よねざわいずみ 全駅制覇 Report Vol. 10
私鉄駅シリーズ第2回
− 12月22日(日) 越中泉・大泉・堀川小泉・小泉町・西泉−

今日の行程


発 駅 時刻 列 車 時刻 着 駅 制 覇
109 柏 崎 7:27 普通 1324M 8:08 直江津  
110 直江津 8:18 普通 538M 9:50 滑 川  
111 滑 川 10:09 富山地方鉄道 急行 B124 10:29 寺 田  
112 越中泉 10:54 富山地方鉄道 普通 26 11:10 稲荷町 越中泉
113 稲荷町 11:23 富山地方鉄道 普通 619 11:27 大 泉 大 泉
114 堀川小泉 11:55 富山地方鉄道富山軌道線 1系統 11:55 小泉町 堀川小泉
小泉町
115 小泉町 12:05 富山地方鉄道富山軌道線 1系統 12:16 富山駅前  
116 富 山 12:41 普通 434M 13:47 西金沢  
117 新西金沢 13:56 準急 13:58 西 泉 西 泉
118 西 泉 14:08 普通 14:10 新西金沢  
119 西金沢 14:26 普通 550M 15:34 福 井  
120 福 井 16:13 普通 152M 18:27 米 原  
121 米 原 18:28 新快速 5254F 19:33 名古屋  
122 名古屋 20:49 名古屋市交通局東山線 普通 20:53  
10日目 小計 5駅
今日までの累計 31駅

Section 10-0
私鉄駅だけ攻略の巻その2

 今日は、北陸地方の私鉄駅のみ5駅を回る。もちろん、アプローチは18きっぷで、今宵の宿、名古屋まで抜けていく。
 さすがに3時20分の就寝ということで、目覚ましは6時20分にセット。そのまま死ぬように寝入り、熟睡してきちんと起き。なおどうでもいいが、PHSの目覚まし音はボンブラ「愛のナースカーニバル」である(笑)。
 風邪はおとといよりはぜんぜんよいものの、やはり昨日よりは悪化。あたりまえだよこんなスケジュールじゃ。
 とにかく、シャワー→メールチェック→ドライヤー→メークをてきぱきこなして7時ちょうどに部屋を出た。
 なお、途中何度も向かいの部屋のまつきさんを起こそうとトライしたがことごとく失敗(笑)。やむなく、まつきさんを捨てていくことに決定したのである(^^;;)。


Section 10-0-1
チェックアウトでトラブル発生

 ところがチェックアウトでトラブル発生。精算しようとしたら「5850円です」と告げられたのだ。
 あれ? 予約したときは4500円の部屋にしたはずなのだが??
 …実は今回の予約、門限など確認してから予約しようと思って、宿泊予約システムではなく、ホテルに直接メールを出してやりとりし、ついでに予約した、という「危なっかしい」ことをしていたのだった。見事にそれが裏目に出たようだ。
 というわけで、上記事情を説明し、メールをやりとりした担当者名を告げ、予定通りの料金とさせていただいた。しかし今寝ているまつきさんはどうされるのかわからない。。。一応フロントには「もう1人も4500円でお願いします」とは頼んでおいたのだが。。。


Section 10-1
夜遊び明けギャルでいっぱい

柏崎 7:27→直江津 8:08
普通 1324M(クハ115-1043)

 約10分前に駅に到着、食料を調達し、改札で本日の18スタンプを押してもらって入場。
 やってきた電車に空きボックスはなく、ロング部に座る。ボックス部では横になって寝ているギャル多数、夜遊び帰りなのだろう。
 次の鯨波からはいよいよ日本海を眺望しつつ進む。今回のルートはここから米原まで、ほぼ全区間を各駅停車で南下するが、しばらくの間日本海が寄り添っている。穏やかめの今朝の日本海だが、やはろどことなく太平洋とは違った印象をいつも受ける。
  例によって比較的短い駅間距離を進み、直江津着。


Section 10-2
食パン電車初体験

直江津 8:15→滑川 9:50
普通 538M(クハ418-1)

 直江津で、同じホームの長野行きになにげに乗り換えて席を確保したが、なにかおかしい。
 …って、長野行ってどーすんの!という^^;;
 そもそもが、今乗り込んだ電車は直流専用の115系。ここから先の北陸本線は電化方式が入り乱れているわけで、まちがいなことは明らかだ。やはり車両を見た瞬間に気づかねばならないこういうのがダメだということで、いかに自分の鉄分が濃すぎなかったかを反省するというかホッとするというか(笑)。
 ともあれ、跨線橋をわたってお隣のホームへ。そこに待っていた大聖寺行き3連は、あの食パン列車だった!

