通 番 |
発 駅 | 時刻 | 列 車 | 時刻 | 着 駅 | 制 覇 |
---|---|---|---|---|---|---|
101 | 青 森 | 8:05 | 普通 327M | 8:41 | 郷 沢 | 郷 沢 |
102 | 郷 沢 | 9:19 | 普通 332M | 9:25 | 中 沢 | 中 沢 |
103 | 中 沢 | 11:22 | 普通 329M | 11:35 | 蟹 田 | |
104 | 蟹 田 | 11:43 | 普通 334M | 12:31 | 青 森 | |
105 | 青 森 | 12:48 | 特急 1018M | 13:17 | 野辺地 | |
106 | 野辺地 | 14:01 | 普通 573M | 14:06 | 狩場沢 | 狩場沢 |
107 | 狩場沢 | 16:21 | 普通 575M | 17:03 | 青 森 | |
14日目 小計 | 3駅 | |||||
今日までの累計 | 77駅 |
今日は青森をベースキャンプとして回り、夜はおなじみPJという豪華な予定。前日の打ち合わせで、朝が早いので現闘本部の自転車をお借りして自力で青森駅までアプローチする、ということになっていて、本部長のご母堂はちゃんと自転車を用意してくださっていたのだが、大ヴォケな私はこのダンドリをすっかり忘れ、本部長を起こしてしまうというロクでもない事態に。さらにご母堂からは昼食用のおにぎり3個とぼたもちを頂戴し、恐縮の極みとなりつつ、時間が迫っているので7時33分に本部を出た。この時間の青森は車もそれほど多くなく、横道を通って(だからなんで地元民じゃない私が横道を知っているんだ、笑)50分には駅近くの自転車置場に到着した。
ホームに行くと、まだお目当ての電車は入線していなかった。向かいのホームには津軽線の485系使用普通列車が入線し、大量の通勤通学客が吐き出されていた。なるほど、ツーマン運転で大量輸送するためには、乗降の不便さを除けば、長編成の特急型車両の利用は当を得ているのかもしれない。
と、弘前からの快速電車が到着。これが折り返しで今から乗る蟹田行となるのだが、なんと5連。たぶん私にとってこの長さの701系は初体験である。当然ながらこの時間帯の下りの輸送量からしてこれは長すぎ、混雑していた車内は一気にガランとなった。ただ、なぜか先頭車両には母娘連れが多数乗車。なぜだ?
娘さんたちは高校生というにはやや若い感じばかりだったので、高校入学の説明会でもあるのかもしれない。
最前にがっつきながら動き出した電車、もうそろそろ新油川信号場も見飽きてきた(笑)。そして油川で母娘たちはきれいに全員が下車、いきなり先頭車両は私だけの貸切状態に。ここからの景色は見慣れているし、さぁ、やることは…練習だ。笑
というわけで、まさか車内で暴れるわけにもいかないので(それじゃ幼稚園児)、座ったままで唄わずに振りの復習。厳密にはこの車両には運転手さんがいるが、運転手さんは運転に細心の注意を払っているはずなので私が気になることはありえず(そうか?笑)、短い時間ではあったがそれなりに集中することができた。
郷沢 ごうさわ 東日本旅客鉄道 津軽線 青森県東津軽郡蓬田村
漁港のある小さな街。駅前も閑散としている。
撮影と周囲の観察を済ませると55分。次の電車までは20分ちょいだが、待合室には誰もおらず、やることは練習(笑)。窓の映り込みで自分の振りの確認もできるし、なにより集中できる環境がすばらしい。って、駅の待合室の使い方としては駅ネ以上に間違っているような気もしないではないが。笑
ただ、練習をはじめてわずか10分で、おばあちゃんがやってきた。やはり地方のお年寄りの汽車待ちは慎重なのだ。さすがに狭い室内ではこれ以上の練習はムリ、ということで中断、さっそくおにぎり1個をいただきながらモバイル。
途中、貨物列車が通過したがこれがけっこうな振動。確実に震度1くらいはある感じで待合室全体が揺れていた。
お年寄りは徐々に増え、5分前には4人になって世間話。意訳すると「今日は寒いねぇ」「やませだねぇ」というような会話が行われていたように思うが確実ではない。^^;;
さて、郷沢駅には、割と世の中の駅には普通にあるけどそこにはなかった、というものがある。お花畑である。(だからその表現やめい)
ということは、津軽線の現状からして、次の中沢駅にもお花畑がないことが容易に想像される。ということで、時間は短いのだがとりあえず大きなお花を摘んでおいたほうがよかろう、と判断、乗車してすぐに車内のお花畑へ。とりあえず済ませてお花畑から出てみるとそこは中沢だった。
