米沢泉美 全駅制覇 Report Vol. 32
母娘(笑)2人北海道・青森ねぶたツアー
第7日 兵どもの夢の跡…
− 8月3日(火) −

今日の行程


発 駅 時刻 列 車 時刻 着 駅 制 覇
260 夕 張 12:30 普通 2632D 12:52 新夕張  
261 新夕張 13:05 特急 36D 14:03 札 幌  
262 札 幌 14:30 特急 2011M 15:08 美 唄 美 唄
263 美 唄 16:46 特急 3022M 17:20 札 幌  
米沢泉美 全駅制覇 32日目 小計 1駅
米沢泉美 全駅制覇 今日までの累計 106駅

Section 32-0
羞恥プレイ&またまたドカ食い

 この朝はややゆっくりできる、といいつつ結局は7時半に起床し、とりあえず温泉へ。さすがに無人でラッキ〜♪
 …と思ってたら野郎3人がドヤドヤ入ってきて、しかも掛け湯もせずにドボン。ぉぃぉぃ…と思うが、どうやら話しているのは中国語のようである。
 ここ数年、北海道や東北の観光地に、韓国や中国や台湾の人が増えている、という話はよく聞くし、実際に前日に目撃してもいる。が、こうして「文化の差」を堂々と無視されるとさすがに複雑な心境ではある。私個人は別にガマンできるからかまわないけど、無用なトラブルになりかねないと余計な心配をしたくなる。旅行会社で、こういう文化の違いを事前に説明してほしいところだが…
 というわけで先方の行動に文化の差を感じた私だが、しかし、当然のこととはいえ、先方は、あからさまに、

私の見た目に人間としての差を感じた

 ような表情を浮かべていたようだ。トホホ。

 温泉から出た後は朝食。またまたバイキングでメロン含め食べまくり。今日は夜、「茶坊主」さんに食べ放題に連れていっていただく予定になっていたのだが、だからといって朝食の量をセーブするような私ではなく、朝からおなかをパンパンに膨らませてしまうのだった。笑

 チェックアウト時、さすがに資金的に苦しくなってきたため、ここの宿泊代、ちょうど20000円を母から援助してもらう。これで食事代を含めると6万円近く補填してもらったことになる。それでも私は先に購入済みのきっぷ代を含めるとここまでで20万円出していて、かなりひ〜ひ〜な状況。トホホ。(^^;;)


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てくてく歩いて石炭の歴史村へ

 9時半過ぎ、ホテルシューパロから歩いて、石炭の歴史村へと向かう。通り道は、初代夕張駅へと向かう廃線跡であるサイクリングロード。途中、商店に掲げられた昔の映画看板の再現を眺めつつゆっくり歩き800m、駐車場がひらけてくる。ここが、初代夕張駅だったところだ。

プラットホームと駅舎現在は石炭の歴史村管理ステーションとして使われている

 しかし冷静に考えれば、夕張駅は移転ではなく、市役所前なりマウントレースイ前なりに新たに駅を作ればよかっただけなのではないか。ここまで鉄道でやってくる人などいないのでは、ともし市の当事者が考えているのであれば、それは二重に誤っている。わざわざ地元利用者に不便となるマウントレースイ前への移転の説明がつかないし、そもそも観光輸送需要は「あるもの」ではなく「つくるもの」のはずだ。まぁ結局は、ロードマップのない場当たり的政策の結果がこれなのだろうが…


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石炭の歴史村

 というわけでいよいよ歴史村。この日は「炭鉱デー」と勝手に定め、夕張と美唄の見学がメインとなるが、そのスタートである。
 遊園地に興味はないため、それ以外の全施設に入れる2000円パスポートを総合案内所にて購入、さらに荷物をコインロッカー2つに分けて収納。その後、直ちにメイン施設である「石炭博物館」で向かった。
 ここのメインは、実際に使われていた坑道に、ランプつきヘルメットを装着して入り見学するもの。1・2階の展示を順路どおり観終えると、竪坑エレベータの入口にたどりつけ、ここでヘルメットを借りて入る。その際、売店の売り子さんのセールストークに必ず遭うわけだがこれがちとうざかった。笑

有名な竪坑だが、ここでの「地下1000mの体験!」というキャッチはほとんど詐欺に等しいのではないかと思うのですがいかがでしょうか…苦笑

※最近は「まっくら体験」という名前に変わったそうです。うーむ。笑

 というわけでまぁこの「探検」はまったくどうってことはなかったが、その前の1・2階の展示はとても興味深く観ることができた。石炭についての自然科学的な知識がよく勉強できたし、また歴史展示において労働者・労働組合の視点からもそれなりにきちんと描かれていたのはとても好感できた。(なお、これは炭労が当局に掛け合った結果の産物だそうだ)