食パン電車前面食パン電車前面
食パン電車インテリア食パン電車インテリア つり革の上にあるのは寝台設備格納装置の残骸
各停用としてはありえねえシートピッチモケットこそ張り替えられているが、寝台特急時代とまったく同じシートピッチ 向かい合った人と足がぶつからないゾ!

 この電車、かつては583系といって、昼夜兼用の特急用車両としてデビューした車両だった。583系は、寝台列車の衰退・昼行特急のグレードアップという流れでその活躍場所を徐々に失い、いまや定期列車での運用は急行きたぐにのみになっている。そして今の418系は、寝台特急用故に「電化されていればどこでも走れる」特性を流用し、北陸方面の入り乱れる電化区間を通しで走る各駅停車として作られたのだが、その製法がかなり強引で、編成を短くするために、中間車両に無理やり穴を開けて運転台を作った。そして、3段寝台を効率よく収納するための独特の断面が「顔」としてトップに出てきてしまった。「食パン列車」とは、この顔を評してのニックネームなのである。
 内装も極力コストを下げるため、寝台格納用の装置はそのままなっていて、さらに無理やりつり革をつけている。もちろんドア付近は乗降の流れをスムーズにするためにロングシート化もされている。しかしドアは引き込み式のままである。
 という具合でインテリアもエクステリアもメチャクチャな418系だが、1つだけものすごくすばらしいことがある。それはシートピッチだ。流用なので、もともと、下段寝台にする長さ分の大きなボックス配置はそのままなのだ。これなら、私のようなデカい奴(涙)でも前の人とひざがぶつからない。非常に居心地がよいのであった。
  もちろん順方向の席を確保し、快適に移動。途中、親不知からおばちゃんが1人やってきて座ったが、1ボックス2人でも何ら問題なくすばらしい。
 途中からうとうとしつつ、定刻どおり滑川で下車。偶然にも、同じボックスのおばちゃんも滑川下車だった。


Section 10-3
全列車転換クロス

滑川 10:09→寺田 10:29
富山地方鉄道本線 急行 B214(クハ172)

 本来ならば富山まで出るところを滑川で降りたのは、今日、なんとか遅くない時刻に名古屋まで出るための策である。ここから直接、富山地鉄に乗って順次攻略を進めていく作戦である。
 滑川駅は、かつてはJRと共用駅で、共通の跨線橋を持っていたのだが、地鉄駅が完全無人化されたせいか、この跨線橋は閉鎖されている。そのため、乗り換えはいったん跨線橋をわたりJRの改札を出た後、地下通路を通って地鉄の駅に出なければならない。やはり無人駅はよろしくないですな。(苦笑)
 ワンマン用の整理券を自分で発行し(ってボタン押すだけですが)、やってきた電車に乗り込み。をを、地鉄は転換クロスシートでわないか。(・∀・) しかもすいている!(^^;;)
 というわけで順方向に座って行く。急行だけあって、今回乗る寺田まではそこそこさくさく進んで行く。上市ではスイッチバックとなり、乗客はめいめいの背もたれをガタンガタンと変更して座り直す。
 攻略対象の越中泉を高速で通過し、寺田着。


Section 10-3-1
プロジェクト2度目の徒歩移動

 寺田は、立山方面へと支線が分岐しているが、駅の構造にとても風格が感じられる。分岐するそれぞれのホームの中間には、かなり大きな待合室もある。そんな構内を踏切渡って横断すると、すごく懐かしい気分になる。
 改札で清算し、越中泉へ徒歩移動開始。 急行の30分後に、途中駅始発の各停がやってくるので、これを越中泉でつかまえて制覇、という段取りである。
 ただ、この両駅間、線路上では1kmにはるか満たない距離なのだが、線路に並行する道路がまったくない。鉄道はこの両駅間すべて立山町の中を行くのに、道路はいったんお隣の舟橋村を経由しなければならず、確実に1km以上歩かねばならない。移動+任務遂行(笑)のためにかけられる時間は25分。かなり危なっかしいががんばるしかない。
 というわけで、汗かきかき徒歩移動。31分に駅を出て、結局到着したのは47分だった。やっぱり疲れてるんだなぁ、とこの表定速度から自らの疲労度を知るのであった。