もうお気づきの方も多いと思うが、これは「アイドルはトイレに行かない」という1970年代のファンタジー(笑)に由来する、伝統ある表現である。(笑)
中沢 なかさわ 東日本旅客鉄道 津軽線 青森県青森市/東津軽郡蓬田村
果たしてここにお花畑はなかった。車内での判断、大正解。
もともとこの駅は青森市内にあったのだが、海峡線交換設備のため有効長を北に延長し、川を跨いで蓬田村に侵食してきた、というわけ。ただ、ここは元は後潟村で1956年に青森市に合併されたのだが、いわゆる「昭和の大合併」のとき、当初計画では後潟村は蓬田村と合併されることになっていたようで、もしそのとおりになっていたらこの駅は昔も今も蓬田村、ということになっていたわけだ。
さて、ここでは次の電車まで2時間の待ち。練習もしたいところだが、とりあえず海に向かって歩いてみることにした。
私、北の海の光景は大好きだ。飛び交うカモメを見ているだけで癒される。
おにぎりを食べながらとりあえず30分ほど海辺でぼーっとして、その後駅に戻り、またまた練習である。今度は1時間近く、発車20分前におばあちゃんが登場するまでの間、みっちりおさらいすることができた。
ようやくやってきた3連に乗り込む。もちろん本当は青森に向かうべきなのだが、乗り放題きっぷである以上、折り返す下り電車に乗り込もう、という作戦である。
とレポートがここまで飛ぶが、何を隠そう、中沢で乗り込んだ直後に爆睡してしまい、気づいたら油川だった。要は折り返しの間もずっと寝てしまっていた、ということだ。^^;;
その油川では、先ほどの予想が正解なのか、朝方に下車した母娘たちが大量乗車。
新油川信号場ではなぜか止まり、「東北本線が人身事故でダイヤが乱れております」との放送。あちゃー、困るなぁ、と思ったが、なぜか電車は普通に定刻に青森に到着した。
果たして青森でも「ダイヤが乱れております。放送にご注意ください」と放送で言っている。でもなぜか特急は定刻運転っぽい雰囲気が漂う(伏線)。
ここからはワープである。18キッパーにとって、普通列車の本数の少なさを適宜補完する常套テクニックだ。次の目的地、狩場沢は無論普通列車しか停車しないのだが、青森−野辺地間には優等列車が多く、野辺地の隣駅である狩場沢との間を各停で往復することにし、行きは特急、帰りは快速しもきたに乗ることで、その後さらに浅虫温泉までも攻め落とそう、という作戦である。
もちろんこの場合、18きっぷは無効であり、乗車区間の特急券だけでなく乗車券も買わねばならない。ただ、今から乗る青森−野辺地間は営業キロが44.6km。特急料金は50kmまでがお安く、かつ八戸−函館間はいわゆる「B特急料金」として安めの設定になっており、これはとても乗りドクな区間なのである。
そんなわけで青森駅で自由席乗車口に並ぼうとする。喫煙車にはすでに行列が出来ていたのでかなりあせったが、なぜか禁煙車の口には行列がなく、先頭に並ぶ。
結局特急はまったく遅れを見せずに定刻に到着。すぐ乗り込んで座席の向きをバッタンバッタン変え、車端の窓側を確保。そのままうとうとしながら野辺地まではあっという間。やっぱりボロ車とは言え、特急の座席はラクチンである。
野辺地からは1駅折り返す形となる。接続は極めて悪いが、そもそもこういう乗り方を普段する人は絶無であると思われる。ここはさすがに大きい駅で、待合室で練習をすることははばかられたため(笑)、普通にモバイルしながらじっと待っていた。
やってきたのはこの時間にしてはめずらしく4連。当然ながらかなり空いており、モータなし車を選んでシート端を確保。…したはいいけど、やはり狩場沢でお花畑問題が予想されたため、今のうちに済ませておこうということで結局車内のお花畑で小さなお花を摘んでおいた。(だからその表現(ry
狩場沢 かりばわ 東日本旅客鉄道 東北本線 青森県東津軽郡平内町
この駅もリベンジである。本来ここは1月に攻略できていたはずなのである。
さて、予定だとこの駅には28分の滞在。海は目の前だ。これは間に合うぞ、ということで、やはり海まで繰り出してみた。
やはり北の海はいいなぁ。そう思いつつ、しかし時間はあまりない。後ろ髪ひかれつつ、駅待合室に戻った。
ところが…
定刻になっても野辺地へ向かう上り列車がやってこない。
はて、どうしたものかと思ったが何のことはないのである。
人身事故の影響
ということであろう…
果たしてまもなく、非情な遠隔放送が、私しかいない無人のホームに鳴り響いた。
本日の上り列車は運休とさせていただきます
う、運休かよ!! 遅延じゃなくて運休かよ!!!
