米沢泉美 全駅制覇 Report Vol. 10
帰還中にも貪欲に2駅攻略も…
− 1月20日(火) 三沢(JR)・金田一温泉−

今日の行程


発 駅 時刻 列 車 時刻 着 駅 制 覇
66 青 森 6:10 普通 1524D 7:49 三 沢 三沢(JR)
67 三 沢 8:19 普通 566M 8:39 八 戸  
68 八 戸 8:56 青い森鉄道〜IGRいわて銀河鉄道 普通 4522M 9:41 金田一温泉 金田一温泉
69 金田一温泉 10:41 IGRいわて銀河鉄道 普通 4524M 11:54 盛 岡  
70 盛 岡 12:11 普通 1538M 13:40 一ノ関  
71 一ノ関 13:44 普通 536M 14:33 小牛田  
72 小牛田 14:46 普通 1568M 16:34 白 石  
73 白 石 16:47 快速 3584M 17:20 福 島  
74 福 島 17:25 普通 2150M 19:18 黒 磯  
75 黒 磯 19:49 通勤快速 3550M 22:11 上 野  
76 上 野 22:15 普通 2105G 22:17 御徒町  
77 秋葉原 0:31 普通 2408C 0:36 錦糸町  
10日目 小計 2駅
今日までの累計 66駅

Section 10-1
難しい選択だが…

青森 6:10→三沢 7:49
普通 1524D(キハ48 556)

 青森からはふたたび鈍行の旅となる。
 しかしひどいのは東北本線の接続ぶり。ここのところ、仙台地区の接続を中心に、どんどん長距離連携が無視され近郊輸送が優先されたダイヤ改訂が進んでおり、せっかく青森に6時前に着いても、結局は8時過ぎに出たのと同じ乗り継ぎしか利用できない上、平日(=今日はそうだ)には上野着が1時間遅れることになってしまっている。
 しかしものは考えようだ。上野着が遅くなるのはどうしょうもないが、最初の方の時間は駅攻略に活用できるではないか。
 というわけでとにかく一番列車に乗ることにした。
 一番列車は、津軽線を走ってきた気動車列車がそのまま八戸行となるもの。
 701系電車に比べて所要時間はけっこう増えるのだが、なにせボックスシート。これを占拠できれば移動はかなり快適である。所要時間が増えるのも、暖房が効いた屋内に居れる時間が長くなると思えばまったくの無問題だ。
 堂々の4連なので乗客数に比してボックスには余裕があり、もちろん私は1ボックス占有して快適な移動。こうしてみると、気動車の乗り心地もそれはそれで悪くないものだ。
 青森では雪は降っていなかったが、浅虫温泉過ぎたころから若干降雪がはじまり、小湊あたりでかなり強まってきた。
 そして攻略対象駅である狩場沢に到着する直前、「どうしようか」と悩む。
 ダイヤ的には、八戸−青森間にある攻略対象駅3駅のうち1駅を今日攻略可能である。そして青森から近く攻略のチャンスが今後いくらでもある(笑)浅虫温泉は除き、狩場沢か、三沢か、どちらかを攻めることになる。
 短い時間でいろいろ考えたが、現在あまりに降雪がすごく、待合室に暖房がある保証がないこと、さらに所要時間の差から、できるだけ八戸に近い方が後続の電車の待ち時間が減っていくという通過算の原理(笑)、これらを考え、狩場沢での攻略を今後に譲り、今日は三沢に行こう、そう決意した。
 その狩場沢駅では保線さん3人で雪かきプレイ中。やっぱり降りなくてよかったカモ。とその時は思ったのだが…(つづく、笑)
 次の野辺地では大量下車・乗車があり乗客が入れ替わる。そして高校生多数。ここで若干、三沢攻略を日和見したくなってきた。というのも、この状態で駅標写真とか撮影していると明らかにうしろ指さされ組になってしまうからである。高校生の数はさらに増え、ついに乙供でボックスに男子高校生が一挙同席しエラく窮屈になってしまった(こういう場面に限れば701系は相対的に快適である)。
 結局、体調も悪くないということで大量の高校生とともに三沢に下車した。


Section 10-2
三沢駅(JR)

