景を見ながら福島に戻った。この線、改めて全線乗ってみたい気がする。ついでに、保原線の廃線跡めぐりもやってみたい。(笑)

 そうそう、福島交通にもなぞのヘッドマークがついてましたので撮っておきました。

なぞのヘッドマークなんでそんなに鉄道の日をアピールするのか謎

Section 2-14
ラストスパート前に遅延、でも複線だもん。

福島 15:23→郡山 16:11
普通 1140M(クハ700-1027)

 体調が思ったよりよいので、またお酒飲もうか、と考えたのだが、駅コンビニではチューハイを売ってない。すぐ飲まないのなら、ぬるくなるとおいしくないビールや発泡酒はNGなので、ここはあきらめて、なぜか逆向きにKIOSKでビタミンパーラーを買ってみた(笑)。
 乗り込んだ701系4連では車端を確保できず、先頭車のシート端へ。発車時刻になると「接続列車が遅れていますので接続をとります」とかのアナウンスが。でも東北本線、腐っても複線なのであまり気にせず、待ち。結局、2分遅れでの発車となった。
 この後はずっとうとうと。で、起きてみると終点、郡山の近く。時刻を見ると4分遅れてるでわないくゎ(笑)。どこが「腐っても複線」なのかわからないが、次の接続は余裕なのでまったく気にならない。


Section 2-14-2
またこのタイミングで牛かよ(笑)

郡山駅前にて

 次の列車までは時間がある。さてどうしよう、と思って駅前に出てみたら、あら、吉野家が(笑)。
 うーむ、今日はもう十分飲み食べしているんだけど、でもまあいいや、ということで、

 こりゃ、牛しばきするっきゃない。

 吉野家の店員、マニュアルどおりにしゃべるのだが微妙にアクセントが福島弁していて、趣深かった。いいなぁ、こういうのって。
 ともあれ、引換券はこれで2枚になったナリ。


Section 2-15
今日はじめての気動車で、4駅めへ

郡山 16:49→泉郷 17:20
普通 332D(キハ110-132)

 再び駅に入場し、次の列車のホームはどこかな?と探したが、なんと!

水郡ホームってなんですか?水郡ホームってなんですか?
これが正体ですこれが正体でした

 通常、番線には自然数がつく。0番線というのもあるが、学校数学はいざ知らず、自然数にゼロも入れる流儀が多いのでおかしくない(とかいう)。しかし「水郡ホーム」というのはちょっと笑ってしまう、やぱ。
 上の画像のとおり、既に列車は入線済み。今日はじめての気動車3連で、ツーマンである。既に全車両の4人ボックスシートには空きがなかったが、先頭車両の2人ボックスに空きがあったので、さっそく着席。
 実はこの2人ボックス、初体験なのであります。 確かに横幅はせまいですが、ひじかけがあるのが非常にgood。かなり(・∀・)イイ!。無論、これを2人で使ったら狭いには違いないが、1人で占拠できるのならすごく快適かもしれない。
 ということで、いずみ流「普通列車座席占有快適度」勝手にランキングぅ!

  1. 4人ボックスシートを1人で占拠 ごろ寝すらできる(笑)
  2. 2人ボックスシートを1人で占拠 ひじかけがあってよい
  3. 転換クロスシート2列分を1人で占拠 1.のようなことはできないので(^^;;)
  4. 4人ボックスシートに2人相席 相手のことを考えなければ前に足を伸ばせるが多少は気兼ねしちゃうよね、多少は(^^;;)
  5. クロスシートを1人で占拠 横の人に気兼ねしなくていい分だけマシ
  6. ロングシート車端または701系・E231系などのシート端(要するに側壁に寄りかかれるタイプ)
  7. クロスシート2人掛けで窓側 多少はよりかかれる
  8. クロスシート2人掛けで通路側 単にこれより下のやつよりは「マシ」という程度
  9. ロングシート車端分以外  私みたいなデカい奴は、足が前に伸ばせるかどうかが重要なポイントなので、こちらの方がマシ
  10. ボックスシート定員掛け サイアクです

 …なんてくだらないこと言っているうちにも、日がどんどん落ちてきた。そして、安積永盛を過ぎ、非電化区間に突入したすぐ後、朝っぱらに続いてすばらしい光景がまた…

日没こんどは日没。

 1日の日の出・日の入りをともに列車の中で味わう、というのは生まれてはじめての体験かもしれない。これだけでも、このひどいプロジェクト(笑)抜きにして、今日の旅はよかったなぁ、としみじみ思ってしまった。