Section 10-4
越中泉駅

越中泉 えっちゅういずみ 富山地方鉄道 本線 富山県中新川郡立山町

 この駅ははじめから無人駅、というか停留所のようなところだったそうだ。よって駅のつくりは非常にシンプルである。

駅全景駅全景 といっても待合室があるだけ
駅前全景駅前全景 本当に地方的な集落の風景のみ
駅前道路駅前の道路 まったく普通の地方にある光景
トイレものすごく古びたトイレ 現役なのか?
駅標&2ショット

 見事に周囲になにもない、「集落のためだけにある停留所」という感じの駅だった。
 しかしこのトイレは骨董モノだなぁ。


Section 10-5
さっきの準急より豪華な車両の鈍行

越中泉 10:54→稲荷町 11:10
富山地方鉄道本線 普通 26(モハ10035)

 越中泉から乗車した各駅停車は、しかし車両が新しかった。どうも地鉄の場合、列車種別と使用車両にはまったく関係がないようだ。
 寺田までは農村地帯だったが、寺田から先、徐々に沿線が市街になってきて、車両基地もある稲荷町に到着。ここもまた赴きのある駅だ。


Section 10-6
不二越線は都会を走る

稲荷町 11:23→大泉 11:27
富山地方鉄道不二越線 普通 619(モハ10036)

 稲荷町で13分の待ち合わせ、不二越線に乗り換える。
 この駅、その異様な古めかしさに趣がありすぎるのだが、番線もまた妙なつき方をしている。本線が1・2番線、不二越線が3番線なのだが、駅本屋に直結しているのは3番線なのである。つまり、駅舎−3番線−1番線−2番線という並びなのである。そして3番線はなんと板張り。車両基地もあり市街の中にある有人駅のホームが板張りというのは、さすがに違和感すら覚えてしまう(笑)。
 そんな板張りのホームで待った後は、富山からやってきた電車に乗り込み。で、よく見ると、これさっき乗ってきた編成である(笑)。地鉄は、系統別の車両使い分けもしていないわけだ。それはそれですばらしい。というか、味ありすぎだぞ地鉄!(・∀・)


Section 10-7
大泉駅

大 泉 おおいずみ 富山地方鉄道 不二越線 富山県富山市

 そんなこんなで稲荷町から2駅め、完全に市街地の中にある駅である。

駅全景駅全景
待合室内待合室内 当駅は平日朝のみ有人
全体として細長いつくり
ホームからの眺望=駅前ホームからの眺望=駅前
敷地内で勝手に家庭菜園駅のすぐ近くの敷地内で勝手に家庭菜園(笑)
駅標&2ショット駅標&2ショット

 市街の駅なのにローカル線の趣。やっぱり深いぞ地鉄。


Section 10-7-1
またまた徒歩移動

 撮影がすんだらまたまた徒歩移動。不二越線は30分ヘッドの運転なので、ふたたび乗車しての移動は時間的に無理である。よって歩け歩け運動なのであった。
 今回は市街だけあって、かつ、移動先はモロに道路上なわけなので(笑)、スムーズに最短距離で移動。ただし歩くこと自体の面白みにはかけるのだけれど。
  結局12分ほどで移動を終えた。


Section 10-8
堀川小泉駅

堀川小泉 ほりかわこいずみ 富山地方鉄道 富山軌道線 富山県富山市

 ということでここから2駅、プロジェクトたた2つの路面電車駅を攻略である。まずは堀川小泉から。
 この駅、のりばスペース=安全地帯へのアプローチが歩道橋のみというアンチバリアフリーな構造だが、しかし実際には、歩道上から手を上げると電車が止まって待ってくれる、ということらしい(目の前で1件目撃)。

電停全景電停全景
歩道橋から降りられる
下り電停標下り電停標
上り電停標上り電停標 下りよりやや小さめ
上りのりばから富山駅方向の眺望上りのりばから富山駅方向の眺望
…よく先のほうを見ると…(以下ズーム)
次の攻略駅が見えた(笑)次の攻略駅が見えていた(笑)
上り電停標と2ショット上り電停標と2ショット
下りのりばに3脚立てて撮っています(よいこはマネしないでね)