三沢 みさわ 東日本旅客鉄道 東北本線 青森県三沢市

 で、正面口に降り立ったのだが…

あ、十和田観光電鉄だ…

 正面口には十和田観光電鉄の三沢駅の駅舎がどーんと構えていた…
 これは大ショック。ルール4により、十和田観光電鉄の三沢駅は別途攻略の必要がある。しかしそちらに乗る時間余裕はない。ということで結局、三沢には再訪の必要が生じ、それなら結局その時にJR三沢駅も攻略でき、それなら今回は迷わず狩場沢に行くべきだった、ということである。
 今回、前回の失敗を考え、体力的に余裕がなかったら攻略をしない、という感じで、この日に関しては計画立てずに動いてみたのだがそれが完全に裏目に出た。トホホ…

改札口改札口 意外と小さい
駅舎 正面口正面口から駅舎を臨む
この右側に十和田観光鉄道の駅(悔しいのでわざとフレームアウト)
正面口前の広場正面口前の広場 賑わってます
この左側に十和田観光鉄道の駅(悔しいのでわざとフレームアウト)
東口東口

なにもないですこちらは普通の住宅街しかありません
駅標&2ショット駅標&2ショット

 ときおり雪がちらつく、どんよりとした曇り空。私のキブンもどんよりである…


Section 10-3
やっぱり速い701系

三沢 8:19→八戸 8:39
普通 566M(クハ700-1007)

 三沢では待合室でメールの読み書きと上記状況の報告をにっきに行い、後続の701系に乗り込んだ。もう通学ラッシュは終わっており、着席率は3割くらいで難なくシート端を確保した。
 しかし701系は速い。やはり加速が違う。


Section 10-4
経営分離区間へ

八戸 8:56→金田一温泉 9;41
青い森鉄道〜IGRいわて銀河鉄道 普通 4522M(青い森700-1)

 八戸からは、東北新幹線開業により経営分離されて誕生した第3セクター鉄道2線に乗車する。青春18きっぷではこの区間には乗車できないが、「北海道・東日本パス」では乗車できてしまうのがとてもうれしく、もちろんこのきっぷだからこそこの線区の攻略も容易なのである。
 乗り換えてみた車両は、青森県側を経営する青い森鉄道の車両、「青い森701系」。早い話、要するに701系である(笑)。
 時間帯が時間帯とはいえ車内はガラガラ。正直、これで経営成り立つのか…と感じずにはいられない。
 そんな少ない乗客だが、「同じきっぷを持っている人」はやはり乗っている。このまま東京近辺まで一緒になりそうな予感満々。
 青い森鉄道とIGRいわて銀河鉄道の境界駅である目時は本当になにもない、仮乗降場的なただの無人駅だった。


Section 10-5
金田一温泉駅(JR)

金田一温泉 きんたいちおんせん IGRいわて銀河鉄道 岩手県二戸市

 このあたりにも攻略駅は多いのだが、なんとなくここを選んで下車してみた。
 もともと温泉の最寄駅だったが利用者は新幹線開業前から少なかったようで、現在、地元による「駅起こし」的催しも行われているらしい。
 下車したのに先に撮影を始めたもので、委託のおばちゃんが「何あの人?」という視線でこちらを見ていた。笑

駅舎全景駅舎全景 もちろん国鉄→JR時代から同じ、味気ない高度成長期的デザイン
IGRロゴあり駅名にIGRロゴあり
駅前広場駅前広場
駅前通り駅前通り
待合室待合室 委託のおばちゃん2人
ホームから駅舎を見るホームから駅舎を見る
駅標&2ショット駅標&2ショット
駅表は当然IGRのものになっている

 この駅は10時20分まで委託のおばちゃんがきっぷを販売しているがそこからは無人駅。やたら広い待合室には私と地元のおばあさんと2人が残され、さびしく次の列車を待った。


Section 10-6
新規開拓…なのか?

