アイドル・イベント・レポート : P.P.Club

※この記事は、第21号に掲載されたものです。

94/10/30 P.P.Club バスツアー

 時間 9:00~20:10
 動員 27名
 進行 新宿駅西口→バスの中でカラオケ→勝沼でぶどう狩り→昇仙峡で撮影会
    →バスの中で寝る(笑)→新宿駅西口
 イベント満足度 カラオケがタコだったので65%(笑)
 泣く子も黙る、P.P.Club(笑)。20号でばかがいさんがレポートされているが、私は4℃に行ってしまったために観られずしくしくだったところ、「カラオケもある」バスツアーがあるという!(笑)とーぜん、なけなしの25,000円を投じて参加してみた。
 P.P.側の参加者は、江藤奈美・久保田裕美・小野芙由子・他1名だ、という情報が伝わってきた。YM企画のモデルの中では、この界隈(ってなんですか?)のひとびとの好みは大体この3人と、20号レポートにも登場する星合まこの4人に分かれている。3人(のうちの誰か)が好みな人は問題なく申し込んでいたが、悩んでいたのがW田さん。W田さんは星合のファンなので、「他1名」が星合なのかどうか、それをずっと気にしていたようだが、「逃してはまずい」ということで結局申し込みをした。ところが、当日集合場所に行ってみると、「他1名」はW田さんがかなりキラっている(^^;)太田美幸だった…(爆笑)。がっかりするW田さん(^^)。
 バスは9:00に出発。もちろん、遅刻の常習犯であるところのスナックドレミ氏は来ておらず、おいてけぼりだ(爆笑)。参加者の1/4以上を占める(爆笑)Whitcher-bbs会員、早速カラオケの準備をはじめる。どうせバスの中のカラオケはオヤジ歌しかないだろう、とばかり、前日にFaith氏が徹夜でCoCoだのribbonだの(←久保田用)、ビーイングだの(←うちら用(笑))が多数収められたカラオケMDを作成してきた。が!!なんと、MDをつなぐ端子がどこにもない!!(激怒)。抵抗入りコードでマイク端子につなぐと、今度は他の端子につないだマイクが死んでしまう!!(泣)。というわけで、折角つくりあげたカラオケMDは全く用をなさず、Faith氏は骨折り損のくたびれ儲け、他の参加者もカラオケの楽しみが激減、もう踏んだり蹴ったり状態になってしまった(泣)。仕方なく、観光バス備え付けのレーザーカラオケ(恐らくNI-KKODOのOEM)で何とか唄った。P.P.の面々も、あまり唄える曲がなかったのでつまらなそうだった…。とりあえず私は大藤ふ~みンの、ぢゃなく谷村新司の「Far Away」を唄っておいた。
 バスは中央高速を通って勝沼へ。まず第一のポイント、ぶどう狩りだ。もちろん、いくらYM企画であっても干しぶどう狩りではなく(爆笑)、普通のぶどう狩りである。ただ約1名を除くほとんどの参加者は、別にぶどうを食べようと思って来ているわけではないため、そそくさと撮影会&雑談モードに入っている。その横で、延々とぶとうを食べ続ける人…私だ(爆笑)。
 そんな雑談の中で、かなりすばらしい事件が2つ発生。まずはW田さんだ(爆笑)。「他1人」の正体だった太田美幸に、ばかがいさんが「いつからこれに来るって決まってたの?」と尋ねたところ、なんと「1ヶ月前から。」という返事が!!!(笑)。当然その場にW田さんを呼び、真相を話すと、W田さん、太田本人の前で

 がーん、来るんじゃなかった… 

 …完全に凍ったぶどう園の空気(^^;)。もちろんW田さんは「星合が来ないことが前から決まっていた」ことに腹を立てたのであり、「太田が来た」こと自体に文句を言ったのではないのだが、この場ではとてもそういう風には聞こえないぞ~(^^;;;)。
 もう1つは、本号の表紙解説でも触れた、MOMO原宿くんと江藤奈美との、かなりいい感じのコミュニケーション。全くもって昨日××過ぎたとしか思えないぼさぼさの髪とカオ(^^;)の江藤だが、ということは普段MOMO原宿くんが見掛けている姿に近い、とも言えるワケだ(笑)。…ええい、ヘルプでヒント出すのがメンドウなので書いてしまうが、要はMOMOくんと江藤、同じビルの別フロアで働いているのだな(笑)。実はそれに気づくまでかなりいろんな事件があったのだが、諸般の事情によりそれは省略(^^;;)。ともかく、職場の近辺の話でもしていたのだろうか、かなり楽しそうなお二方だった(笑)。