 そしてこの後、空はどんどん暗くなっていく。あぁ、「できるだけ昼に回る」というルール#9を達成できるかどうか、きわめて微妙だ。というか、目的地の経度の日没時刻くらい事前に調べとけよ、とも言う。(^^;;)
 磐城守山は今回の行程で通ってきたJR線のうちはじめて、交換設備が廃止・撤去された駅だった。これ見て、いつもながら「合理化とは何なのか、国鉄分割民営化とは何だったのか」と考えてしまうワタクシだが、それはそれとして(よくないが(笑))、早く着け着け泉郷、という感じで、定刻に到着。まだぎりぎりフラッシュなしで撮れるかも!?


Section 2-16
泉郷駅

泉郷 いずみごう 東日本旅客鉄道 水郡線 福島県石川郡玉川村

 ともあれ、まずは撮影撮影。
 かなりやばげだったので、とにかく、しょぼしょぼな内蔵フラッシュが届かないような写真を先に撮ることにする。といいつつ、最初に駅舎撮ってるな。(^^;;)

駅舎駅舎 サーモンピンク色は誰のシュミなんだ?
(フラッシュ撮影)
撤去された対向線とホーム撤去された対向線とホーム
(註:フラッシュなし・極端な画像ガンマ値補正)
貨物用ホームの跡?貨物用ホームの跡と思われます
(註:フラッシュなし・手ぶれ・極端な画像ガンマ値補正)
駅標&記念撮影駅標&記念撮影
(フラッシュ撮影)

 なんだか、上の駅標の左側に、ものすごくいやーな文字列がある気がしないでもないのだが、気のせいだろうか?(爆)
 泉郷は玉川村役場の最寄り駅で、それなりの集落になっている。が、それ以上に、駅前も通っている国道118号線を当て込んだ店があることが、ここに着くまでの車窓から明らかに予想できる。次の列車までまだ時間もあるので、買い物をすべきコンビニがきっとあるだろう、ということで国道に出てみる。と、果たして、南へ200mくらい下がったところにセブンとファミマがあったりする。それどころか、薬だの酒だのとある。すばらしい(笑)。さっそくディスカウント酒屋に入って、淡麗グリーンラベル500ml2本を331円で確保し、完全に真っ暗になった道を駅に戻ってまず1本め。
 で、軽く酔いつつ、改めて待合室を観察してみたのだが…委託窓口の様子がなにか「おかしい」。日曜のこの時刻だから、もう委託は閉まっててもおかしくない。のに、中の蛍光灯はこうこうと輝いていて、私物が散らかってたりする。さらに出札口から覗き込んでみると…

つけっぱなしの発券ますぃーんつけっぱなしの発券ますぃーん 生活臭ありすぎる事務室内

 これはただならぬ事態だ。480円のきっぷを発券した状態のまま、端末がつけっぱなしである。
 ま、まさか、委託の人が何か事故か事件に巻き込まれた!?

 わけわからないでいると、次の列車の発車8分前くらいになり、キキーっと車のブレーキの音が正面から聞こえてきた。そして車のドアが開閉する音がした。最後には、おじさんが1人入ってきた。
 あーなんだ、これが委託の人だったのね。(^^;;) 単に席をはずしてた、ということか。
 そしておじさん、もちろん、私を一瞥してすぐに

 きっぷ、買わない?

 さ、さすがだ。って商売なのだからアタリマエだが。
 私はきっぷマニアではないので、 「いえいえ、買いませんよー」とにべもなく断ってしまったら、おじさん、さみしそう。
 ふと気づいたが、おじさん、車のエンジンかけっぱなしだ。近所の人で、こうやって列車の時刻の直前にだけ通ってくるのだろう。なんとものんびりした話だが、私の他に誰も乗客がいないこの状態では、アイドリングでかかるガソリン代は大丈夫なのだろうか、とつい心配してしまったりする。


Section 2-17
あとは帰るだけ、でも接続は心配。

泉郷 17:51→安積永盛 18:16
普通 337D(キハ110-116)

