通 番 |
発 駅 | 時刻 | 列 車 | 時刻 | 着 駅 | 制 覇 |
---|---|---|---|---|---|---|
123 | 名古屋 | 5:55 | 普通 1303M | 6:21 | 桑 名 | |
124 | 西桑名 | 6:30 | 普通 | 7:04 | 大泉東 | 大泉東 |
125 | 大泉東 | 7:16 | 普通 | 7:48 | 西桑名 | |
126 | 桑 名 | 8:01 | 快速〔みえ52号〕 5952D | 8:28 | 名古屋 | |
127 | 名古屋 | 8:33 | 普通 3605M | 9:16 | 多治見 | |
128 | 多治見 | 9:30 | 普通 615C | 9:35 | 小 泉 | 小 泉 |
128 | 小 泉 | 10:05 | 普通 3618C | 10:10 | 多治見 | |
129 | 多治見 | 10:19 | 普通 3624M | 10:59 | 名古屋 | |
130 | 名古屋 | 11:20 | 新快速 5220F | 12:38 | 浜 松 | |
131 | 浜 松 | 12:40 | 普通 452M | 14:40 | 沼 津 | |
132 | 沼 津 | 15:04 | 普通 2566G | 15:13 | 長泉なめり | 長泉なめり |
133 | 長泉なめり | 15:21 | 普通 2561G | 15:30 | 沼 津 | |
134 | 沼 津 | 15:32 | 普通 550M | 17:56 | 東 京 | |
135 | 東 京 | 18:01 | 快速 1823H | 18:05 | 御茶ノ水 | |
136 | 御茶ノ水 | 18:05 | 普通 1727B | 18:07 | 水道橋 | |
137 | 神保町 | 19:33 | 普通 | 20:03 | 春 日 | |
138 | 春 日 | 19:33 | 普通 1930 | 20:03 | 東新宿 | |
11日目 小計 | 3駅 | |||||
今日までの累計 | 34駅 |
というわけで今日も予定ぎっしり、よって5時起きなのだが、なぜかちゃんと起きてしまう。仕事のときはこうならないのに、なぜだろうか?(笑)
シャワー浴びてメールチェックするが、いや、さすがに眠い。心底眠い。でも動くのだ。
45分にチェックアウト。やや危なげな時間ではある。
改札で女性駅員さんに18スタンプ入れてもらって、発車5分前にホームにたどり着いてみたら、既に車内はそこそこの乗客。転換クロスシートの3割には既に着席者がいる状況だが、その多くはどうみても18キッパー(笑)。恐らくは、救済臨からの乗り換えだろう。その救済臨には私も今週土曜に乗車予定である。というか、なんで同じ週にこういうことになるのだろう?(笑)
しかし眠い。まだ夜明け前で景色が見えないのも睡魔を誘う。ということでうとうとしつつ、乗り過ごさないようにしつつ、なんともだるい中桑名着。
桑名からは200mほど歩いて西桑名駅へ。
そしていよいよ、ナローゲージ体験である。
この北勢線、まさに戦前の軽便鉄道の流れを汲む、軌間(レールとレールの間)762mmのナローゲージなのである。ちなみにJR在来線は1067mm、新幹線や近鉄のメイン路線は1435mmである。新幹線のほぼ半分という狭さ。当然車両も推して知るべしだが、実際にはこうだ。
私はナローは初体験ではない。高1のとき、今は「レオライナー」なる新交通システムが走っている旧西武山口線で、SLに乗ったことがあったりするのだ。つまり今回は2度目で、21年ぶりなのである。
この線、平日・休日でダイヤの区別がない。ということで、平日なら通学ラッシュとなりはじめるこの時間、列車の本数はそれなりにあり、こまめに交換しながら進んでいくが、途中でびっくりする光景が目に飛び込んできた!
