通 番 |
発 駅 | 時刻 | 列 車 | 時刻 | 着 駅 | 制 覇 |
---|---|---|---|---|---|---|
82 | 新 潟 | 4:58 | 快速 3921M | 5:50 | 村 上 | |
83 | 村 上 | 5:59 | 普通 821D | 7:00 | あつみ温泉 | あつみ温泉 |
84 | あつみ温泉 | 8:24 | 普通 D | 羽前水沢 | 羽前水沢 | |
85 | 羽前水沢 | 普通 D | 酒 田 | |||
86 | 酒 田 | 16:41 | 普通 160D | 17:45 | 新 庄 | |
87 | 新 庄 | 18:18 | 普通 2455M | 19:49 | 横 手 | |
88 | 横 手 | 20:19 | 普通 740D | 21:34 | 北 上 | |
89 | 北 上 | 21:52 | 普通 1555M | 22:45 | 盛 岡 | |
12日目 小計 | 2駅 | |||||
今日までの累計 | 68駅 |
新潟で下車すると、先ほど高崎で見かけた横山さんと、あとmindさんがいた。もちろんみなさんのお目当ては私と同じくSHIPである。ライブ開始は14時なので、新幹線を使えば当然朝出れば間に合うのだが、18きっぷシーズンの今はこうしてMLえちごを使う人も多いのである。ただしそのまま普通に乗り継ぐと、坂田には9時前に着いてしまいさすがに時間をもてあますこととなる。そんなわけでお2人は、この後新津まで戻ってそこから酒田行に乗るとのこと。結局私もあつみ温泉でこのお2人とは再会することになるが、とりあえずご挨拶して村上行に乗り込んだ。
乗り込んだ車内で、まずモバイルでメールの受信を行い、その後車内を歩き回って別のヲタを探し回ったところ、果たしてKさんがいた。さっそく横に座らせていただき、SHIPについて熱く語らう2人。あっという間に小1時間が過ぎ、村上へ。
村上では同じホームの前に移動して次の4連気動車に乗り換え。今日は乗車率3割という感じで空いている。やはり18シーズンとは言え、いや、18シーズンだからこそ、東北方面を旅する人は金曜深夜に出発してしまい、土曜からの接続のこの列車は空いているのかもしれない。
Kさんと2人で1ボックスを占拠し、やはり熱くSHIPについて語らいつつあっと言う間に1時間が過ぎ(笑)、Kさんとお分かれしてあつみ温泉に降り立った。
あつみ温泉 あつみおんせん 東日本旅客鉄道 羽越本線 山形県温海町
この駅、去年6月、いろいろな意味で私の人生の節目の1つとなったウルトラハイパースペシャルなビッグイベントがあり、その帰途でまさにここから乗車している。そのときはカメラも持っていたし時間の余裕もあった。でもなぜか駅標2ショットを撮り損ねていたので、私は今ふたたびここに居なければならなくなったわけだ。トホホ…
しかし寒い。とにかく寒い。やたらと寒い。やはりこの時間帯にそこそこの風があればここまで冷えるのだな。
というわけで暖房はないけどそこそこ暖かい待合室にひきこもることにした。
ちょうどKIOSKが7時15分に開店。私は何も買わなかったが、じもてぃがときどき車で乗り付けてきて雑誌や新聞を買っていく。これは同じ規模や立地の駅ではしばしば見かけることで、KIOSKが地方でコンビニのように機能していることが実感できる。
ときおり、外のバスのりばに鶴岡エスモール行のバスがやってくるが、乗客はほとんどいない。バスも鉄道の本線沿いを走っている(=競争原理)割にはオンボロ車両ばかりなのが微妙に謎である。
そんな閑散とした駅だが、8時くらいから待合室に人が増えてきた。ほとんどはじもてぃと思われるが、よくよく考えてみると鶴岡までは30kmほどで意外に近く、利用者がそれなりにいるのもうなずける。
しかし、よく見てみると、そんなじもてぃに、コートを着ている人がほとんどいない。やはりじもてぃにとっては、このくらいは「余裕で春」ということなのか。都会在住者の脆弱さを見せつけられた気分である。
あつみ温泉にやってきたキハ110系2連には、もちろん、先ほど新潟駅で会った横山さん・mindさんが乗車している。熟睡中の横山さんが占有していた2人ボックスシートのすぐ隣のロング部に着席し、横山さんが起きるのを待つと、何の因果か横山さんはすぐにお目覚め。その後はSHIP話になるかと思いきや、意外にも横山さんが取り出したビーイング発行のいんちきすばらしいフリーペーパー「MUSIC
FREAK」を肴にビーイング話で盛り上がる。っていうかいつの間に、なぜに、Fayrayがビーになってるですか!?!?>その筋のマニア
なんてバカ話をしているうちにあっという間に今日2番めの攻略駅、羽前水沢に下車した。
というわけで儀式は終了。やはり内装もリフォームされた状態の待合室は本当にがらんどうで何もない…ように見えたが、私は見逃さない! ベンチの下、非常に見えにくいところに恵みのコンセントが!!!
