通 番 |
発 駅 | 時刻 | 列 車 | 時刻 | 着 駅 | 制 覇 |
---|---|---|---|---|---|---|
264 | 札 幌 | 7:00 | 特急 5002D | 10:11 | 函 館 | |
265 | 函 館 | 11:30 | 特急 1020M | 13:36 | 青 森 | |
米沢泉美 全駅制覇 33日目 小計 | 0駅 | |||||
米沢泉美 全駅制覇 今日までの累計 | 106駅 |
いよいよ今日で北海道とはお分かれ。といっても道内はほぼ移動だけで、夕方前には本州に戻ってしまうスケジュールである。既に青森ではねぶた真っ盛りで、夕方以降、市内の徒歩以外の交通機関はほぼ使えなくなってしまうので、到着を遅くすることは難しい。さらに、グリーン席の確保の関係で、かなり早起きせざるを得なくなってしまった。その分、函館でちょっとの空き時間は出るものの、観光に行けるわけでもない。
そんなわけで5時半起き。さすがに眠いが、グリーン車に乗ってしまえばとにかく寝ることはできる。予定通りにタクシーで6時半にホテルを出発、すぐ札幌駅に到着した。
まだ朝7時前だが、この列車では乗り過ごしの心配もなく、かつ終点駅で慌てて乗り換える必要もない、ということで、寝酒も兼ねて今回最後のサッポロクラシックを購入。発車直後から呑みはじめ、うとうとして呑んで、呑んでうとうとして、を朝から繰り返すこの不健康さよ。笑
さすがに中盤はずっとお休みだったが、長万部付近であまりの暑さに目覚めた。そんなわけで(という口実で)もう1本に手をつける私だが、八雲を過ぎたところで急に冷房が強化された。
前後するが長万部からは寝ずに車窓を堪能。ちょうど左側で、やや遠方にある海岸がよく見える。中ノ沢を懐かしく過ぎ、しばらく海を離れ、八雲を過ぎて海沿いに出る。森駅付近の景色はとても好きだが、ここから特急は駒ヶ岳経由となってしまい、山には海ほどまでには入れ込まない私としてはそこからふたたびうとうとしてしまう(^^;;)。
またまた気づいたら大沼公園を出たところ。下車の準備をし、無事、函館に到着した。
函館駅では中途半端に1時間20分の待ち時間。実はこれ、私が「スーパー北斗のグリーン車に乗りたい」というだけの理由でできてしまった時間差である。当初はもう少しゆっくり札幌を出て「スーパー北斗6号」→「白鳥22号」という乗り継ぎを考えていたのだが、白鳥22号のグリーン車が満席になってしまっており、それでわざわざ時間をずらしてこうなってしまったのだった。もちろん、そんな事情は
母には一切説明していない
のは言うまでもない。(^^;;)
1時間20分というと、観光に行くにはちょっと時間が足りない、微妙な時間である。そして、函館近辺の観光は前年に2人で回っていたりもするので、わざわざ冒険してまで回らなくても、と2人とも思ったりもする。
…というわけで、1月にもお世話になった(というかそのときは目的からするとただの玉砕だった、笑)、函館駅2階の多目的スペース「イカすホール」にて読書でもすることにした。トホホ。
私は、せっかくなので「鉄道連絡船100年の航跡」「鉄道連絡船のその後」の2冊をざっと読むが、これがなかなか面白く、「鉄道連絡船ってこんなにあったんだ!」と大いに興味をかきたてられることとなった。結果正解だったかも。
函館からは白鳥20号で、一気に青函トンネルをくぐって北海道にいよいよ分かれを告げる。同時に、北海道ペアきっぷの利用を終え、かえりの乗車券の使用も開始される。
ペアきっぷの有効期間は今日まであるので、乗車券はもちろん、錦糸町にて購入した中小国→東京都区内で十分であるが、グリーン車に関しては扱いが微妙となるところだ。当初JR東日本に問い合わせたところ、白鳥20号のJR北海道内の最後の停車駅は吉岡海底であるため、吉岡海底−青森間の特急・グリーン料金が必要、との回答を得ていたのだが、実際にJR北海道ツィンクルプラザで発券しようとしたところ、「吉岡海底は見学コース利用の場合のみそこからの料金計算を行い、通過の場合は扱えない」とのことで、結局、木古内−青森間で特急料金&グリーン料金、1人3970円を支払うこととなった。
