よ 通 番 |
米 通 番 |
発 駅 | 時刻 | 列 車 | 時刻 | 着 駅 | 制 覇 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
282 | 178 | 名古屋 | 10:03 | 快速 5707M | 11:07 | 美乃坂本 | 美乃坂本 |
283 | 179 | 美乃坂本 | 11:16 | 快速 4706M | 11:48 | 多治見 | |
284 | 180 | 多治見 | 12:00 | 普通 3625C | 12:24 | 美濃川合 | 美濃川合 |
285 | 181 | 美濃川合 | 12:54 | 普通 3681C | 12:58 | 美濃太田 | 美濃太田 |
286 | 182 | 美濃太田 | 13:31 | 普通 3728C | 14:11 | 岐 阜 | |
287 | 183 | 岐 阜 | 14:14 | 普通 3172F | 14:39 | 名古屋 | |
288 | 184 | 名古屋 | 14:45 | 快速 5625M | 14:57 | 大曽根 | |
289 | 185 | 大曽根 | 15:10 | 名古屋ガイドウェイバス 中志段美行 | 15:21 | 白沢渓谷 | 白沢渓谷 |
290 | 186 | 白沢渓谷 | 15:31 | 名古屋ガイドウェイバス〜JR東海バス 高蔵寺行 | 15:35 | 竜泉寺口 | |
291 | 187 | 竜泉寺 | 15:44 | 名古屋市交通局〜名古屋ガイドウェイバス 大曽根行 | 16:00 | 大曽根 | |
292 | 188 | 大曽根 | 16:09 | 普通 3148M | 16:14 | 鶴 舞 | |
293 | 189 | 名古屋 | 21:22 | 区間快速 4564D〜4564C | 22:11 | 武 豊 | |
294 | 190 | 武 豊 | 22:31 | 普通 3569C | 23:01 | 大 府 | |
295 | 191 | 大 府 | 23:16 | 普通 4143F | 23:37 | 名古屋 | |
296 | 192 | 名古屋 | 23:58 | 快速 372M | 4:42 | 東 京 | |
よねざわいずみ 全駅制覇 23日目 小計 | 0駅 | ||||||
よねざわいずみ 全駅制覇 今日までの累計 | 58駅 | ||||||
米沢泉美 全駅制覇 20日目 小計 | 4駅 | ||||||
米沢泉美 全駅制覇 今日までの累計 | 93駅 |
フト目覚めてみると8時45分。そうだ目覚ましかけたんだった。
…ということは、12時間、まるまる熟睡したことになる。おととい・昨日と2晩連続寝ていないのだから、移動中にうとうとしていたとはいえ、体も脳も相当に疲れていたはずで、まぁそりゃ寝るわなぁ、といったところか。
シャワーに入り、テレビを見ながらぼんやりした頭を元に戻す。この日は出発もすごく遅いため、のんびりできてよかった。そして10時ギリギリにチェックアウト。
今日の愛知県は雨。けっこう本降りっぽくなるかも、ということで、いつもどおり傘のない私は既に濡れることを覚悟してはいる。笑
名古屋駅で本日の18きっぷのスタンプをもらい、中央線ホームへ。こんな遅い時刻にスタンプをもらうのもなかなかめずらしい。
そしてホームの売店で、遅い朝ごはんを購入。といってもデカおにぎり1個だが。
それを食べる間もなく入線してきた電車は213系5連で後ろ2両が転換クロス! 最前で待っていたのだがこれは大失敗で、あわてて走った。よくよく考えてみると、じもてぃはみな後ろの方に並んでいたような気がする。みんなちゃんと見てるんだなぁ。(笑)
それでもまぁなんとか右側の窓側を確保。一応古虎渓あたりの景色を見る用として右側にしてみた。暖房が入っていてあったかい。
いよいよ発車。今回はいつもここを通るときと違い眠くないので景色を見る。こうして改めて眺めていると、春日井を過ぎると川沿いの農村風景になるんだなぁ、と新たな発見があったりするものだ。もちろん、古虎渓はあいもかわらずすごいところである。笑
美乃坂本 みのさかもと 西日本旅客鉄道 中央本線 愛知県