というわけで、ここで一気に充電プレイ開始。そしてAC電源によるCPUフルパワー状態で2駅の画像もレタッチ&ftp。AC電源だと非力なCrusoeもそこそこ快適である。
そんなこんなしている合間に、上り列車の時刻が近づくと、地元のご老人お2人がやってきた。しかしこのお2人、薄着でしかも開けた扉を閉めようともしない。お元気そうでなによりだが私は寒くてたまらない(笑)。
そして到着した上り列車からは超ミニに銀色のパンプスに妙な化粧をしたギャルが降りてきたが、この人もトップスが薄い春物3枚重ね着でしかない。元気そうでなによりだが私はその微妙なファッション具合が気になった(笑)。
この彼女、しばらく、ひたすらレタッチをしている私の横に座りたたずんでいたが、やがて車でこれまた薄着ストリート系ファッションのカレシが登場、2人で消えていった。北国の春は確実に近づいているのだった。
さてここからは本日のメインディッシュ、SHIPのライブ観覧を目指すのみ。やってきたキハ110系2連は4割程度の着席、ロング部のシート端が空いていたのでそこに座る。
乗客は女子高生とおばちゃん中心だが、明らかに旅行客ぽい人もいる。
特急退避の鶴岡では予想どおり乗客が入れ替わり、1ボックスを占拠してうとうと。さすがに睡眠不足と疲れと二日酔い(^^;;)という三重苦状態で、暖房の効いたこの車内で起きているのは至難の業である(^^;;)。
さぁ、いよいよ酒田にやってきた。今年に入って下車は3回目だが、2月の間、1度も訪れていないのでいい加減禁断症状に陥っており、改札をくぐって駅前広場を見ると、正直「帰ってきた!」という実感でいっぱいである。
まずは券売機の横にある観光案内所で無料レンタサイクルを申し込み。なんとラスト1台を引き当てることができ、荷物をかごに詰め込んで大通りを移動してから中通りへ曲がると、なんと偶然にもヲタ一行様が仏壇のさとうさんに入るところ(^o^)。私も急遽自転車を留め、さとうさんにお邪魔させていただいた。現在売り切れ中らしいSHIPティー第3弾(緑茶なのになぜかピーチの香り♪)を頂きつつ、しょーもないヲタ話に花を咲かせるいつものパターンでさとうさんにはご迷惑をおかけしっぱなし状態(恐縮)。
その後は、清水屋6階のSHIPギャラリーに寄ってから、さとうさんにご教示いただいたとんかつ屋さん「かつ味」に入りかつ丼と野菜サラダでお食事。このかつ丼が800円というのはナットク価格だった。さらに食後のデザートとして尾川園さんの抹茶&ほうじ茶ミックスソフトを食べつつ、ごりぱんさんからいろいろと叱咤激励を受け感じ入っていると時刻はもう14時!
SHIPは、酒田の中町商店街から生まれた奇跡のアイドルグループである。現在のメンバーはかおりん・リリ・あいぴょん・れっぴぃの4人。山形県外に登場することはめったになく、観覧のためには山形県まで出向くしかない。これまでに計3枚のCDをリリースしている。
そしてSHIPは、地元商店街各店提供のオリジナルグッズを多数擁している。これらはすべて、各店の得意とするジャンルの商品をブランド化したもので、商店街のアイドルならではのユニークさを誇っている。これらの商品については商店街日誌に詳しい。また各店舗の紹介は酒田市中町中和会商店街・酒田中町中通り商店街の各オフィシャルサイトに掲載されている。
ごりぱんさんと慌てて会場に駆け込むと、1分としないうちにライブが始まった。間一髪セーフだった。
今回のライブは「スポーティな感じ」ということでTシャツに短いパンツという衣装。曲目はいつもの+おひさな「心の鏡」(SMAP)→「勇気100%」(光GENNJI)→「笑顔」(オリジナル)→「黄昏通信」(CoCo)→「虹をわたって」(天地真理)→「僕だけのピンナップガール」(オリジナル)→「さよならだけどさよならじゃない」(やまだかつてないWink)→「夢だけ見てる」(CoCo)というもの。(詳細は古川市民さんによるレポートを参照のこと(現在未登録))
ここのところのSHIPは、ライブの度にどこかしら驚きや成長を見せ付けてくれるのだが、今回は衣装、曲の構成、スムーズな進行、そしてますます小芝居がかってきて(笑)楽しいMCに目を見張った。もう少し個々のしゃべりがこなれてきて、プロットを次々と生み出せれば、アイドルのMCとしては合格点に達するのではないだろうか。いやはや、毎度のこととはいえ今回も楽しいライブだった。
ライブの後はまず木村屋さんで限定販売されているSHIPケーキミルキードリームを取り置いていただいていたので受け取りに行く、その後なんとなく会場前で、ヲタ仲間やスタッフのみなさんとトーク。微妙に出待ちのようで出待ちではなく、健全なアフターライブのあり方に近いと思う。もちろん、こんな我々の会話につきあってくださるスタッフのみなさんにはお世話になりっぱなしで本当に感謝感激である。
