米沢泉美 全駅制覇 Report Vol. 46
黄金ツーデーパスの旅
第1
日 非18シーズンもなんのその
− 9月24日(金) −

今日の行程


発 駅 時刻 列 車 時刻 着 駅 制 覇
364 錦糸町 22:52 普通 2207B 22:58 秋葉原  
365 秋葉原 23:02 普通 2235A 23:06 東 京  
366 東京駅八重洲通り 23:30 東北急行バス 仙台線 7便 5:03 仙台駅前  
米沢泉美 全駅制覇 46日目 小計 0駅
米沢泉美 全駅制覇 今日までの累計 137駅

Section 46-0
夜行バス往復+2日有効のフリーきっぷの旅

 今回の旅は、宮城県の対象駅をまわりつつ、東鳴子の名湯、高友旅館で濃ゆいお湯を堪能しよう、というものである。
 当初、このツアーは、土・日きっぷと黄金ツーデー・パスを組み合わせたものとして計画された。土・日きっぷの通な使い方は「日帰りで新幹線往復×2」だが(どこが通なんだ)、しかし土・日きっぷのエリア内にはもうあまり攻略対象駅が残っていない。もちろん、土・日きっぷを現地へのアプローチとして使い、はみ出る分で行使するという技も考えられるが、その場合2日分で4600円。しかし、ちょうど26日まで発売している黄金ツーデー・パスは2日間で3500円なのである。しかも今は18きっぷはシーズンオフ。この組み合わせは、この時期の旅行手段としてはもってこいなのである。
 …だがしかし、ここのところのマイ温泉ブームは、そんな計画をゼロリセットしてしまった。「2日間も移動して、温泉に1回も入らないのはいかがなものか」。そんな声をふと脳内で聞いた(誰からだよ)私は、急遽、両きっぷの範囲内である鳴子方面での入湯が可能かどうか検討をはじめた。と、うまく行程を組めば、20時頃に前回未入湯だった東鳴子温泉に到着できることがわかった。ただしこの時間では、温泉マニアの間で最も有名なお湯の1つ、高友旅館の黒湯に浸かることはできないのである。やはりマニア受けのよい田中温泉は21時まで外来入湯できるので、そちらにしようかとも思ったのだが…
 …しかし、よく考えると、土・日きっぷは18000円。仙台まで夜行バスで往復すると11500円、高友旅館の自炊部に1泊だけする素泊まりプランが6160円。合計金額は変わらないではないか!
 そんなわけで、当初の土・日きっぷの利用はあっさりボツになり、それに合わせて攻略する駅も調整をして黄金ツーデー・パスのフリー区間内にすべて収めた(JRの駅について。それ以外はアプローチする駅がエリア内)。

 お恥ずかしながら、この時点で私は、アベニュートラベル(現ビジネストラベル)の激安ツアーバスを知らなかった。こちらだと、クレジット決済であれば夜行片道3900円・往復7800円で済んでいたのだった。もちろん安いだけあって、ほとんど寝られないほどの居住性ではあるが。
 なお、同ツアーバスはその存在に気づいてから(^^;;)鳴子温泉に行くためちょくちょく利用している他、本プロジェクトにおいても一度利用している

 …っていうか、もう攻略はどうでもよくなってきた(笑)。とにかく温泉に入りたい! アブラ臭を感じたい! そういう気分で胸をふくらませつつ、小雨降る中自宅を出た。


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はじまりはいつも黄色

錦糸町 22:52→秋葉原 22:58
普通 2207B(サハE231-15)

 錦糸町駅はまだまだ帰宅ラッシュで混雑している。なかなか旅気分とはいかないが、それでもやっぱり、黒湯に1歩ずつ近づいているのだな、と思うと実にうれしくなる。
 各停ホームはそこそこの人。ただしこの時間帯、座れないことはまぁないだろう、とタカをくくり、乗り込んでなんとなく車番を京ぽんにメモっていたら…あらら、座席がどんどんなくなっていく。笑
 そんなわけであわててド真ん中の空間を確保。E231黄色いロング車のつっかえ棒(とは正式には言わないと思う)にはさまれて妙に窮屈な中、7分間を過ごした。