 ぶどう園で撮影

 ぶどう狩りの後は、バーベキュー。4つのテーブルにP.P.のコが1人ずつ座り、好きなテーブルにムサい男が座っていくというシステム。私は小野のテーブルで、なんと小野の正面に座ってしまった(^^)。小野ってよく見ると、各パーツがデカ過ぎて、結構かわいいようで妙かも知れない(^^;)。小野の横には、その筋で有名な国家公務員H山氏(Hマじゃありません(爆笑))が陣取り、いつもの調子で延々とおしゃべりを続けておられる(笑)。つい私がちょっかいで「H山さんは、最近はJudy'sは観にこられないんですか?」とか何とか尋ねてみたら、「??行かないよ~、Judy'sなんてオレ何年前から観てないんだ?」などと不満そう。当方の資料によれば、氏は昨年7月に観にきているんだが…(笑)。で、この雑談を機に私も会話に参入。とりあえず「さっきの唄、すっごくうまかったですね~」などというヨイショがあった模様だ(^^;;;;;;)。ただ、もっととんでもなかったのが、横のFaith氏との漫才会話(笑)中の私がぶどう狩りでぶどうを12房も食べた、というネタの時(笑)。ただでさえびっくりしたようなカオ(^^;)なのに、眼をぐるんぐるんまわしそうな表情で「え~~!?そんなに食べたんですかぁ~?さっき『こんなにぶどうばっかりあったんじゃ、そんなに食べられないですよね』って話してたばっかりなんですよ~」と驚かれてしまった…(泣笑)。
 無論、他のテーブルでもいろいろあった模様だ。久保田のテーブルにはWhitcherなひとが多く、原宿探険隊の話題で盛り上がっていたらしい(笑)。久保田、某アイドルと高校同級生で、卒業式にカメコが来ていたのに自分は撮られなかった、とか言っていたらしい(爆笑)。ついでに、その某アイドルの卒業式での写真は本誌に掲載されたことがあるらしい(大爆笑)。
 豪快だったのが江藤。みなさん酒が欲しくなったせいか、久保田のテーブルでばかがいさんがワインを注文した。と江藤、勝手にやってきて「飲みまーす」。でうまそうに飲み、さらに自分のテーブルで自らビールを注文していたらしい(笑)。他にも江藤、久保田のテーブルでガスコンロの火が消えてしまった時、「誰か火持ってない?」という問いかけに即座に自分のZIPPO投げてくるわ、大活躍状態であった(爆笑)。
 電車で何とか追いかけてきた(爆笑)ドレミ氏もここから合流、次は昇仙峡まで移動、撮影会と相成った。…ところが、撮影がまともにできるような場所がない(笑)。おまけに、ちょっと撮り始めると、たちまち一般観光客に白い眼で見られてしまう(爆笑)。かなりつらい状況である。私は小野・太田組にひっついていたのだが、雑談もあまりできずしくしくな状態(泣)。江藤・久保田組はまずまずだったそうで、悔しいぞ(笑)。
 あっという間に撮影タイムは終了、後はひたすら渋滞の中央高速を走り、新宿に戻ってきたのだった…。

 このバスツアー、私はP.P.の面々を初めて観られたのでまぁいい(カラオケの件は個人的な問題なのでしょうがない(笑))が、そうでない人にはつらかったかも知れない。バスツアーなら普通、車内でカラオケだけでなくゲームをやったり、女のコたちを各席に行かせたり、いわゆるファンサービス(笑)に務めるものだと思うのだが、どうもYM企画にはそういうノウハウはないようだ(笑)。元々モデル事務所なのだからそれも当然かも知れないが、P.P.での展開を今後も考えるのであれば、そのあたりしっかりしてもらわなければならないだろう。女のコたちのレベルはそれほど低くはない(歌姫よりかなり上だわい(^^))のだから、モデルで稼ぎつつ、他のサービスをローコスト・ハイパフォーマンスで提供することは十分可能だろう…。 (編集長)