本日の1駅め。雨がやや本降りになりかけてきていて、ちょっとビビりながらすばやく撮影開始。
いつもいつも関東のたとえ話でアレゲだが、宇都宮−黒磯間の東北本線の駅、というのがフンイキ近いかも。
この後、雨でなければ周囲の探索でもしてみるところだが、これで歩き回るのはなかなか不可能である。ということで、予定より1本早い電車に飛び乗ることにした。
けっこうギリギリですべり込んだ電車は、かの有名なセントラルライナー。中距離客から強制的にライナー代をかっぱぎながら、座席は東海道本線の新快速と同レベル、座席指定のアルゴリズムはメチャクチャと、もういい話をほとんど聞くことはない。JR東海の銭ゲバ体質を象徴する商品の1つであり、口さがない人はこれを「銭とらるライナー」と呼んでいるらしい。
ただ、この列車、中津川−多治見間では、各駅停車の保管機能も併せ持っている。そのため、多治見で降りる限り、ライナー券の購入は不要である。そして私は今回、多治見で太多線に乗り換える。もう、試乗としてはもってこいのシチュエーションなのである。
乗り込んでさっそく物色するが、普通の転クロに乗っても面白くない。ここは、MLながらでおなじみの、セミコンパートメント席を占拠してみることにしよう。
セミコンパートメント席のテーブル、ごらんのとおりでLOOXと大判時刻表が同時に広げられる。これ、1人で占有してよいのなら(笑)とても快適である。
美乃坂本からはこの列車に、20人くらいの人が乗り込んでいた。ただしみなさん、やはり転クロシートに行く。恵那ではかなりの乗客があり、ここでお向かいのコンパ席におばあちゃん3人が座った。そしてその会話、かなり興味深いものだったが、一番印象に残っているのは
今の若い人は、
子供に着物作ってあげなくていいじゃない?
というフレーズ。そういう時代にあったさまざまな伝承が、いまやどんどんなくなっているのだなぁ、と、小学生時代、年に360日くらいは24時間和服だった母を持つ私はしみじみ思ったのであった。
…とここで、自動放送が案内を始めた。「乗車整理券が必要です」「整理券をお持ちでない方はお持ちの方に席をお譲りください」。偶然か故意か、「多治見までは券なしでも乗れる」という明示がまったくない。まぁ地元のお客さんたちはそんなこと気にせずに乗車券のみで利用しているのだろうけど。
乗客は瑞浪でさらに大量に増え、件のおばあちゃんたちが下車した土岐市でもさらに大量増加。この中の一部の人がライナー券を購入しているだけで、それなりに増収になるわけだ。まさに銭とれるライナーの面目躍如である。
そしていよいよ多治見到着。直前になり、はじめて「多治見からは整理券が必要になります」とのアナウンスがあった。これが響いたか響かなかったか、多治見ではかなりの人数が降車。そしてホームにいた大量のお客さんたちはほとんど動かず、これに乗ろうとしていなかった。やはり、地元では銭とられるライナーは嫌われているのであった。笑
多治見ではすばやく跨線橋をわたって乗り換え。もう何度か乗っている、キハ11系ワンマンカーである。
トイレなしのワンマン対応車ということで、一部マニア筋からは高くない評価を受けているようだが、私はこの車両のボックスシートの座り心地はなかなかのものだと思っている。今日は休日ダイヤなので30分ヘッドのワンマン運転(列車番号が
C で終わるのはワンマンのサインです)だが、発車時には全ボックスが埋まる程度でそこそこの需要ぶり健在である。
走り出すと相変わらず加速はいいが、110系にくらべて振動が多い。このあたりはやはり安普請ということだろうか。笑
小泉から先は未乗区間だが、農地もけっこうありつつ、住宅地も多いという、典型的な「開発され中」な風景が続く。可児は市街地もけっこうひろがっており、多数の乗降があった。
美濃川合 みのかわい 西日本旅客鉄道 太多線 岐阜県
なにやらものものしいオーラが出ている鉄橋をわたったところで美濃川合駅に到着。
完全な本降りでかなり厳しいが、タオルでデジカメを防護しつつなんとか撮影。
ここ、こんな吹きっさらしの何もない駅だというのに、なぜか待合室に、常に誰かがいた。鉄道を使うわけでもなくただここに来ただけと思われるお年寄りや小学生、その他高校生など。どうなってるんだ!?!?