 しかし、路面電車で「駅舎の写真」とか「駅前の写真」とか言っても意味がないね。(笑)


Section 10-9
路面電車を1駅で降りる

堀川小泉 11:55→小泉町 11:55
富山地方鉄道富山軌道線 1系統(7017)

 撮影のため何本かやりすごしたが、55分に来た電車についに乗車。これで堀川小泉は攻略した。そして、乗車したらすぐに「次は小泉町です」とのテープの声、即座にブザーを鳴らして、ただちに前方に移動して、すかさず200円を料金箱に投入して、さくっと下車した。わずか30秒に200円、時給換算すると2万4千円のぜいたくプレイである(笑)。


Section 10-10
小泉町駅

小泉町 こいずみちょう 富山地方鉄道 富山軌道線 富山県富山市

 というわけで息つく間もなく小泉町も攻略。

電停全景電停全景
上りのりばから富山駅方面を見る上りのりばから富山駅方面を見る
下り電停標&2ショット下り電停標&2ショット

 …と、ここまで撮ってて気づいた話。

 これじゃ乗った証拠には見えんやん。


Section 10-11
ありがとう地鉄!

小泉町 12:05→富山駅前 12:16
富山地方鉄道富山軌道線 1系統(8001)

 ということで^^;;、戻りの電車から急遽撮影開始。

出発した電車から小泉町方面を眺める出発した電車内から後方の小泉町方面を眺める

南口前の風景電車内から富山駅方向を眺める

 というわけで、確かに乗ってますよ!(笑)

 しかし、前回はあわててて気づかなかったのだが、この路面電車、案内テープの女性の声がものすごく低い。周波数だけなら私より低い。だいたいこの手のって、騒音に負けずに聞こえるように、甲高い声の人を使うのが一般的な気もするのだが、そこでこのテープ。やはり地鉄は深すぎる!

 なお、乗車中に妙なバスを見かけた。まるで都バスそっくりのライトグリーンの帯のバスなのだが、側面にも背面にも、白色のひらがなで小さく「と」とだけ書いてあるのである。側面下に「地鉄バス」と書いてあったので、例によって地鉄のしでかしか、とも考えられるのだが…これについてご存知の方、ぜひ私までご連絡ください
 →判明しました。この「と」は「東部営業所所属の車両」という意味のようです。このページで判明しました。(2002/12/24追記)


Section 10-12
ナンパとレタッチの微妙な関係

富山 12:41→西金沢 13:47
普通 434M(クハ418-6)

 富山到着が予定より早まったので、駅構内のコンビニ「ハートイン」に入って食料調達。どうでもいいが、これどう見てもJR東の「グッデイ」と同じ商品が多数陳列されてるんですが(笑)。
  と、東京ではお目にかかれないものを多数ハケーン、即購入し、ホームに入ってパクついた(今日の出費」を参照のこと) 後、やってきた本日2回目の食パン号に乗り込んだ。
 入線前にホームに入っただけあって順方向は確保したが、さすがに1ボックスを占有することはできず。
  で、なんか途中で乗ってきたパンクぽい恰好の20代後半、という感じの青年にナンパされそーになったりして(笑)。でも私は撮影した画像のレタッチに忙しく、適当にあしらうことに成功(笑)。つーかこんな物体をナンパすんなよ(笑)。
 ということもあって、ひたすらレタッチに励んでいつの間にか西金沢に到着ナリ。


Section 10-13
ガタボロ電車が行く

新西金沢 13:56→西泉 13:58
北陸鉄道石川線 準急(7101)

 ここで乗り換え、北陸鉄道の駅を攻略に行く。
 JR西金沢は有人駅だが、その駅前広場の一角を申し訳なさそうに占めているのが北陸鉄道新西金沢駅。どう考えてもJRの方が新しい駅舎だったりもして、「新」の字が泣いている感じだ。
 やってきた、車両に疎い私にすら一目でわかる東急のお古車両2連はもちろんワンマンカー。整理券を取って乗り込むが、…あれ?券が押野になってるじゃん、運賃高くなっちゃうぢゃん、とあせりまくり。まぁ、新西金沢で乗った人がいてそれがこのデカ女(猛笑)だということは運転手さんにもわかるだろう、ということで気にせずに着席。
 しかし北陸鉄道、これ実際の数値にぜんぜんあたってないで言ってるだけなんだけど、経営、けっこう苦しいんじゃないだろうか。保線がかなり行き届いてない気がする。乗り心地がかなりよろしくないのである。まぁ、グローバリズムが席巻するこの現代社会で、こういう鉄道が残っているだけでもプラスに評価しなければならないことはわかっているのだが…
 …と大上段に構えてみたこととは何の関係もなく、電車はすぐに西泉に到着。運転手さんに事情を話すと「すみません、それ1駅ずつずれちゃってるんです。140円ですから。ごめんなさい。」と丁重に対応されますた。