ク、クロスシート車だ…
全座席が下り方向を向いていて、両脇に1列ずつあるそのシートは、クロスシートというよりは「バスの座席」という気もしないではないが、とにかくクロスシート車だ。
ひぇ〜、乗りてぇ〜〜〜(^^;;)
大泉東 おおいずみひがし 近畿日本鉄道 北勢線 三重県員弁郡員弁町
本日最初の攻略駅、大泉東は、地方の集落よりはちょっと開けた感じだった。
かつては貨物輸送の拠点駅の1つだったそうだが、今では交換設備もはずされ、駅舎すらない状態になっている。
やってきた電車はオールロングシート。帰宅後調べてみたところ、クロス車は北勢線には1両しかないらしい。だとすれば、さきほど見かけた逆方向行きの編成に乗れるわけはないのであきらめるしかない。
車内は、部活に行くであろうジャージ姿の男女高校生や、これから名古屋に出ますといった感じのおねえさまなどを中心にしてほぼ満席。で、満席状態だと、まじめに立つ空間が少ない。これだと大量輸送は無理である。
実際、この線は赤字がとりわけ大きく、 近鉄が一時は降伏宣言=廃止をほのめかしたが、地元自治体が資金支援を行うことを条件に、この4月より地元の私鉄会社、三岐鉄道へと経営が引き継がれ、存続することが決まっている(ぱちぱちぱち)。そして、ルール8によりこの駅は再攻略の義務はないのだが、「望ましい」ということになっているので、いずれ再訪することになるであろう。その際はぜひ、全線乗ること、そしてなによりクロス車に乗ることを目標としておきたい。
桑名から名古屋に戻る。西桑名から桑名駅に向かう人は意外に多かった。桑名駅は現在高架化されており、JRと近鉄のホームを改札なしで行き来できるようになっているので、これらの人がJRに乗るのか近鉄に乗るのかはわからないが、北勢線から近鉄に乗り換える場合は運賃が通し計算になるようなので、敢えてJRに乗る人は少ないかも知れない(追跡してないので実際にどうかは不明^^;;)。
寒さ逃れで待合室に引きこもっていた私は、次に乗る快速みえ号の行列の後ろに並び、「これじゃ座れないかな」と半ばあきらめていたのだが、なんとか座ることができた。なお、ホームから見たJRの軌道はやたら広く感じられた(笑)。
しかしみえ号、というかキハ75系は速い!ものすごい加速でガンガン飛ばす。もともとが完全に競合する近鉄特急の対抗馬として登場した列車なのだからそれも当然である。だがしかし、関西本線にはまだまだ単線区間が多く残っている!
よく時間を見て欲しい。桑名から名古屋まで、この列車で27分かかっている。しかし行きは、電車とは言え各駅停車で、26分で桑名まで走っているのである(笑)。速いけれどちっとも早くない、という珍妙な現象である。
まぁでも、その飛ばしっぷりや、窓の広さ・前方眺望などは抜群で、また乗ってみたい列車ではある。前述の三岐鉄道乗りのついでにこの野望は達成してみたいところである。
次のポイントめざして、名古屋からはオールロングな211系中央本線各停で移動。
10連だが、途中の神領で後ろ4両を切り離すということで、切り離し後の最後尾車端を確保して進む。
が、しかし眠い。まじで眠い。
ということでかなりうとうとしつつ、高蔵寺から先の「なんで都会からわずか40分でこんな景色になるんだ」状態の川べりの眺望もロクに楽しまないまま、気づいたのは車掌さんの「お客さん、終点ですよ!」の声だった。
そしてあわてて乗り換えようとして、今度はPHSを置き忘れた。偶然気づいて、名古屋に折り返していく前に回収でき、危機脱出。あぁだめだだめだ。。。
またまた気動車である。大都会の近くなのに妙に気動車づいている今日のコースである。
太多(たいた)線は、昼間も30分ヘッドで運転されている、ちょっとした近郊型路線である。休日昼間だというのに、2両の気動車の全ボックスがすぐに相席で埋まっていた。
すぐに今日第2の攻略駅、小泉に到着。
ここは日中、交換駅として機能している。つまり、下りに乗ってきてここで下車すると、次の列車は上りも下りもすべて30分後ということになる。うぇーん。
小泉 こいずみ 東海旅客鉄道 太多線 岐阜県多治見市
典型的な、農地もある近郊の市街地の駅という感じ。昼間はJR駅員が常駐している。
待合室では、恐らくはこれから名古屋に遊びに行くであろう、妙にまつげだけやりすぎなメークをしてたり、体格に比して大きいスケボーをかかえてたりするような地元のリアル厨房がわいわいがやがややっていた。微妙に冷たい視線を受ける私。ま、いつものことだぁね。(笑)
