がんばれ長戸大幸 - ビーイングQ&A

Q8

 最近、TOWER RECORDやWAVEに、「Music Freak」というフリーペーパが置かれていますが、中身は洋楽とビーイングばかりで占められています。もしかしてこれ、ビーイングの広報誌か何かなんでしょうか?

A8

 もちろん、その通りです(笑)。「総論」でとりあげましたが、ビーイング関連会社である(株)エムアールエムが、昨94年11月に創刊したフリーペーパです。現在第13号まで発行されています。目玉は巻頭インタビュー。
第1号 近藤房之助
第2号 大黒摩季
第3号 永井ホトケ隆(WEST ROAD BLUES BAND)
第4号 坂井泉水(ZARD)
第5号 柴崎浩(WANDS)
第6号 五味孝氏(T-BOLAN)
第7号 宇徳敬子
第8号 FEEL SO BAD
第9号 DEEN
第10号 FIELD OF VIEW
第11号 栗林誠一郎
第12号 B'z
第13号 大黒摩季
 近藤房之助・大黒摩季については「総論」中に掲載しましたが、他にも傑作があります。例えば、第5号の柴崎浩のインタビュー。
司会:プロになるために何か特別な活動はしましたか?
柴崎:大学辞めるときは既に、“バンドにしろサポート・ミュージシャンにしろギターを弾いて食っていくぞ”って決めてたから、いろんなスタイルでプレイ出来なきゃいけないと思って専門学校で勉強して、それまでのロック一辺倒だったのがだいぶバランスが取れてきて、2年生の頃には、教えてもらった先生の詳解で某アイドルのバックもやったんです。
司会:それはツアーですか?
柴崎:いえ、(芝公園の)メルパルクホールで1本だけ。でも山中湖のエッグスというところで2泊3日の合宿もやったんですよ。
 この「某アイドル」ですが、WANDSがデビューしたばかりのころ、FMの番組にゲスト出演したときに柴崎自身が「昔、増田未亜のコンサートで弾きました」と宣伝していたりします。もちろん、TOWERやWAVEで配布するような冊子に「増田未亜」などというマイナーな(涙)アイドルの名前を出すことが許されなかったのでしょう(泣)。

 第7号からは、欄外に「噂の眞相」バリの「一行ウワサ」コーナも設けられています。これがまた愉快愉快(笑)。
 久々のプロモーションでFM東京の番組に生出演したB'z。PARCOスペイン坂前のオープン・スタジオで収録されたその番組には、B'zを一目見ようと約5000人のファンが殺到。一時、その列はPARCO前から渋谷公会堂裏手にまで達し、渋谷界隈を騒然とさせたという。(7月号より)
 この一件、実は私の教え子(笑)が実際に現場に観に行ったんですが、並んでいたのは1000人くらいだったらしいですよ本当は(爆笑)。

 第9号には、こんな「ウワサ」も出ています。
 FIELD OF VIEWのヴォーカリスト、浅岡さんは高校生時代テクノ・ミュージックフリークだったらしい。そのため友人が開局していたミニFM局でしばしばテクノDJをしてYMOばかりかけていたらしい。時代変わって現在の浅岡氏、実はそろそろインターネットに触手を動かしているらしい。
 96年9月1日現在、浅岡氏はNifty-ServeのFROCKに参加していることは確認されていますが、fj.rec.musicにはまだ投稿はなされていません。さてどうなるか、わくわくどきどきですね(^^)。

 第10号では、欄外の「一行ウワサ」に、「読者からの質問に答える」という企画も登場。ぜひ、みなさんも質問のハガキを出してみてください(笑)。

 第13号では、なんと、編集スタッフを募集との記事!どなたか、ぜひ応募して内部に潜入してくださぁ〜い(^^)

 今後もここで、随時、同誌の面白い記事を紹介していく予定です。



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