金田一温泉 10:41→盛岡 11:54
IGRいわて銀河鉄道 普通 4524M(IGR7001-101)

 やってきた車両は、岩手県側を経営するIGRいわて銀河鉄道の車両、「IGR7001系」。早い話、要するに701系である(笑)。ただしIGR7001系には新造車があって、その一部はセミクロスシートになっているらしい、とネットで見て知っていたが、果たしてやってきたのはセミクロス車両。ラッキー、と思いつつ乗ろうとするが…
 私より前にいたおばあさん、黙ってドアの前で待っている。もちろんドアは開かない。
 …ここにも、普段鉄道を利用しない人の利用が。もちろんいいことだけどこれでは物理的に乗車できない。私はボランティアでドアを開けてあげて、「こうやってここのボタンを押さないと開かないんですよ」と丁寧に教えてあげた。
 この列車は意外と混んでいて、空きボックスは1つもなし。さらになぜか、先頭車両のロング部ではおじいさんたちが酒盛り中(笑)。ということで2両目のロング部に着席しておく。
 そしてボランティアもう1度。小鳥谷でおばあさん2人組が降りようとして2両めで突っ立っている。あわてて「こちらから降りられませんよ! 先頭に急いで行って下さい!」と教えてあげた。なんか今日はがんばった私。笑
 その後はうとうと、起きたらもうすぐ盛岡。いつの間にか晴れていて、景色はすっかり明るくなっていた。


Section 10-7
あとは戻るばかりなり

盛岡 12:11→一ノ関 13:40
普通 1538M(クハ700-1014)

 盛岡からは再びJR東北本線。発車まで若干の時間的余裕はあったが、乗ってみたら2連の列車はもう混み混み。奇跡的に前車両の中ほどに空きをみつけ、周囲に一声かけて座らせてもらい、さすがに疲れていることもありその後は断固譲らずに過ごした。m(__)m
 しかし暑い。コートを脱いでトレーナ1枚でもまだ暖かい。以前正月にこのあたりを通ったときも、暖房の効き過ぎで大変だった記憶があるが今回も同様である。
 混雑の方は花巻過ぎてひと段落し、立ち客はほぼいなくなった。外の気温も高めで晴れているせいか、村崎野の駅舎の屋根の雪がガンガン溶けているのが印象に残った。


Section 10-8
すいてて拍子抜け

一ノ関 13:44→小牛田 14:33
普通 536M(クハ700-1019)

 続いて4分接続なのに跨線橋経由という地獄のような一ノ関駅での乗り換えである。以前、正月に混み混みだった記憶が残っているので、もう走った走った。
 しかし、仙台色の701系2連は意外に、というかかなり空いている^^;;。考えてみればここは県境超え。やはり普通の平日だと正月とはわけが違うのか。
 難なく1両目のシート端を確保、あと発車まで1分というところでホームの自販機に飲み物を買いに出るが、財布の中を見ると小銭がない(T_T)。ということで水分補給は次の小牛田までおあずけとなってしまった。
 ただでさえ空いていた列車は、早くも次の有壁で大量下車となり、1両目の客はたった11人になってしまった。
 ということでヒマにかまけて統計を取ってみる。笑

下車 乗車 1両め乗客数
一ノ関 - ?? ??
有壁 ?? ?? 11
清水原 1 0 10
花泉 2 0 8
油島 1 1 8
石越 3 4 9
新田 3 4 10
梅ヶ沢 2 0 12
瀬峰 8 0 20
田尻 2 0 22
小牛田 22 - -

 ちなみに岩手−宮城の県境は油島−石越間にある。こうしてみると、意外と岩手から宮城まで移動する人もいる、ということがわかる。あくまでも瞬間的なデータに過ぎないけども。


Section 10-9
ようやく仙台圏、ようやくセミクロス車

小牛田 14:46→白石 16:34
普通 1568M(クハ718-29)