その後私は、陸羽西線で新庄まで出るヲタのみなさんとともに酒田駅へ。私は一足お先に自転車で向かい、お酒を買い込んでから0番ホームへと向かった。
陸羽西線はおなじみキハ110系2連で新庄へと向かう。残雪の最上川を眺めつつ…となるはずではあったが、やはりSHIPの後は、ごりぱんさんの熱い語らいがなければ締まらないのである!(^o^) というわけで、昨今のプレアイドル戦線の話題などでいろいろ盛り上がっているうちに新庄に着いてしまった。5分後に出る新幹線は喫煙自由席に残席がある、ということでみなさんはそのまま乗車し、私は分かれて4番ホームにすでに停車中の701系キターーーーー!!に乗り込んだ。
出発時刻まで30分ある秋田行はさすがにガラガラ。切れやすいPHS回線に悩まされながらもメールチェックをしたりして発車を待っていたが、18時を過ぎると少しずつ乗客が現れ出し、発車時点ではほぼ満席となった。この時点で日は完全に暮れ、景色がわからないまま淡々と進んでいく701系。私は疲れがドッと出た感じでうとうと。
しかしやはりうとうとはうとうと。脳はあまり休まっていないわけで、ふと気づくと上湯沢駅に到着したところ。…そう、攻略対象駅である。奥羽本線には攻略対象駅がたくさんあるのだが、今回は日が暮れていることもあってすべて通り過ぎる状態。いずれやってくるとはいえ、やはり脳のどこかで気になっていたのだろう。その後も湯沢・下湯沢と3駅続く攻略対象駅に到着する度に目覚めるという因果な状況となってしまった。
そしてその後は目が覚めてしまい、このレポートを執筆しているうちに横手に到着。
横手でも、次の列車は既に入線済みだった。ので乗り込もうとしてドアボタンを押すが開かない。と、中に乗っていたJR職員が車掌室から顔を出して「後ろに連結しないと開かないよ!」。あら、既に2連のこの編成にさらに連結するんだ!
と思いつつ、寒さを避けるため待合室に。と、まるで罠のように中に売店があり、発泡酒を購入してしまった。(^^;;)
連結作業は発車20分前には行われたが、今度は改札が閉まっており、結局乗車できたのは発車10分前の20時09分。堂々4連のキハ100系は後ろ2両はさすがに回送で客扱いなしだが、ワンマンで4連というのも豪快ではある。
横手を出た後は真っ暗闇で景色も何もないが、横手駅に大きな貨物ホームがあり、「あれ?北上線て貨物扱いしてたかしら?」と疑問に思いつつ、後は発泡酒を開けてぐびぐびしながらこのレポートを書いたり、途中の相野々なんていうモー娘。みたいな駅名に驚いたり。陸羽西線よりさらに残雪多い中をガラガラのまま進み、列車は定刻に北上着。4両のうち最後尾1両が折り返し横手行になり、乗客で満席になっていた。
北上駅では乗り換え時間がさほど長くないこともあり、2番ホームに直接移動して寒風の中ベンチからネットにアクセス。さすが北国だけあって、もう何人もの乗客がその状態で電車を待っている。途中サラリーマン風の酔っ払い中年オヤジがなにやら話しかけてきたが、ヘッドフォンでSHIPを聴いていたのでよく聞こえずそのまま無視(笑)。
真っ暗闇を進む列車は6割程度の着席率。私は途中から完全に意識を失ってしまい、気づいたら既に盛岡だった。あわてて下車。ともあれ、無事行程を終えることができた。
今宵の宿は駅から徒歩6分(当社比)のホテルカリーナ。休日インターネット予約でバス・トイレつき3,500円という格安モノで、しかもフロントは24時間応対というもの。部屋もそこそこだが、唯一最大の難点は、ユニットバスで排水系のにおいがすることである。(笑)
しかしそれも値段からすれば已むを得まい。(^^;;)
奇跡的にここまでの文章を24時20分に書き上げ、まもなく就寝予定である…
摘 要 | 支出金額 |
---|---|
北海道・東日本パス | 2000 |
TADAS 500ml | 150 |
ジョージアヨーロピアンブレンド微糖 | 120 |
かつ味 かつ丼 | 800 |
かつ味 野菜サラダ | 500 |
尾川園 抹茶・ほうじ茶ソフトミックス | 200 |
木村屋 SHIPケーキ | 683 |
フォーク | 50 |
酒類 | 2877 |
Asahi本生 350ml×2 | 300 |
今日の小計 | 7680 |
今日までの本プロジェクト累計 | 98526 |
今日までの総プロジェクト累計 | 308820 |
ここでいう支出では、前売りの乗車券類の購入など、 本旅行中で後日行使するきっぷの購入は計上しません。そのかわり、 前もって買っておいたきっぷの行使は計上します。また、青春18きっぷ等の「複数人日分乗り放題となるきっぷ」については、1人日分の値段を計上します。割り切れない場合は、1円未満の端数分を初回行使分に上乗せします。