 さぁ、今日のノルマ4駅を無事に終え、あとはいよいよ帰るだけだ。ただしこの後、なぜかシビアな乗換えがまだあったりするので気を抜いてはいられない。その割にはもう1本の発泡酒にも口をつけてはいたが(笑)。
  やってきたのはワンマン2連。先ほど通った段階で、次乗り換えの安積永盛駅の跨線橋は郡山寄りであることを車窓から確認済みだったので、そのまま前の車両に席を確保しようとした(ワンマン運転で無人駅停車の場合、先頭車両後方のドアからしか乗車できない)ところ、またもや4人ボックスは空きなし。よって今度もまた、2人ボックスを占有した。
 この後の乗り換えはシビアで、これを逃すと状況が非常に厳しくなる。眠るわけにもいかず、時刻表眺めながらがんばって起きていた。
 最近のJR各社は、ローカル線と幹線系の接続が異様に悪いダイヤを組んでみたりする。要するに、旅行者、とりわけ増収にさして役立たない、我々のような貧乏人はローカル線に乗り継ぐな、と言っているのだと思うが(トカイウ)、この列車に関しては次の東北本線との接続が絶妙なのだ。路線の分岐駅で4分待ち、というのはかなりうれしい。
  もっとも、片方は単線なわけで、こちらが遅れたりすると本線は待っててくれるはずもなくはある。今回はこちらも定刻どおりの運行で、問題はなさそうだが、念のため、ダッシュの体制を整え、安積永盛を迎えた。


Section 2-18
1月に乗った列車は車両がグレードアップ

安積永盛 18:20→黒磯 19:18
普通 2150M(クモハ719-37→クハ718-37)

 さっそく列車を飛び出し、跨線橋を早足で渡ると、そこには階段、ホーム問わずべたーーっと座りケータイを操る、じもてぃな若い男女が多数いる。一方、水郡線ホームのある駅舎側から、ホームに飛び降りてこちら側に渡ってくる制服姿の男子高校生もいる。昔はこういう光景、どこでも見られたよなぁ、なんて思いながら眺めていたが、ふと横を見ると、支柱に「線路横断禁止!」とデッカク書いてあった。そうか、やっぱりまずいよねそういうのは、といまさら気づく私は何なんざんしょ。(^^;;)
 やってきた列車は、なんとクロスシートタイプの719系。すわり心地はボックスシートよりはよい。ただしこれ、向きが固定なので、4人分向かい合っている席は各車両4箇所しかなく、激戦になる。というか、そもそも今は立ち客も多く、そんなことを考える余地は一切ない(笑)。
 そうそう、そういえばこの列車、1月に青森に行ったとき、帰りに乗った列車だった。青森を8時前に出て延々乗り継ぐと、これに接続して、当然この後は今回と同じ行程になる…はずが、同行者のみなさんが「おなかすいた」というので、黒磯で下車したところ、駅前に本当になにもなくて(^^;;)唯一やっていた蕎麦屋でおなかを満たしているうちに電車は行ってしまった、というパターンだった。今回はそのつもりもなく、そのまままっすぐ帰ることになる。自宅じゃなくて出向先へ、だが(笑)。
 今回のこの列車の方は、次の須賀川でさっそく大量の下車があったが、まだ空席は出ない。次の鏡石でさらに下車があり、ようやく空席が出だした。私ははじめから車端部で立っていたので、とりあえずロング車端をget。
 日が既に暮れているということで今日の攻略ターゲットから外した泉崎をやりすごし、しばらく行って白河に達した。と、隣の車両の「変則クロスシート」が空いている。当然そちらに移動した。
 この「変則クロスシート」は、ロングシート部に対面する形で設置されている、トイレの正反対側だけにある特殊な座席である。ロングシートだと、トイレから出てきた人と視線がモロに合うことになり、お互い気まずいだろう、ということで、その部分だけ無理矢理2人掛けのちっちゃなクロスシートがつけられているのである。狭く、すわり心地はロング部未満なのだが、それでも順方向なので多少は気分はラクなのだ。壁によりかかれるので車端と同じ扱いにもなるし。
 ただ、この編成の場合は、ネイティヴなクロスシート(笑)があるのだから、そちらが空けば当然そちらに移動する。案の定、次の新白河で順方向クロスシートが空いたので、問題の席はわずか1駅区間のみの利用にとどまった。
 新白河から先はあまり乗客が動かず、そのまま終点の黒磯へ。


Section 2-19
10両編成中ただ1つしかないスペッシャルシート(笑)

黒磯 19:49→赤羽 22:00
快速〔ラビット号〕3550M(クハ210-3053)