 小牛田からはようやく仙台圏。バスへの対抗で、快適な車両も多く投入されている地区である。これから乗るのも既に719系だと調べてある。
 しかしこれは折り返しで、まだ入線していなかった。すかさず、売店でアミノバリューを買い、喉を潤す。
 そして14:38に待望の719系4連が入線。先頭車両の山側の順方向窓際を確保した。ちなみに景色がよいのは圧倒的に海側なのだが、もう散々見飽きているので山側にしたのである。
 さすがに4連なので、出発時点ではがらがらに近い。西に傾いてきた太陽がまぶしいが、ぽかぽかしてきて気持ちよく、うとうとする。
 そんな感じで根っ子が生えた、ということで、終点の白石まで行くことにした。
 実は白石から先の接続はなく、仙台始発の快速仙台シティラビットに乗ることになる。これは混雑する列車なので、白石からの30分は着席できない可能性があるため、普通は「それなら仙台で待って座った方がよい」と考えるところだが、仮にそうしたとしてもボックスシート相席は確実。「窮屈な相席で全区間座る」か、「快適に座って最後30分立ち」か、どちらかは難しいところだ。
 今回の白石まで行くという判断は吉か凶か、それはやがてわかる。
 その仙台からは混雑し、さすがに相席になった。
 そして気づいたことが1つ。この地区も半自動ドアなのだが、仙台からは乗下車した客がドアを閉めないようになった。岩手や青森や秋田では、当然のマナーとして、乗ったら閉める・降りたら閉めるは徹底されていたのだが、仙台圏ではそのようなマナーはないようだ。
 そんなわけでドア付近の座席は駅に着くたびに寒いのだが、かといってコート着ると駅間が暑い。これまたどちらがよいか難しいところだが、白石も近くなると日も落ちてきて、さすがに寒くなってきたため、コートを着ることにした。


Section 10-9-1
さすがに食料補給

 白石では若干の時間がある。このまま待合室で待ってもよかったが、よく考えたら、朝から何も食べていない。さすがに空腹を感じたので、跨線橋をわたり駅コンビニに入り、パンを2つ買って食べた。「大きなミルククリームサンド」は駄菓子的だがなかなかおいしく食べられた。


Section 10-10
混み混みでも着席、結果オーライ

白石 16:47→福島 17:20
快速〔仙台シティラビット6号〕 3584M(モハ416-1)

 次の快速は当然のごとく混み混みである。やっぱり立ちかな…と思いつつ、よく見るとボックスにいくつか空きがある。またまた一声かけて、順方向通路側に座らせてもらった。
 ふと前方を見ると、予想どおり、「同じきっぷを持っている人」がいた。
 窮屈ながらも座れるというのはラクなものである。結局、仙台か白石かの賭けは私の勝利に終わったということで。笑


Section 10-11
交流ラストラン

福島 17:25→黒磯 19:18
普通 2150M(クモハ719-1)

 交流区間の最後も719系。混んでさえいなければ明らかに701系よりはマシであるが、残念ながら5分の乗り換えではさすがに混み混み。それでもクロス部に空きを見つけ、逆方向通路側に座りうとうと、その後どのあたりだかはわからないが(^^;;)お見合い部逆方向通路側に移動しまたうとうと。さらに本宮を出たところでで移動して逆方向座席を占拠し、メール読み書きをはじめたが、到着したメールには非情にも…

バグが出ています

 と書かれていた…笑
 ここはしばし思考。…いや、思考する余力があるということは仕事はできるということに他ならない(笑)。郡山で再び混雑してきたが誰も隣に座ろうとしなかったのをいいことにメールの返事を気合入れて発信。

22時30分ころまでに出社して私が調べます

 なんかいつもこの調子ですね私。涙
 列車の方は順調に走行、徐々にすいてきたがまだ立ち客も若干いる。なぜ座ろうとしないのかはわからない。
 ふと見ると、横のお見合い部分には今度はノートパソコンを慣れた手つきで操りつつキャーキャーいっている女子高生2人が。今はそういう時代なんだなぁ、と感動しつつ、あー自分は今からバグ取りだなぁ、と落胆していた。笑


Section 10-11-1
ラストアクセス

 黒磯ではまた接続の悪さで若干時間が余る。今乗ってきた電車にすぐ接続する電車もあるのだが、それは途中で、この後の快速に追い抜かれるのだ。
 もう何度も何度も利用している待合室には、はるかはるか天井近くにコンセントがあったが、さすがにバカデカい私の身長をもってしてもそこを利用することはできなかった。(^^;;)
 小腹が空いてきたので売店でアイスモナカを購入しノーパソに向かうが、さすがにまる2日め、3本めのバッテリも底をつきかけている上、PHSのバッテリもほぼ空の状態になっている。ということで、本旅行中最後のモバイルアクセスを行った。


Section 10-12
いよいよ東京帰還

黒磯 19:49→上野 22:11
通勤快速 3550M(クハ210-1007)