美濃川合駅は美濃太田機関区のはずれにあり、次の終点美濃大田ともそれほど離れていない。そんなわけで、あえてロング部最先頭に座って運転席ガッツキをしてみた。これはやはり正解で、太多線に次々と車庫船が合流するさまを体感することができた。
たった1駅なのにゆっくり、ゆっくり走って、4分近くかけて終着。
美濃太田 みのおおた 西日本旅客鉄道 高山本線 岐阜県
再開発成り、巨大な橋上駅となっている。
さすがに体が冷え込み、トイレに行きたいところだ。しかし駅のトイレは大混雑。まだガマンできそうなので、撮影を優先することに。
結局、まさに雨に濡れながらの撮影で体はさらに冷え、ちょうどよい具合となった(なんのだよ)ところでトイレへ。今度は無事すぐ入れ、シアワセなキブン。
なお、ここには旧国鉄越美南線=長良川鉄道が乗り入れており、そちらは今回乗車しない。いずれ乗車しなければいけないわけだが、JRの分もそのとき同時に乗下車できるではないか、というのは正論である(笑)。ただし今回は、あくまでメインである夜のライブに間に合う、朝ゆっくりしたい、という条件があった。そんな中、たまたま乗り換え時間が長かったのでついでに1カウントしてみた、といったところである。
長良川鉄道は来春、訪れる予定である。そのとき、特に西口がどう変わっているか、なども対比してみたい。
ホームに降りてみると、そこには、高山本線の気動車からの下車客であふれていた。これはもう、着席は絶望だろう…。せめていまそれまでラクしよう、と、暖房入り待合室も覗いてみるがこちらも満席。仕方なく、さぶいさぶーい外の硬いベンチで待った。
だがしかし、やってきた列車は意外にも若干の空席、しかも後から乗ったのにロング部シート端が空いていた。あれだけホーム上にいた人が、7割くらいは着席できている感じで、座席定員数の多さを感じた。
セメント産業が盛んそうな沿線を進んでいくが、坂祝(さかほぎ)でもう激混み! 実際、ホーム上で出張駅員が補充券を売っていた。いったい何か、イベントでもあったのだろうか。乗り込んできたみなさんの傾向に一定の方向性はあまり感じなかったのだけれど。あっ、南米の人はけっこうな頻度で混じっている。いくつかの地方都市ではあたりまえの風景だが、東京ではそうでないため、やはり私は目をひいてしまう。
人家がそれほど密集している印象がない車窓だが、やっぱりこのあたり、機能的には中京圏という大都市圏の近郊にあたっているのだろう。
かつて大貨物駅だったと思われる鵜沼には、まだ、名鉄との間のわたり線が残っていた。かつて特急北アルプス号が通っていたのだがいまやそれもなく、車両は会津鉄道に売却され、会津マウントエクスプレス号として活用されているのは周知の事実である。
なぜか那加でかなりの乗客が入れ代わったが、ちょっとしたラッシュの様相は変わりない。
たった1回の乗車で何を言えるわけでもないが、率直な印象として、美濃太田−岐阜間は明らかに輸送過密に思えた。もっとも、中央本線の名古屋口も混雑振りは似たようなものか…このくらいはガマンせい、というJR東海の殿様商売なつぶやきが聞こえてきそうである。苦笑
そんな混雑をワンマン運転でさばこうとしていることの当然の帰結として、岐阜到着は2分遅れ。もともと3分乗り換えなのでかなり厳しい。まぁ、その後の快速でも問題ないことはここまでで調べてわかっていたのだが、それだと確実に座れないので、できれば始発の各停に乗りたいところだ…
階段を走って走って東海道線上りホームへ。…と、なぜか電車はまだ入線していなかった。確実にこちらも遅延な感じでほっ。すぐに入ってきたのは311系でこれまたほっ。固定順方向席に座り、名古屋までゆったりと過ごすことができた。
名古屋では、スタート時と同じ売店で、同じお茶と同種のデカおにぎりを購入。あたまわるい。
よく考えると、今日はここまで、すべての列車にクロス席が設置されているという、幸運な状態だった。まぁ自分がクロス部に座れなければ意味はないのだが。笑
でもそんな幸運の連続も、さきほどの電車にて終了。中央線快速は無残にも211系オールローング。 シート端を確保し一応それなりに快適に。着席率は7割ほどでまずまずの混み方か。