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京浜東北線にも座れてしまう

秋葉原 23:02→東京 23:06
普通 2235A(サハ209-123)

 アキバでは急ぐこともなくゆったりと乗り換え。階段も降りる一方なのでラクチンである。バスの出発点である東京駅に行くのなら、錦糸町からは快速1本でもっとラクなのではないか、という説もあるが、今回乗るのは東北急行バス。乗り場は八重洲中央口からさらに東側にあり、総武快速線の地下ホームからはかなり遠い。ので、敢えて乗り換える方を選択した次第。
 階段に挟まれていた狭いところで待っていたせいか、サハ車の車端をあっけなく確保。壁によりかかれるのはうれしいが、でもたった4分で降りなければならないのであった。


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コンビニでバスを待つ

 ホームに向かうリーマンたちとすれちがいながら、八重洲中央口を出てまっすぐ歩く。ほどなく、東北急行バスの停留所が見えた。

東北急行バスのりば仙台行き夜行バスのりば。発車20分前なのでまだ待っている人はそんなにいません。

 まだ発車20分前とあって、人もまばらである。
 というわけで、あらかじめ調達場と決めていた、まん前のセブン・イレブンでお買い物。今日は朝からトータルでメンチカツパン1個しか食べていないのにもかかわらず、あまりおなかがすいていないので、どうしようかなぁ、と4分ほど悩んでいたら、いつのまにかバスが到着していた。そんなわけであわててダイエットコーク2本を買い、乗り込んだ。


Section 46-3
やっぱり3列だと夜行バスもラクチン

東京駅八重洲中央口 →仙台駅西口 8:44
東北急行バス仙台線 スイート号 7便

 私の席は5Bでトイレへと降りる階段の正面。あちゃーという感じだが、このバスは5時間半で終点まで着いてしまう上に2回も休憩があるらしく、それほど気にすることもなかろう。
 乗車率は6割ほど。初老の団体客とかカップルとか、若い女性客たちがほとんど。私の後ろと左横は初老の団体、前2人は若い女性。その2人、「ガンダムがどーのこーの」とやかましく、明らかにアニヲタである(笑)。
 なかなかにぎやかな中、定刻に出発。すぐに減光があり、とたんにみなさま、おしゃべりも止む。そして発車してわずか10分後にはもう完全消灯。この状況をLOOXでメモっていたのが23時53分なのだが、その時点で車内には液晶のバックライトだけが煌々と目立っていて正直迷惑だったかも…^^;; ただ逆に、これ、一度スタンバイにしてその後復帰したら、暗いところに突然明かりがつくわけでそれはもっと迷惑かもしれない。うーんどうしよう、としばし悩むが、これ、携帯のバックライトよりもはるかに暗い、ということに気づいた。ならいいや、ということで、逆にスタンバイにする決心がついた。
 結局24時をもってスタンバイ。暗い中ちびりちびり飲む(笑)。

 決してよく眠れたわけではないが、いちおううとうとしながらふと気づくと4時50分。どうやら時間調整のためどこかで止まっているようだ。これなら定刻で着きそう。
 そして4時58分頃、突然車内が明るくなり目覚まし時計代わり。さかさかっと身支度をして、5時03分に下車し駅に向かう。


今日の出費

摘 要 支出金額
乗車券 錦糸町→東京 150
ダイエットコーク500ml×2 294
東北急行バス 東京→仙台 往復割引 5750
今日の小計 6194
今日までの米沢泉美 全駅制覇累計 517123
今日までの総プロジェクト累計 726617

 ここでいう支出では、前売りの乗車券類の購入など、 本旅行中で後日行使するきっぷの購入は計上しません。そのかわり、 前もって買っておいたきっぷの行使は計上します。また、青春18きっぷ等の「複数人日分乗り放題となるきっぷ」については、1人日分の値段を計上します。割り切れない場合は、1円未満の端数分を初回行使分に上乗せします。



Written by Yonezawa Izumi <izumi@nurs.or.jp>
Last Update: 2005/08/18
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