アイドル・イベント・レポート : 電波子

※この記事は、第18号に掲載されたものです。

93/07/17 電波子 青砥ユアエルム

 時間 1回目 13:00~13:30
    2回目 15:00~15:30
 動員 150名
 進行 1A「駆けていく少女」→MC→1B「アポなしの恋」
    →ゲーム「アポなしの恋デュエット」→1A「駆けていく少女」
 イベント満足度 75%
 電波子ちゃんのステージが青戸で2ステージあると言う事で、2ステージ目を観に行って来ました。参加したのは、私・さなさな氏・myu-氏・H本氏の4人でした。

 司会は、ホリプロのお笑いコンビ(名前忘れた)で、うたう大龍宮城で鯉と鮒をやっていた人でした(じゅ、じゅうようだ(笑))。進行と衣装は、滝島あずさ追っかけのさなさな氏によると、平塚と全く同じとのことです。
 まず、「駆けていく少女」で登場し、映画の話や和田さん(≠W田さん)と会ったときは緊張した話をしました。
 そして、「アポなしの恋」を歌った後、デュエットコーナで開場から選ばれた人とデュエット。選ばれたのは、じもP~の女の子4人組と川崎の慶應大生でした。色紙がもらえたようで、うらやましい(わたしに色紙をくれ~)。
 最後に「駆けていく少女」をもう一度歌い、ステージは終了したのでした。 (R.K)

 私は仕事の関係上、1回目のみの観戦。告知があまりなかった(そもそもこれ、私が新聞のチラシをチェックして見つけたのよん(笑))こともあり、カメコは数名、怪しい客も極少、客のほとんどは一般のファン(ってなんですか?)と通行人。ちなみに司会をやったのは松竹梅だ。なぜか2人だった(松竹梅って3人じゃなかったっけ?)。

 東スポに「電波子、ヌードグラビアほげほげ」という記事が掲載され、そろそろ一般にも「電波子=滝島あずさ」という図式が知られてきた今日このごろ。アイドルにあこがれ、渡辺満里奈の親衛隊に入り、「アイドルになりたい」一心でスケ水着までやって、やっと掴んだチャンスである。一般のファンもそこそこつき、イベントをやれば声援が飛ぶ。
 しかし私には、こうして唄っている彼女が、今満たされているとは到底思えない。唄っている最中に普通の声援が飛び、手を振るファンに返す笑顔は、どう見てもよそ行きのものにしか見えないのである。彼女があこがれていたのは、熱狂的な応援を受けるアイドルであり、親衛隊にコールされるアイドルであり、おっかけがついてくるアイドルだったのではなかろうか。
 最後の唄のとき、それまでの声援よりもはるかに小さい、たった数人がはじめたぱ~んぱぱんひゅ~を見たとたん、みるみる彼女の顔が輝いた。それはまるで、細江真由子あるいは谷川彩華がR.K氏を見つけたときのような幸せそうな笑顔だった。 (編集長)



近況報告

 電波子こと滝島あずさについては、このレポートよりもさらに2年以上経過した現在では「誰でも知っている」を通り越して、「もう忘れ去られてしま」っているようだ。無論、営業をやったりすれば人は集まってはくるのだろうけど。
 上のレポートに補足しておくと、滝島は元々アイドル志望&女性アイドルファン。満里奈のエータイの関係の口利きで、宮前真樹やらガールフレンドやらTUNE'sやら工藤優(笑)やらで有名なベストワンプロに入り、そこで「台風クラブ」の仕事としてスケ水着をやっている。「スケ水着」と言っても、最近のような「女の子がスケているのをわかってて仕事してる」のとは違い、本人に知らせずにやった、という類のもので、別に騒ぐ程のものではない、というのが真実である(が、実際スケてるのも事実(笑))。その一方でオーディションを受けまくり、結局「電波子」となったワケなのだが、私にはどうもこれ、それこそ長戸大幸先生が「過去のあるコしか使わない」のと同じように、ホリプロが滝島の歴史を知っていたからこそ合格としたのではないか、と思えてならない。まぁ、本人が満足できればそれでもよいのだけど、実際はどうなのだろうか…。



 なお、いずみとアイドルの関係を最もピタリと表現したのが、この文だ、とゆーのは、「いずみちゃんナイト」で明らかにしたとーり、です…(^^;;)。




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