ただしこの選択はさっさとお次の金山にて裏目に出る。金山でさらに増えた乗客によりリアル満席、3人シートはこういうときは窮屈度が高い。
まぁ所要時間も短いし、と思いつつ、よくよく考えると、これ、
快速なのに全駅に停まっている
でわないか。笑
窮屈なシートから身を起こして大曽根(おおぞね)で下車、改札口を出て、まだ真新しい、ゆとりーとラインこと名古屋ガイドウェイバスの大曽根駅へと向かう。
このガイドウェイバス、車両はよーするに普通のバスなのだが、 ちょっと違うのは、公道走行時には収納されている車輪があって、こいつを横に突き出すと専用の軌道を自動運転で走ることができる、という点である。これにより、都心部では道路の渋滞に巻き込まれず定時運行を確保し、郊外部ではバスとしてきめ細かで柔軟な路線を運行できる、というわけだ。そしてこの都心部のスタイルは「陸上の決められたルートを専用の特異なシステムで走る輸送機関」という、鉄道の形式的な定義に合致しているので、特に問題はない。
そして、このプロジェクトは、あくまでも自ら決めたルールに基づいて勝手な旅をしているだけだが(笑)、そのルール上、これが鉄道に含まれるのだから、ただただ攻略あるのみである。
もちろん本質的な話は「鉄道とは何か」という定義にはなく、結局のところ「公共輸送システム」を作るうえでかかる多額のカネをどうやって錬金術しようか、というテクニックの問題に過ぎません。現実の事業者にとっては、鉄道や軌道だと定義した方が資金調達のスキームを組みやすいならそうする、といった程度のことです。
大曽根駅はかなり大がかりな構造だが、その様相は、鉄道というよりは遊戯施設、ジェットコースターとかの乗り場に近い。これは、集改札業務が必要なく(バスだからバス内で行う!)、しかし到着ホームと発車ホームが分離されているので人の流れを一方通行で作らねばならないことに起因しているように思う。
そして…雨の中ひとり待っていると、やってきました、大曽根着のバス、もとい鉄道車両が! 笑
てな感じで無事ホームに到着したのは名古屋市交通局車。基本的にガイドウェイバスは施設のみを保有し、実際の運行は、一般公道を走る各バス会社の運転手さんがそのまま行う。ただし鉄道や軌道の場合、バスの運転に大型二種免許が必要なのと同じく、一定の研修と免許が必要なので、各運転手さんは軌道の運転手としての免許も持たされている。
なかなか利用率は高く、発車までには立ち客も出る盛況ぶり。私はとりあえず最前から2つめの座席にこしかけ、最前を虎視眈々と狙っているが、他の席が進むにつれ徐々に空いていくのに最前だけはなかなか空かない。結局川宮でようやく移動でき、つかの間の最前眺望を愉しんだ。
基本的にはバスそのものなのだが、無理なく高速走行するように路面、もとい軌道がつくられていて、スピードはよく出る。ただ、路面の状態はそれほど整備されていないようで、けっこうガッタンガッタンと響くのはいただけない。
白沢渓谷 名古屋ガイドウェイバス 愛知県名古屋市
そしてついに白沢渓谷駅。いや、軌道なので「電停」という方がよさそうではあるが、これ、電気じゃなくてディーゼルで動いてるので「電」ではない。まぁ、一応「駅」という設定にしておこう。
お降りの方が押すべきブザーを押し、「次、停まります」という自動放送を聴き、停まったら運転手の横の運賃箱に240円を支払い、降車。実に鉄道らしいシーンである。笑
こうして、駅の画像だけ集めてみると、普通の新交通システムに十分見える。やはり印象には駅のつくりが大きな割合を占めているのだろうなぁ。
なおこのご近所には名のとおり、白沢渓谷というものがある。それほど遠くないのだが、雨でもあるし、時間の都合上割愛することとし、とっとと次のバス、もとい列車に乗ることにした。
そんなわけでとりあえず次の目標は「全線完乗」。
ガイドウェイバスの路線はここ白沢渓谷からはたった1「駅」、次の小幡緑地にて終わりとなるが、実際のこのシステムの設備はそこからも少し先まで続き、そこで地上に降りた天使(水谷麻里)て一般の自動車へと変化することになる。これをもちろん体感しないわけにはいかないので(笑)、さらに1つ先、すなわち、