 いよいよ東京に戻る列車に乗るべく、跨線橋を亘ってみると…9連の211系は前5両がオールセミクロス編成という豪華なもの! 旅行の実質最終ランナー(ということに意地でもしておきたい、涙)にふさわしいプレゼントである。
 この区間ももう何度も利用していて、最前車両はほとんど混まないことを経験則的に知っている私は最前まで移動して1ボックス確保。これで快適さは保障された。
 …と思ったら…
 正直、このツアーで乗った列車中で

最も寒い

 のがこいつだったのである! 黒磯−宇都宮間の夜は相当冷え込むが、ドアは半自動ではなく、駅に停車するたびにものすごい勢いで車内に寒風が吹き込んでくる。…そういえば、このツアー関連でもそういう体験があったなぁ
 さらに、久喜ではとうとう相席になってしまい、1ボックス占拠も崩れてしまった。
 ツイてるんだかツイてないんだかわからない、最後の列車だった。


Section 10-13
結局仕事かよ…(T_T)

上野 22:15→御徒町 22:17
普通 2105G(サハ205-9)

 上野からは本来、秋葉原まで行くわけだが、今日は御徒町下車である。現在の職場はちょうど秋葉原と御徒町の中間地点にあるため、上野側からのアプローチでは電車の乗車分だけ御徒町下車の方が早い。わずか1駅、2分足らずの乗車だが貪欲にシート端に着席した。


Section 10-13-1
お仕事お仕事(T_T)

 そんなわけで不具合取りのため出社。ムダにタイムカードなど押してみる。笑
 不具合については原因を突き止めることができたが、さすがに直す気力も時間もなく、それは明日回しにして帰宅することに。


Section 10-14
最後はいつもの終電

秋葉原 0:31→錦糸町 0:36
普通 2408C(サハE231-901)

 というわけで仕事が長引き、千葉行終電に乗ることとなった。
 と、実はここで一見ひっかかるところがある。
 私の「北海道・東日本パス」の有効期限は20日いっぱいで切れている。通常の乗車券であれば「継続乗車船」という制度があり、旅行途中で有効期限が切れても改札口を出ない限りはそのきっぷで旅行を続けられるのだが、18きっぷや「北海道・東日本パス」にはこれは適用されず、「0時を過ぎて最初に停車した駅まで有効で、それ以降は別途運賃がかかる」ということになる。
 とすれば、既に21日になった後のこの電車に乗ることはできないことになってしまう。
 ただし、18きっぷには「東京近郊区間では、有効期限を過ぎても終電まで有効」という特例がある。よって18きっぷならそのまま乗車できるのだが、これは「北海道・東日本パス」なのでその規定が適用されるのかどうかは定かでない。
 ただしこのきっぷ、自動改札対応である。ということは、駅員に聞いてあやふやな解釈をされることなく、プログラミングされたアルゴリズムによって厳密に規定適用の可否が判断される、ということになる。もちろん、プログラムにバグがなければ、であるが。(今日に限っては笑えない(苦笑))
 そんなわけで秋葉原の自動改札に「えいやっ」と投入。果たして、改札は閉まらずにきっぷは取出口に出てきた。ぱちぱちぱち。
 いつもに比べれば若干余裕のある終電ラッシュで、もちろん座れなかったもののキブンは悪くない。
 錦糸町の改札で、まだもう1本、津田沼行があるからかどうかはわからないが、再び出てきた「北海道・東日本パス」をそのまま財布にしまい、徒歩で帰宅した。
 最終日にはいくつかミソがついたものの、全体としてとても楽しい旅だった。これもみな、ご協力くださったみなさまのおかげである。重ねて御礼申し上げますm(__)m


今日の出費

摘 要 支出金額
北海道・東日本パス 2000
アミノバリュー 500ml 150
大きなミルククリームサンド 100
長いソーセージロール 120
森永ミルクキャラメルモナカ 105
今日の小計 2475
今日までの本プロジェクト累計 87979
今日までの総プロジェクト累計 298273

 ここでいう支出では、前売りの乗車券類の購入など、 本旅行中で後日行使するきっぷの購入は計上しません。そのかわり、 前もって買っておいたきっぷの行使は計上します。また、青春18きっぷ等の「複数人日分乗り放題となるきっぷ」については、1人日分の値段を計上します。割り切れない場合は、1円未満の端数分を初回行使分に上乗せします。



Written by Yonezawa Izumi <izumi@nurs.or.jp>
Last Update: 2004/09/17
鉄分補給にご協力ください。