 黒磯でいったん改札を出ると、これから帰る、というハイカーが山のようにいた。これがもう、有象無象もいいところで、駅員をつかまえてわけわからん質問を連発したり、KIOSKでおばちゃんを困らせたりと、なんつーか、鉄道も自己責任で乗れよ、と思わずいいたくなってしまうが、これは公共交通機関なのでそういうことにはならない。どこの鉄道でも同じだけど、とりわけ長距離輸送もやってるJRにとっては、この種の「一般人」を捌くには人員を増やすしかないだろうけどそれは絶対無理なのだろう(残念)。
 さて、私はもう「後は帰るだけ」という感じで、とりあえず口寂しさにじゃがりんこを買ったがすぐなくなってしまう(笑)。で、さらに飲もう、ということになった(なんでそーなるのだ)が、黒磯駅のKIOSKでは発泡酒はないらしい。やむなく、一番搾りを買い、必殺技「ビール&甘味」プレイとしてあおトッポも購入。これらの購入だけでも一苦労だったが、なんとか手配して、入線してきた列車を迎えた。

 …と、やってきた210系はオールロングシート。これに追い抜かれるということで見送った直前の各停はクロスシートのある編成だっただけにこれはがっくし。
 だがしかし!こんなときにはスペッシャルシートだ!
 すかさず上野方最先頭まで走り、そのスペッシャルシートをget。
 …なんてもったいぶっているが、要するに、さっきも1駅だけ座った「トイレ前のクロス部分」かつ「順方向」の席だ。トイレは先頭と末尾の2箇所にあるが、末尾のクロス部分は進行方向と逆向きになるので、「順方向」の座席は、この10両編成中2席ぶんしかないのである。トイレの前、というのが、飲み食べするのにいまいちという気もするが、順方向の魅惑には勝てない。
 さっそく占拠。そしてビールを飲み、宇都宮を過ぎたころからうとうとしていた。
 この次の乗り換えは本日もっとも時間が短く、かつ階段昇降があるのだが、逃したところで影響は非常に小さいのでまったく気にせずうつらうつらできた。


Section 2-20
たった4分のために最後のダッシュ

赤羽 22:02→新宿 22:16
快速 2116F(クハ204-97)

 定刻についた前の列車から、赤羽で埼京線快速に2分差乗り換えだ。
 これに成功し、さらに新宿で早足階段昇降すれば、渋谷に22時25分に着く。
 もっとも、ここでゆっくり乗り換えて次の各停に乗れば、これは恵比寿行きなので乗り換え不要、かつ渋谷着も29分だから4分しか違わない。渋谷駅からの歩きが若干長くなるものの、前日の行動パターン=階段を避ける、とは矛盾する選択肢を選んだことになる。
 しかし、この時点でもう、24時間以上、メールを読めていない私としては、4分でも早く、さっさとメールにアクセスしたかったのである(笑)。
 当然ながら座れるはずはない、と思っていた最後尾では、板橋で大量の下車があり、おかげで座ることができた。


Section 2-21
本日最後の電車

新宿 22:19→渋谷 22:25
普通 2122G(モハ204-41)

 新宿では予定どおり早足で山手線ホームに移動、定刻に来た電車の5両めに乗り込む。ここが渋谷駅でもっとも階段に近い、定位置である。
 運よく代々木でシート端に座れ、わずか5分ではあるがマターリしつつ、定刻に渋谷にすべりこんだ。

 この後、さっそく出向先でメールにアクセスし、ついでに(笑)仕事をしつつ、夜は更けていったのであった。


今日の出費

摘 要 支出金額
メモ帳 126
ラブボディ 150
東武伊勢崎線 業平橋→北千住 160
鉄道の日記念きっぷ 3060
大型時刻表 1050
おにぎり 明太マヨネーズ 120
おにぎり チャーハン 110
阿武隈急行 槻木→大泉 820
おむすびサンド ベーコンチーズ 147
サントリー スカットクリアトニック 189
阿武隈急行 大泉→福島 440
福島交通飯坂線 福島→泉 170
福島交通飯坂線 泉→福島 170
ビタミンパーラー 160
吉野家牛丼並盛 280
吉野家生野菜 90
淡麗グリーンラベル500ml 2本 331
じゃがりんこチーズ 120
あおトッポ 160
一番搾り 500ml 300
今日の小計 8153
今日までの累計 12593

 ここでいう支出では、前売りの乗車券類の購入など、 本旅行中で後日行使するきっぷの購入は計上しません。そのかわり、 前もって買っておいたきっぷの行使は計上します。また、青春18きっぷ等の「複数人日分乗り放題となるきっぷ」については、1人日分の値段を計上します。割り切れない場合は、1円未満の端数分を初回行使分に上乗せします。



Written by Yonezawa Izumi <izumi@nurs.or.jp>
Last Update: 2002/10/14
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