ただのバス停でバスを降りる
体験までをしてみたかったのである。
そんなわけでやってきた高蔵寺行に乗り、バス特有の狭い座席に座って荷物を下ろしていたりするうちに、あっけなく「次は竜泉寺口です」との自動放送。よく観察するヒマもなく降車ブザーを押し、あたふたと下車するハメになってしまった。そして、
2駅でも2社通過
なので、運賃を先ほどよりも高い、260円取られてしまった。うーむ。笑
もうこうなったら、せめて今乗ってきた列車、あいや今現在はバスか、そいつの画像でも記録に残そう、ということですかさずパチリ。
この画像を見てのとおり、この線の相性である「ゆとりーとライン」は、軌道部分とバス路線部分を通した、この交通システム全体に対してつけられたものである。
この後、雨は小降りとはいえ降り続いているのだが、すぐ近くの変身現場(笑)の近くまで行き、上りバス→列車のシーンを遠めに観察した。
とこんな感じで、変身の模様をつぶさに観察することができて、雨に濡れながらも満足な私であった。笑
という具合に外側からの観察を終え、次は内部からの観察をしなければならない。笑
料金は同じようなので、確実に純然たるバス区間から乗ってみよう、ということで、バスの1つ先の停留所である竜泉寺まで、ずぶぬれになりながら移動した。といっても300mほどしか離れていないためアッと言う間に到着。竜泉寺停留所には屋根がついていてとても助かった。
そして今度は帰り。1区間ぶん余裕を持たせたので、今度こそじっくり、変身を堪能しようと心に誓う。
きっちり最前ガッツキ席を確保し、観察開始。
ここで最後の画像をよくご覧頂きたい。
右手で速度標識を指差し確認&呼称
左手は待機
すなわち、
ハンドルは操作不要
である。これぞまさに、この車両がバスではなく、鉄道車両として現在動作していることの証左なのである。ただしノッチハンドルはなく、代わりに加減速はアクセルとブレーキで行ったりはしているが。笑
メタモルフォーゼも十分堪能し、あとは戻るだけ。この時間帯の上りはあまり車内が混むこともなく、もちろん走行路は絶対に混むことはなく(笑)、問題なく大曽根に戻ってくることができた。
明るいうちに無事大曽根に戻って来れ、駅めぐりはこれにておしまいなのであるが、しかし今日の本題はさらにこの後に控えている。
その本題の会場は名古屋クアトロ。新栄町のパルコの上にあることはわかっているが、しかしそのパルコがどこにあるのか、名古屋の地理に不案内な私にはさっぱりわからない(笑)。サイアク、地下鉄を駆使すればたどり着けるのが担保だが、できればダータ(死語)でたどりつきたい。
というわけで、JR大曽根駅構内の本屋に入り、市内地図でパルコの場所を確認。どうやら鶴舞で降りれば1kmもないことが判明、さっそくホームへと向かった。
けっこうぎりぎりでもう入線しかけていたため、最後尾からそのまま急いで乗車した各駅停車はもちろんオールロング。すぐ到着するし、時間の余裕はずいぶんあるので、降り口がどこにあるかわからないこともあって最後尾車端に座り移動した。
鶴舞で下車してみると、雨はすっかりあがっていて、徒歩移動にはちょうどよいコンディション。まだ多少濡れている体も、これで歩けば乾くだろう、ということでさっそく移動開始。
…だがしかし、さきほど適当に見ただけの地図を処理できる能力は、最近の老化した私の脳には備わっていなかった。涙
体感で確実に1.8kmくらいは歩いたであろうか、後でわかったことだが、栄からちょっと離れたところをうろうろして迷いつつ、困りつつ、だがしかし最終的には偶然にもパルコを見つけ、なんとかたどりつくことができた次第。トホホ。
それでも会場に着いてから開演まではそれなりに時間があったが、普通にパルコの階段の途中で待つ。そして会場時間が来、入場。
整理番号はそれほど前でも後ろでもなかったので、迷わず後方の、Tomoyoにかなり近いスツール席を確保。特にお酒も入れず(笑)、じっくり観戦の体制。その結果、全員の表情や目の動きもよく見え、大阪とは違った観戦ができた。