このような場合、函館−木古内間はペアきっぷが有効となるため、料金不要でグリーン車に乗車できるが、もちろんグリーン車は指定席であるため、座席の確保を行わねばならない。
このような場合、通常は函館−木古内間の「指ノミ券」こと「指定券(グリーン)」という、料金欄***で座席指定のみなされているきっぷと、木古内−青森間の通常の「B特急券・グリーン券」が発行されるはずである。
ただこの場合、両者の座席指定が同一でなければならない。ところがこれを「競合状態なく無矛盾に処理する」のはかなり難しい。早い話、片方を発券作業している間に、もう片方の同じ座席が別の人に対して発券されてしまう可能性があるからである。
だがしかし、東京駅地下のツィンクルプラザは、まったく別の発券方法によりこれを解決した。まず函館−青森の「指ノミ券」で座席を確保し、その上で「座席指定のない、木古内−青森のB特急券・グリーン券」を発行したのだった。
確かにこの方法であれば、競合状態は発生しない。感心しつつ、はじめての「座席指定のない料金券」をまじまじと眺めてしまった私だった。
さて、しかし、このような苦労?をし、かつ7940円も投じて乗車したグリーン車なのだが、車両は485系で4列シートの旧式、函館も青森も出口階段から一番遠い、トイレに行くのにドア2つも通らなくちゃいけない、おまけに
自由席は私たちが乗車した時点でガラ空きだった
という、あまりに踏んだり蹴ったりな状態となってしまった。トホホ。
なんだかなー状態のまま、青森に到着。ここからはいつもいつもお世話になりっぱなしな「本部長」さんの車に乗せていただき、移動である。
まずは母を宿泊するホテルで降ろす。ここからは原則として「各人単独行動」となるため、ホテル代は母負担、との約束が予めなされている。そして私は「本部長」さん宅に泊めていただく、というアレゲな展開。
到着したらさっそく私の任務。老犬フーコちゃんの散歩である。ちょっと遠出をして、
までまわってみたりして。
フーコちゃん、2005年4月に亡くなった。ご家族・ご関係者以外で最後に散歩に連れて行ったのは、同年4月11日の私となってしまった。ご冥福をお祈りします…
これまたいつもどおり、おいしいお魚や地の野菜をたくさんいただいた後m(__)m、ねぶたに出撃。
今日は見学のみで、予め、運行ルートに面している母の宿泊先ホテルが用意した座席を予約で確保、そこに私と「本部長」さんもお邪魔、という形となった。
母も私も「本部長」さんもオキニな、毎度おなじみ東芝・に組のお通りでは、思わずこちらも手に汗握りながら、ついつい明日の自分たちの姿をイメトレしてしまう。
さぁ、明日はねぶたで跳ねるぞ〜☆
摘 要 | 支出金額 |
---|---|
北海道ペアきっぷ(グリーン車用) 1人日ぶん | 4514 |
北海道ペアきっぷ(グリーン車用) 1人日ぶん 母用 | 4514 |
大通公園ホテル ツイン | 6980 |
タクシー 大通公園ホテル→札幌駅 | 680 |
サッポロクラシック500ml×2 | 600 |
特急券・グリーン券 木古内→青森 | 3970 |
特急券・グリーン券 木古内→青森 母の分 | 3970 |
乗車券 中小国→東京都区内 | 10500 |
乗車券 中小国→東京都区内 母の分 | 10500 |
今日の小計 | 46228 |
今日までの米沢泉美 全駅制覇累計 | 462548 |
今日までの総プロジェクト累計 | 672042 |
ここでいう支出では、前売りの乗車券類の購入など、 本旅行中で後日行使するきっぷの購入は計上しません。そのかわり、 前もって買っておいたきっぷの行使は計上します。また、青春18きっぷ等の「複数人日分乗り放題となるきっぷ」については、1人日分の値段を計上します。割り切れない場合は、1円未満の端数分を初回行使分に上乗せします。