さすがの私もこれには笑ってしまった。特急は定時で運転されているのに各停は運休… おそらくは、ダイヤ自体の問題というよりは車両やら乗務員やらのやりくりの問題なのだろう。
しかしこれで予定はガタガタになってしまった。今日の夜はPJに行くという重大任務がある。次の下り列車が定時で運転されたとすれば、それは元々浅虫温泉から乗車する予定の列車であり、浅虫温泉の攻略を諦めれば予定どおりに青森に戻ることはできる。まぁ浅虫温泉は青森からとても近く、今後いくらでもチャンスはあるからいい、とも思えるが、しかしこの話、「下りは定時運転」という勝手な前提を置いている。車両のやりくりの問題なら、それが正しい保障はないのである。
…まぁいいや。とにかく青森まで戻ることは、最悪、バスを使えば可能なのだ。そう気軽に考えた上で、まず現闘本部に状況報告の電話を入れ、さらにモバイルで状況を報告し(ちなみにPHSは待合室内だと電波が弱く通信が不安定になるため、ずっと左手でノーパソとPHSをホールドしたまま右手でキーボードを打つという業を5分間続けたため、手が軽い筋肉痛になってしまった。トホホ)、その後は「まぁ、これしかやることないよね」ということで、糖分をぼたもちで補給しつつ練習にはげんだ。
途中、本来乗る予定だった快速しもきた号が非情にも目の前を通過。キハ100系単行の車内は空いていた。 私はただただ黙ってこれを見送るしかなかった。…あいや、そのときは大声で唄っていたので決して黙ってはいなかったか。^^;;
1時間半以上が経過し、いよいよ下り列車の時間。今のところ業務放送はなく、定時で動くのでは、という期待が膨らむ。とりあえず跨線橋を亘らないと下り列車には乗れないので、身支度をして下りホームへと回った。そして定時間際に見えた701系!
あぁよかった。これで夜の予定はそのままだ。
乗ってみてすぐ気づいたが、これは昨日乗ったのと同じ車両。シート端を確保でき、そのまま青森まで安心しつつうつらうつら。小湊からは高校生が大量に乗車してかなりの混雑となっていた。
まずは自転車で現闘本部に帰還。お食事をいただきつつ、本部長に戦果を報告。そして20時半、体制を再び整えていよいよPJに進撃である。前回の約束を2ヶ月で果たせたわけだ。笑
今回は、昔から居る他のみなさんともジェンダー話など真剣に。って空いてたからそういう話になっていただけだったりもするわけですが^^;;
最後になぜかイキオイで原田チーフと2ショットを撮ることに。PJのみなさん、毎度毎度ありがとうございます。
さてここからはなぜか2軒めにはしごプレイ。現闘本部長が「俺がおごるから!」と太っ腹になり、ごちに。2軒めで遭ったことはちょっと書けません、笑
その後はいつもどおり、近くのタンメン屋でタンメンを食し、タクシーで本部へと帰還したのであった。
摘 要 | 支出金額 |
---|---|
北海道・東日本パス | 2000 |
生茶500ml | 150 |
青森→野辺地 乗車券 | 740 |
青森→野辺地 自由席特急券 | 500 |
PJ | 5000 |
タンメン(本部長おごり分との差額) | 260 |
タクシー | 900 |
今日の小計 | 9550 |
今日までの本プロジェクト累計 | 112610 |
今日までの総プロジェクト累計 | 322904 |
ここでいう支出では、前売りの乗車券類の購入など、 本旅行中で後日行使するきっぷの購入は計上しません。そのかわり、 前もって買っておいたきっぷの行使は計上します。また、青春18きっぷ等の「複数人日分乗り放題となるきっぷ」については、1人日分の値段を計上します。割り切れない場合は、1円未満の端数分を初回行使分に上乗せします。