そして今日の勝ち組はAnna。声が伸びていて、本人曰く「夏のツアーでは39℃出て納得いくステージができなかった。プロとして体調管理できずごめんなさい。今日はその分がんばります」ということで、結果、アンコール後かなり感極まってたAnnaタソだった。私もちょっと感動。対するTomoyo先生はちょっと疲労状態…が、アンコールは力振り絞って大阪に負けないプレイ。じっくり体調整えて、11日の渋谷に臨んでほしい、と強く思った。
そういえば、最初のMCで、「女の子いますか?」と尋ねるAnnaタソに手を挙げる人少数。というか女子率は大阪よりさらに低かったのだけれど、フロアにスポットあててるときに見渡したAnnaタソ、手を振ってもいない私のところで動き止まってニッコリ。ぽわわわ〜ん。その後も何度かLOOK来て、一瞬Annaタソに転びそうになったのだが(笑)Tomoyoへの愛は深く(笑)大事には至らず。(なんだそりゃ)
楽しいライブの余韻は本当に大きい。ただし今回は宴会もなく、私はその余韻をかみしめながら、徒歩で名古屋駅まで向かった。
会場まで来るときは一応地図を立ち読みだけして苦労した私だが、帰りは立ち読みすらせず、ただただなんとなく歩く。そんなアフォな状態だが、もう時間は死ぬほどあまっているので、ライブのあーんなシーンやこーんなシーンを思い出しつつ、ぼちぼちと45分ほどかけて駅へとたどりついた。
さて、それでもまだ時間は余りすぎるほど余っている。ぶっちゃけ、今から大垣まで行き、そこから本来乗車予定のムーンライトながらに乗ることもできる。
というわけで、売り切れていることは承知で、JR東海のみどりの窓口へ行き、「座席番号を変更しないで区間変更を行い、名古屋→東京を大垣→東京に変更する」という技を頼んでみた。もちろん、いったんキャンセルしてから改めて取り直す、というやり方は、まさに操作中に他の人が席を確保してしまい、席をロストする危険があるため、やってはならない。
この「技」については、情報によって細部が異なるため確実なことは言えないが、とにかく、そういう発券をする手段がマルスに用意されていることだけは確実なようである。しかしいずれの方法もマイナーで、その操作を知らない駅員も少なくないらしい。
果たして頼んだ駅員さん、まずはよく意味を解さず、臨時ながらの指定席券を発行しやがった。「いや、定期の方で、この座席を確保したまま、区間変更をしていただきたいのです」と頼んだが「それはできません」と即座に言われてしまった。
もちろん、これは、駅員が無知であるだけなのだが、しかしこちらも、そんな駅員に対して正しい操作を指示することができない上、なにより今ここは名古屋駅であって、その名古屋を3時間後に発車する指定席券を、もっと遠くからのものに変更してほしい、という私のリクエストが「一般的なもの」ではないこともまた確かではある。
そんなわけで少し食い下がったのだが、「できません」の一点張りにあっさりと諦め、方針を変更することとした。
というわけで急に思いついたのは、未乗区間を適当に乗りながら酒盛りでもするか、というしょーもない発想である。笑
幸い、手ごろなところで、武豊線があった。笑
ホームに上がり、売店にて食料とあわせ、発泡酒500ml缶を4本購入し行列に並ぶ。そしてやってきたキハ75系先頭車に乗り込み、窓側席を確保し、4本の缶を窓際に並べてみた。
これ、もちろん意図明瞭なわるだくみなのだが、その狙いは見事的中、それなりに混んでいる車中だが、誰も相席しようとはしなかった。^^;; それをいいことに、さらにライブの余韻をかみしめつつ飲酒プレイ。
未乗区間を乗るといっても、景色はまっくらで、「新規に乗りつぶした」という実感はほとんどない。ないままに進み、大府からは車掌さんが降りてワンマン化(列車番号の末尾がDからCに変化のお約束)。ここからは非電化区間だが、暗闇の中にも団地の部屋の明かりが目立ち、近郊住宅地の足として武豊線が発展していることがよくわかる。車内は停車するたびに少しずつ空いていったが、乙川でまとまった下車があり、ワンマンなので先頭車で運転手さんは大忙し。1人運賃計算で時間がかかっていたのだが…ふとその真上を見ると、
