アイドル・イベント・レポート : 小沢亜貴子

※この記事は、第13号に掲載されたものです。

93/05/16 小沢亜貴子 銀座三越屋上森の劇場

 時間 14:00~14:40
 動員 150名
 進行 1A「帰ってきてよ」→MC→1B「演歌ごころ」→「大阪すずめ」→MC
    →「流恋草」→MC→1A「帰ってきてよ」→握手会
 イベント満足度 80%

 '91コロムビア歌謡曲新人歌手オーディションで最優秀賞を受賞した小澤亜貴子(「沢」は芸名です)が遂にデビュー。このオーディション、佐々木真弓とか田中裕美も出場していて、このメンツがそっくりそのまま'92年のTX「スターは君だ!ヤング歌謡大賞」に出演しているってのが笑える(笑)。このあたりは例によって(笑)「アイドル四季報」'92年春号・夏号をご覧頂きたいところである(笑)。とにかく、コロムビアもかなり力を入れており、田川寿美やら須賀千春やらとの対談を載せたパンフを配ったり、リンゴをモチーフにしたロゴを作ったり、ANB「M10(マグニチュードテン)」の「新人アイドル特集」に出たり、「スコラ」の巻末までやるなど、なかなか頑張っている。
 実は私、小沢を生で見るのは2度めである。3/20に行われた「第3回NHK新人歌謡コンテスト」に出場している。このときは唄う前からド緊張状態、他の人が唄っている最中に舞台上で振り入りで勝手にリハしちゃってADに怒られるなどのかぁいいところを見せてくれていた(笑)。私たちは当然「あっこ~」と叫んだりしていたのだが、惜しくも決勝に残れなかったため、元は演歌だったのにすっかりポップスに転向してしまった(泣)高原愛美=稲森明美(レポート準備中...)の方に関心を移してしまったのであった(失礼(^^;))。まぁ、このイベントではそういったことはありえないので安心だ(笑)。
 時間ぎりぎりに出かけてみると、…な、なんなんだこりゃ。客席前方に怪しい連中が20人くらい陣取っているではないか(爆笑)。…内過半数はWhitcher-bbsの会員だぞ(涙)。あんたらは「若手女性演歌歌手」なら誰でもいいのか?!(笑)。あ~ウチのBBSにはロクなやつがいない(号泣)。サンニッパは言うに及ばず、500mm持ってきたアホもいる(爆笑)。ありゃ、山中すみかと吉沢瞳の追っかけやっている自称「普通のアイドルファン」のテュルシス氏もカメラ構えてるぞ(笑)。どうしたんですか?「いや、亜貴子ちゃんかぁいいですから。」そ、そーだったのか(^^)。
 というワケで、読者のみなさんも画像をよく観ていただきたいのだが、典型的な淡水魚系のカオ(なんだそりゃ(笑))なので、無理矢理立体を2次元に押しつける写真という媒体ではなかなかそのすばらしさが伝わらないのが無念である(^_^;)。ただし脚がすばらしいのはおわかりいただけると思います。背がある(公称166cm)こともありスタイルはいいですね。

 曲目は進行にある通りで、1A/Bと、前年のレコ大最優秀新人の曲と、合格したオーディションで唄った曲、という、全くもって鳴り物入り新人演歌歌手のパターンであった。他の営業では「女…ひとり旅」まで唄ってるらしいぞ(笑)。肝腎の歌唱力はアクが足りないのだが、15歳という年齢を考えればこれでいいのだろう。デビュー曲はそれなりにこなせているが、「大阪すずめ」や「流恋草」にはオーディション臭が残っていたような気がする。もう少しこなせれば、営業も問題なくできそう。なお、カラオケで彼女の「流恋草」を目標にしている身の程知らずがいるらしいが(笑)、そーゆームチャはやめましょう(爆笑)。
 しかしあたまいたいのは、彼女の父上(笑)。実はNHKで我々に対して「あっこ~って叫んでね」と依頼したのはこの父上なのだが(笑)、この日は実家の飯田から上京、自ら「あっこ~」と叫ぶわ、「7/18に地元飯田で1stコンサートがあります。遠いですけど来て下さいね」というアナウンスに「行くぞ~」と叫ぶわ…。そりゃ、地元で親なんだから行くに決まってるでしょーが(苦笑)。ノリは完全にエータイ(笑)。
 鳴り物入りラッシュだった昨年に比べ、今年は司千恵子と小沢亜貴子の一騎打ちの様相を呈している若手女性演歌新人レース(をいをい、原口緑子はどーした?(笑))。「自信があります!」と言っていた体力でぜひ頑張っていただきたい。おっかけの人も頑張って応援してください。なお彼女は明大中野高校であるが、間違っても彼女めあてで卒業式に出席しないように(大爆笑)。
 (編集長)



近況報告

 何故か山中すみかおっかけの方々からの人気が高かった小沢亜貴子ちゅわん。93年の演歌新人の中でもピカ一のルックスと長いおみ脚、そして非常にオーソドックスな透明感のある歌唱でがんばっております。
 営業は頻繁にありますが、地元(飯田)の近辺が主。普通演歌歌手、しかも既に小さいときから地元で活躍していたとなれば、当然ファン層の中心はおじさんおばさん。その中に、全国規模の若い(大爆笑:でも本当に相対的には若いんだもん(笑))おっかけが常に混じっているというのもすごいものがあります。で、挙げ句の果てには「後援会事務所」と言えば問題なさそうに聞こえますが、実は×××××××××にあがってお姉さん(この前結婚されました。おめでとうございます)とカラオケしたり、××××ったり、一部のひどいひとは××の×を×んだり…(爆タト)。まぁある意味では、田舎の素朴な人間関係の表れなんでしょうが、それにしても「××の×を×む」というのはいくらなんでも常識破りすぎると思います(爆笑)。そしてついに、テュルシス先生は後援会の役員にまでなってしまって…(^^;;)
 現在は5枚目(6枚目か?(笑))のシングル、永井龍雲作曲の「白蓮の精」が10万枚を突破、快進撃中です(^^)。
 彼女、これまで学園祭を何本かこなしていますが、そこではちゃんとポップスも唄ってます(ちびっこ時代は両刀遣いだったのだ(^_^))。全国の学園祭実行委員会の諸君、ぜひとも来年の学園祭に呼んでみてください。品質は本誌が保証します(^^;;)。



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