Section 10-14
西泉駅

西泉 にしいずみ 北陸鉄道 石川線 石川県金沢市

 西泉は、完全に金沢市街内にある駅で、周囲は大変にぎわっているが、しかし鉄道の駅はどうも申し訳なさそうに隅のほうにある感じもする。。。

駅全景駅全景 細長いです
駅前駅前はこんな感じ 幹線道路でかなり開けてます
ホーム上ホーム上はこんな感じ
駅標&2ショット駅標&2ショット なんか駅標だけ気合い入ってるなー、と思うのは私だけでしょうか?

Section 10-15
今度は正しい整理券

西泉 14:08→新西金沢 14:10
北陸鉄道石川線 普通(7111)

 西泉の1つ先、終点野町はホームが片面なので、戻ってきた電車は当然さきほど乗ったのと同じ。そしてワンマン運転なので無人駅下車は前の車両からしかできないということで、乗り込んだのは先ほどとは違う車両になった。
 さすがに今回は整理券は正しい内容で、特に何もなく1駅折り返して下車。


Section 10-16
お茶こぼしてド顰蹙

西金沢 14:27→福井 15:34
普通 550M(モハ412-10)

 JR西金沢駅では若干の余裕あり。富山の画像をしこしことftpしておく。臨時特急運転の都合で通常ダイヤより4分遅れの運行なのに、駅員の案内放送では「23分発」を連呼、どうなってるんだ。果たして、ホームにたむろする人たち(20人以上いた)は「遅れてるの?」という表情をしていたぞ。
 やってきたのは、普通のセミクロス車。これも急行型車両の改造らしい。停車前に車内を確認すると立ち客多数。やはり西金沢からの乗車で着席できるはずはなく、立ち移動の覚悟を決めていたが、なんとロング部に空きが1つあり、そこに乗り込んだ。ちょっと眠たくなったのでうとうとしているうちに、加賀温泉でクロス部順方向に空きが出たので移動し、ホットの爽健美茶を飲み始め、さらに西泉の撮影画像のレタッチを開始…したが、ここで事件発生! 駅到着の荒っぽいブレーキングで、窓枠に置いていた缶がスコーンと床に落ちてしまった!
 あわてて戻すが、半分以上が流出し、おじさんのGパンにしぶきがかかってしまった。慌ててお詫びしたが、「いいですよ濡れてないから。」とやさしいおじさん。いや、濡れてると思うのですが…(^^;;) そして床に流出したお茶は、他のボックスの床にタラーリと流れていっていた。他のお客さんの荷物でもあれば身を挺して床を拭かねばならないところだが、そういうのがなかったので放置プレイ。。。いや、こりゃ顰蹙だよなぁ、やはり。(反省)
 福井に到着する直前に、埼玉のNさんから電話。メーリングリスト運営の相談だった。そうですか、Nさんにまで迷惑かかってたですか…(激謎)


Section 10-17
にぎやかだけどほほえましい団体客

福井 16:13→米原 18:27
普通 152M(クモハ419-7)

 福井からは再び食パン列車。もう3度めになると食傷気味かもしれない(笑)。
 そして今回は、おばちゃん中心の団体さんが同じ車両に乗ってきて、私のボックスの逆方向2席に座り、となりのボックスに話しかけたりしてにぎやかである。
 発車間際に別のじもてぃな品のよいおばさんが私の隣に座ってきて「それパソコンですか?」と話しかけてきたが。「はい…」と返事して作業に没頭していたらそれっきりだった。別に急いでやることでもなかったので、悪いことしたかも、と反省。
 地元のおばさんはすぐ降りたが、進めど進めど団体さんは降りない。30分近く停車する敦賀では「あらーそんなに止まるの!ならビール買おうよ!」とにぎやかである。そして実際に乾杯なぞしてカラオケの話をして盛り上がっていた。おそらく米原まで乗り通すのだろう。他愛ない話ばかりだけど、なんだかスレてない女子高生の会話みたいで、聞いてて悪くない。
  長浜の手前でデッドセクション。相当長い間、室内灯が消灯して、件の団体客は盛り上がりまくり。