運賃電光板が消灯している
のだ。JR東海、いいのかそれで! 笑
半田は有人駅なので全部のドアが開きさらに多数の下車。気づいてみると車内には数えるほどしかおらず、結局武豊まで乗っていたのは13人だった。
武豊はさびしげな無人駅だった。
とりあえず終点なので写真でも撮ってみることに。と、一緒に下車した若いカップルの会話が聞こえてきた。
「何やってるんだろう?」
「終点だから写真でも撮ってるんじゃないの?」
…ガガーソ! そのとーりじゃねーかよ! 涙
そんなわけで、いろいろな意味で(笑)ややダウナー。これ以上外にいてもしょうがないや、ということで、空き缶を駅のゴミ箱に捨ててから先ほどと同じ車両を、今度は転クロシートを1つひっくり返して1ボックス作り、足を伸ばして、残る1缶の発泡酒に口をつけた。
もちろん日曜のこの時間帯の上り列車。ほとんど乗客はおらず、今度は静かに酒を飲める。
…と思いきや、石浜で乗り込んできた若い若いカップル、強引にガッタンガッタンと転換クロスを倒し、ドカッとその中に座り込んだ。
ははーん。笑
ということであからさまにいろいろ始めるカップル。ラヴっていいのう。大笑
残る1缶はあっけなく空となり、ちょっとダウナーになって大府に到着。いやーホントにアル中だよこれぢゃ。苦笑
この時間は上りの名古屋直通は終わっており、武豊線の列車は大府止まり。ということでいったん改札を出てみると、目の前にサンクスが。もちろんソッコーで補充プレイ。笑
さっそく名古屋までの電車の中で呑み始め。我ながらどうかとも思うが、まぁイベント中から呑み始めてタレントさんだけじゃなくスタッフや他の客にまで迷惑をかける誰かさんに比べりゃましか…ってそういう比較の問題じゃなく、自分の体の問題でしょーが>じぶん
というわけで時間も無事つぶれ(笑)、あとは東京まで帰るのみ。
とホームに向かったのだが…なんとそこに、地方アイドル界では有名な某さんが現れたでわないか(笑)。
これ、素で本当にびっくりしたのだった。「あなた今日は四国行ってたんでは?」と尋ねると「早めに出てきて、ながらの指定席取れたんで新幹線使ってここまで出ました」とのこと。で席を尋ねたら、なんと私の隣席なのだったこれが!
いや、こんな偶然って本当にあるんですね、ということで結局ながらでは一睡もせず、ビデオまで見たりしながら地方アイドルについて熱く語らってしまいました。大笑
摘 要 | 支出金額 |
---|---|
青春18きっぷ 1回分 | 2300 |
T-STYLE 500ml | 168 |
ポケのり弁かつ丼 | 189 |
T-STYLE 500ml | 168 |
ポケのり弁お好み焼き | 189 |
名古屋ガイドウェイバス 運賃 大曽根→白沢渓谷 | 240 |
名古屋ガイドウェイバス〜JR東海バス 運賃 白沢渓谷→竜泉寺口 | 290 |
名古屋市交通局〜名古屋ガイドウェイバス 運賃 竜泉寺→大曽根 | 300 |
BON-BON BLANCO 名古屋ライブ 前売券 | 4000 |
じゃがりこチーズ | 123 |
サクサクサラダスタックパック | 123 |
スペシャル野菜ミックスサンド | 231 |
Asahi本生アクアブルー 500ml×4 | 844 |
スペシャル野菜ミックスサンド | 231 |
淡麗生グリーンラベル 500ml×2 | 422 |
七味煎餅 | 210 |
ムーンライトながら 指定席券 | 510 |
今日の小計 | 10538 |
今日までのよねざわいずみ 全駅制覇累計 | 255236 |
今日までの米沢泉美 全駅制覇累計 | 158822 |
今日までの総プロジェクト累計 | 369116 |
ここでいう支出では、前売りの乗車券類の購入など、 本旅行中で後日行使するきっぷの購入は計上しません。そのかわり、 前もって買っておいたきっぷの行使は計上します。また、青春18きっぷ等の「複数人日分乗り放題となるきっぷ」については、1人日分の値段を計上します。割り切れない場合は、1円未満の端数分を初回行使分に上乗せします。