近況報告

 …などと↑では書いているが、YM企画はYマネとMマネの仲違い(笑)により分裂、Yマネはアートロマンというジム所を設立した。とーぜん、P.P.Clubは解散、女のコはどちらかへと系列化された。太田・江藤はMマネ、小野はYマネ所属。そして、小野は引退。なにせ引退記念イベントまであったりしたらしい(^^)。江藤・太田は未だ現役。うーむ、江藤はこのバスツアー時点で既に女子高生じゃなかったのにねぇ…(笑)。(ということは太田は?→[ここをクリック(爆笑)]
 で、どの事務所でも、最近は「現役女子高生」が集まらない傾向があるようだ。「ニセ女子高生」か「現役女子中学生」が多いのね…(笑)。中には、「女子小学生オールヌード」なんてのもあったらしいが、さすがにそこまではついていけません(^^;;)。
 …え?久保田はどうしたかって?あぁ、彼女はこの後、なぜか「あれだけ嫌っていたハズの」原宿探険隊POKETに復帰、「歌姫伝説」などに出演後、再びfade outしていった。今は学業に専念なのかな?(^^;;)



次のレポート:高原愛美へ進む

前のレポート:つがるおとめ少女組へ戻る



もくじへ戻る



脚注


干しぶどう狩りではない

YMは普通のブルセラモデル事務所なんですから、干しぶどう狩りなんかどうやってもできませんよ!! (宇宙魔陣X談)


この場ではとてもそういう風には聞こえない

どう聞こえたかと言えば、それは後日、W田さんがMマネジャから突っ込まれていたことでも明らかですな(爆笑)。もちろん、W田さんはその場で誤解を解いていたようです…(^_^;)


ヨイショ

なんか、Mマネまでが「歌唱指導をしてもらおう」などと言っていたらしい。…私なんかより、そういうのは歌姫の早川氏にでも頼んでください(大爆笑)。

なお、この後、同じYMのモデル、山崎真理奈ちゅわん(^^)で個人撮影会を敢行した際、カラオケに同行したMマネにまつわるエピソードを22号から引用します…

(ここから)
 前号で触れたとおり、Mマネはバスツアーで私の「Far Away」を聴いて「P.P.Clubの歌唱指導をしてほしいですね」と言った方である。初めは聴いていなかったようだが、私があまりにしつこく唄っていたせいか、「甘いKiss Kiss」あたりで「よく高い声出ますねぇ」という反応。参考までに、REVはビーイング男性モノの中では高音はかなり少ない方である。
 その後、
  M:もしかしてバスツアーで唄いましたよね?
  Y:へぇ、「Far Away」を。
  M:あのとき、うまい人 2人いましたよね。
  Y:と言うと?
  M:あともう 1人、演歌唄ったひと。
  Y:…それ、私ですが…
というあまりにナゾな会話。前号でも書いたが、この時唄った「みちのく挽歌」の出来はあまりにあんまりだったので、まさか自分のことだとは思わなかったのだな…。
 ただ、この程度のヨイショならまだ慣れている(とかいいまくる)ので構わなかった。この後さらに延々と話をしたのだが、
  M:この前の歌姫の誰よりもうまいじゃないですか…
とまで言われたのでさすがに私も参ってしまったぞ…(苦笑)。私が座☆ヴァージンの2人よりもうまいということは天地がひっくり返ってもありえないし、菅沼千晴だって私の方がうまいなんてことはどー考えてもないでしょう…。
 このエピソードから実はいろいろと教訓を導き出すことができるのだが、それは次号の特集「カラオケ」に回すことにして(笑)、ここでは1点。やはり「アイドル」という語は、世間一般では「唄ヘタ」という語と密接に、かつ思考停止の上で結合しているということですね。

(ここまで)


うまそうに飲み

この模様、後日発行されたファンクラブ会報に掲載された本人のコメントによれば、
なんとぶどう酒をちょぴっと飲んでみた。これも、ぷは~~~~~~おいしかった。

ということになってしまうらしい…(^^;;;)



end of text...