Section 10-18
奇跡?の着席

米原 18:28→名古屋 19:33
新快速 5256F(モハ313-13)

 この乗り換え、1分差なので自信がなかったのだが、同じホームに到着したので難なく間に合った。
 だがしかし、米原−大垣間は東海道線イチの「常時混雑区間」。当然ながら座れるはずもなく、適当に立っていたが、なんと関が原で順方向の空席が出たため着席。さらに垂井で窓側への移動もできた。なんか運を使いすぎている気もするがいいや(笑)。うつらうつらしているうちに一気に名古屋まで。


Section 10-18-1
ホテルにチェックインしてから再度行動開始

 今回のホテルは名古屋駅前なのにユニットバスつきで3,500円という激安モノ。期待していなかったが、実際、期待してなくてよかったと(笑)。でも、「寝られてシャワー浴びられればいい」というニーズは十分に満たしているといえよう。
 で、LOOXのバッテリ充電などセッティングしてから栄方面へ出撃。 名古屋駅地下を延々と歩いて、地下鉄のきっぷを買おうとしてふと気づく、財布持って来忘れ…(笑)
 というわけで、往復徒歩25分をムダにしつつ財布を取りにもどりリトライ。


Section 10-19
栄まで移動

名古屋 20:49→栄 20:53
名古屋市交通局東山線 普通(5413)

 栄まで歩く気力などないので地下鉄に乗車。
 気になったのだが、朝ラッシュ時に、真ん中の車両が女性専用なるようだ。こういうふざけたものができる事態が、日本中で進行しているのだろうなぁ。
 で、記念して(笑)その車両に乗ってみたのだが、ドアの脇に鏡がありますね。他の車両を確認していないのだが、これ、女性専用車両だからついているのだろうか? いやー自分の顔、鏡で見ることはやっぱり多いのでこれは歓迎ですね(と調子のいい椰子>じぶん)。


Section 10-19-1
怒涛のつっちーずバー

 というわけで、過去2回、私のトークライブを聞きにきてくれたつっちーさんが、月2回やっている「つっちーずバー」を襲撃した。つっちーさんは見るからにリタってそうだったがやはり無理してキメてるとのこと。途中でガス欠ぽくなって大変そうだった。おつかれさまです。つーか無理しないでね。
 なんていいつつ、一方の私は、なんだか飲みまくって(ビール6本)かなり酔っ払い状態で、常連のみなさんの前でなぜかビーイング話ばかりしていたような(笑)。相変わらずひでーな。

 で、結局1時過ぎまで飲んでしまい、タクシーで戻ってみたらもうすぐ2時。また3時間睡眠確定でトホホである。(涙)


今日の出費

摘 要 支出金額
ホテル宿泊代 4725
アミノサプリ 500ml
ピザパン
サンドイッチ
525
青春18きっぷ 2300
富山地方鉄道 滑川→寺田 510
富山地方鉄道 越中泉→大泉 510
富山地方鉄道 堀川小泉→小泉町 200
富山地方鉄道 小泉町→富山駅前 200
ダイエットコカコーラレモン 500ml 147
黒とろろおにぎり 126
ぶりおにぎり 136
爽健美茶 350ml 120
北陸鉄道 新西金沢→西泉 140
北陸鉄道 西泉→新西金沢 140
福の井弁当 900
ミネラルウォーター 500ml 130
ホテル代 3499
名古屋市交通局 名古屋→栄 200
つっちーずバー 5100
タクシー 栄→ホテル 深夜割増 1330
今日の小計 20938
今日までの累計 115276

 ここでいう支出では、前売りの乗車券類の購入など、 本旅行中で後日行使するきっぷの購入は計上しません。そのかわり、 前もって買っておいたきっぷの行使は計上します。また、青春18きっぷ等の「複数人日分乗り放題となるきっぷ」については、1人日分の値段を計上します。割り切れない場合は、1円未満の端数分を初回行使分に上乗せします。



Written by Yonezawa Izumi <izumi@nurs.or.jp>
Last Update: 2002/12/24
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