そんな感じの厨房諸君らや、おばあちゃんたちのグループなどが戻りの列車の乗車客。上りホームへは跨線橋を渡らねばならないが、これがまさに歩道橋のごとく、屋根無しだったりする。今日はいい天気だからいいが、雨が降ってたらお年寄りにはつらそうですねこれ。
そして予想どおり、やはり2連でやってきた列車は既にかなりの混雑ぶり。それでもなんとか2両めにクロス順方向の空き席を見つけ座れた。すぐに多治見着。
多治見からも先ほどの逆コース。で、当然ながら211系オールロング。ま、寝るだけなのでいいやってことで、やはり行きと完全に同じ、名古屋方先頭の車端に陣取ってグースカ、神領での併結作業もまったく記憶にないままに名古屋着。ドアが開いた直後に眠りから覚め、車掌さんに頼らずに自力で降車した(笑)。
ここからはただただ東上する。
乗る予定の前、11:05発の新快速もあるが、これに乗っても豊橋から先につながらないので乗車せず、列の後ろに並んではおくが、実際に入線してきても乗車せず次の待ち列の先頭を確保する作戦に出ることにし、まず食料の補給を行った。この明太パスタパンは妙な味でいいな(笑)。
05分発の快速は、「特急の遅れの影響」という理由で6分も遅れて入線してきた。あら、今後の乗り換えは東海道線特有のシビアなものばかり、間に合わなかったらどうしよう、と焦るが、焦ったところで事態が変わるわけではないので冷静に待つ。果たして、遅れは一過性のもので、乗車予定の新快速は定刻に到着。待ち行列先頭の私は順当に窓側を確保した。
そしてやることは…寝ることだけだ(笑)。ただし、転換クロスシートは、ぐっすり寝るのにはあまり向いてないですね(笑)。
次に乗るのは、浜松から熱海までロングランする列車。2時間半も走るのだから「まさか」とは思ったが、待っていたのはその「まさか」だった。悪名高き211系、オールロング・トイレなし編成である。
ということで、これで沼津着まではいっさい水分も食料も補給できないことが決定。まぁ、どうせ寝るだけなのでいいかな、などとも思ったが、乗り換えてみたらわかるこの事実!
(1)2分乗り換えなんだから
(2)既に座席は埋まっている
(3)∴寝られない。
ぎゃー(笑)
ところがどっこい、今日の座席運はかなりよいようだ。偶然にも車端部のロングシートが1席ぽっかりと空いていて、すかさず割り込んで着席。さらに、金谷で真横の車端が空き、すかさずスライド移動。壁にもたれかかって貪欲に睡眠した。
しばし寝て、ふと目が覚めると沼津の手前、片浜を出るところ。なんという勘、というかこれって実は脳が起きているというやつですよね。体の疲れはともかく、脳の疲れはちっとも取れないという罠。
沼津で御殿場線に乗り換えだが、御殿場線ホームにはベンチがほとんどなく、しかもそれらはすべて埋まっていて、20分以上も寒風の強い中立って待つ羽目となった。ぅぅさぶいぃ。
そして4分ほど遅れてやってきた折り返しのワンマン2連はもう都会のラッシュ時なみの混雑ぶり。もちろん、ホームで乗り込もうと待っている人たちも相当の数で、ホームはかなりの大混雑状態になった。
そして私は、20分待った甲斐があったせいか、まっさきに乗り込み座席確保。だがしかし、脳がちっとも寝てなかったせいか、なんとわざわざ逆方向の席を確保してしまった(笑)。気づいたときにはもう遅く、同じボックス内は会話の内容からはバスケの試合帰りだと思われるジャージ姿の女子高生3人によって占められていた。
そんなこんなで眠る余裕もなく、2分遅れて出発した列車は有人駅を2つ過ぎ、本日3つめの攻略駅、長泉なめりに2分遅れで到着。
長泉なめり ながいずみなめり 東海旅客鉄道 御殿場線 静岡県駿東郡長泉町
この駅は新しい。まだできて3ヶ月しか経っていない。このプロジェクトがもしこの夏以前に計画されていたら、改めてここにだけ来なければならないところであった。
本来は東口にも降り立ちたかったが、時間的に危険すぎるということで泣く泣く断念…
そもそも当初の予定では、名古屋出発も1時間近く遅く、かつ長泉なめりからは上り列車に乗って、国府津まで抜けて御殿場線完乗を果たすことになっていたが、実際にはそうせず、わずか8分であわただしくも沼津に引き返すこととなった。それというのも、東京での会議に出席するためである。
なぜかやはり2分遅れでやってきた列車はやはり混んではいたが、後ろの車両には空席もわずかながらあった。ワンマン運転なので後ろの車両のドアは開かないから、無人駅からの乗車では「とにかく後ろへすばやく移動!」が鉄則なのである。
逆方向ではあるもののクロス部に着席し、妙にマスカラつけまくった70歳くらいのおばあちゃんと相対面しながら(笑)沼津へ。
しかし2分遅れ、時間がない!
沼津では地下通路をひたすら走り、なんとか予定の電車をつかまえた。10連なのでさすがにまだ空きボックスがあったので順方向窓側を確保。もうさすがに自動的に寝てしまうほど眠くもなく、某所に出す小論文など集中して書いてみたりする。
もちろん、熱海を過ぎた段階でボックスは完全に埋まってしまったが気にせずLOOXでキーボードを叩きまくる。
この電車、小田原で、後続の快速アクティーに追い越され、到着時間が30分以上遅くなってしまうのだが、どのみち会議は水道橋で18時半から。この列車に乗り続け、今の席を確保したまま作業をし続けた方が効率がよい、との判断だ。
だがしかし、この判断は予想以上に結果オーライだった。小田原でチラと眺めたアクティー号は、萎え萎え状態のオールロング車。そんなのに乗るくらいなら時間が遅くてもよいのである。
ともかく、小論文の推敲を終えたのは川崎を過ぎたころ。実にちょうどよい作業タイムとなったのであった。
ここからは会議場所へと移動する。最寄のJR駅は水道橋なので、秋葉原経由にするかどうか悩むところだが、なんとなく中央線快速を選んでみた。
折り返しの電車はけっこう遅れて入線したようだが、運転手取り換えたらさっさと発車。遅れは1分に縮まっていた。
御茶ノ水からは1駅だけ各駅停車に乗るが、やっぱり混んでいて座れない。強運の私にとって、この黄色い電車は鬼門なのかも知れんね。
会議に出る前に、211系へのリベンジを果たしておかなければならない。すなわち、食事である(笑)。
ひさびさにらんぷ亭に入って牛丼とサラダ。なんか味が落ちている気がしたが気のせいだろうか?
会議の方は、金曜日とはうってかわって和やかなフンイキでさくさく進んだ。
だがしかし、今日はまだ次の予定があるのである。
こんな状態からさらに忘年会というのはどう考えても常軌を逸しているが、それを言うならそもそもこのプロジェクト自体が常軌を逸しているし、さらに言えば私の存在自体が常軌を逸しているわけでぜんぜんかまわないとも言えよう(笑)。
というわけで東新宿に向けて移動。まずは神保町から三田線に乗る。東急の車両だった。
今日の最後のランナーは大江戸線。大江戸線といえば、建設費を少しでも安くするため、車両の断面積を従来の2/3に絞り込んでいて、車内はかなり狭い印象だ。この点だけで言えば、今朝方乗ったナローゲージ北勢線の再現である。
東新宿から3分ほど歩いて、平野悠忘年会に乱入。ロフトグループのオーナーである平野悠と、私によく似た人の間でなにやら遺恨がある(笑)ということでそのビデオを見たりしつついろいろお話など。
そして結局、なぜか泊まってしまうのであった。(笑)
摘 要 | 支出金額 |
---|---|
青春18きっぷ | 2300 |
三ツ矢サイダー 500ml | 150 |
旨茶 500ml | 150 |
近畿日本鉄道 西桑名→大泉東 | 320 |
近畿日本鉄道 大泉東→西桑名 | 320 |
オニオンツナマヨネーズおにぎり | 105 |
明太パスタパン | 126 |
らんぷ亭 牛丼並盛 | 280 |
らんぷ亭 サラダ | 150 |
東京都交通局 神保町→東新宿 | 210 |
今日の小計 | 4111 |
今日までの累計 | 119387 |
ここでいう支出では、前売りの乗車券類の購入など、 本旅行中で後日行使するきっぷの購入は計上しません。そのかわり、 前もって買っておいたきっぷの行使は計上します。また、青春18きっぷ等の「複数人日分乗り放題となるきっぷ」については、1人日分の値段を計上します。割り切れない場合は、1円未満の端数分を初回行使分に上乗せします。