 続けて、炭鉱生活館・化石展示館を見学。炭鉱労働者の、もちろん危険で貧しいながらもきちんとした文化を持っての生活ぶりを知ることができとてもためになった。また母は化石館にあった、オパール様に輝くアンモナイトの化石を見て喜んでいた。笑

 さらに、石炭の大露頭で記念撮影。道指定天然記念物である。単にデーンと石炭があるだけだが、こういう『本物の展示』は大歓迎だ。

大露頭右下の物体は無視してください :-p

 最後にちょっと丘の上にのぼり、シネマのバラードや生活歴史館も見学。シネマのバラードは予想外に見ごたえがあり、母は昔の映画の思い出に耽りながら、いろいろと説明をしてくれ、またまた勉強になった。生活歴史館も、炭鉱生活館とは違った様式・内容でやはりためになった。
 なおシネマのバラードには、映画「バトルロワイヤル」の制服が展示されていたが、出演者(にソックリな人、という設定、笑)が着てる場にいた私(どこにいたんだ? という設定、笑)としては物足りなかったかな。笑


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本ツアー最大のぴ〜んち

 シネマのバラードで思ったより時間をとった私たちだが、まぁタクシーで駅まで2.5km。30分発には余裕で間に合うだろう(と思った)。12時頃、例によって京ぽん(もちろん圏内)で「10分頃に駐車場に配車をお願いしまーす」と電話、「わかりました」ということでちょっと急ぎ足で丘を降り、10分ちょうどに駐車場に到着した。
 …が、なぜか、待てど暮らせどタクシーは来ない。
 ということで、15分頃、「まだ来ないんですが」と電話をしたのだが…
 なななんと!

今、全部出ちゃってるんですよー。ちょっとムリですねー。

 …おい!!!!! もまいらさっき「了解した」と言ってただろう!!!

 昨晩の謎の配車漏れといい、夕張のタクシーはサービス業としてかなりダメダメ、というか最低に近い印象である。大苦笑
 でもここで怒りをぶつけてもめたりしてさらに時間を食って、予定の列車に乗れなくなる確率がさらに高まることは避けねばならない。一言だけ「さきほど配車があるってはっきり言われたんですが、今それ言っても仕方がないので、とにかくなんとか急いでいただけないでしょうか」と懇願。どうやら、近くの市立病院からの車を、25分くらいなら確実にまわせるらしい、と聞き、それに賭けてみることにした。

 「こんなムリな計画を…」等々あらん限りの悪態をつき続ける母を「今日のこの後の予定はキャンセルしたり後ろにずらしたりできるから」と必死になだめつつ、祈るように待つ。…と、23分頃、タクシー登場!
 とにかく見晴らしがよい駐車場(かつては石炭列車がひしめいていたことだろう)なので、伝わらないのは覚悟の上で(^^;;)「急いでくり〜〜〜〜」というような大きなジェスチャをしてみたりしつつ、24分頃に乗車することができた。「とにかく急いでください!!!」ということで、多少アレゲな走行もしていただき、27分、夕張駅に到着。おつりをもらう時間もなく、1000円札を渡して支払いとした。あー間に合った…ほっ。


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夕張から美唄へ

夕張 12:30→新夕張 12:52
普通 2632D(キハ40 1703)

 それを「単純な性格」というつもりはないが、間に合ったことで、先ほどまでの悪態のつきぶりはどこへやら、ニコニコな母である。笑
 定時に発車したキハ40単行には15人ほどの乗客。旅行と思われる親子連れも乗っている。鉄道で旅行する家族を見かけるとそれだけでなぜかうれしくなる私。
 すぐに次の鹿ノ谷駅に着くが、うわさに違わぬ状態だった。

鹿ノ谷駅構内跡鹿ノ谷駅構内跡 かつて夕張鉄道と接続していた一大ターミナル駅

 ここから次の清水沢まで、夕張鉄道のあった側とは反対側に、明らかな廃線跡が見られたがいったい何なのだろう? もしや夕張線は複線だったのだろうか?
 清水沢から先は、冬のときの記憶と現在を重ねてみた。傍線駅となった清水沢はやはり寂しい。沼ノ沢では雪に埋もれていた構内側線もしっかり確認。


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本ツアーはじめてのサッポロ

新夕張 13:05→札幌 14:03
特急〔スーパーとかち6号〕 36D(キロ282-8)

 昨日に続き乗り換えの新夕張では、接続時間もよいため待合室には行かず、直接の乗り換え。
 なかなか来ず、結局3分遅れにて到着した「スーパー」な283系のグリーン車。座席があいにく、景色のよい左側ではなく右側。もちろんそんな制約は、それこそ先頭車に行くとかすれば振り払えるのだが、乗車してすぐに上げてみたレッグレストがかなりきもちい〜♪状態だったため、そのままうとうとしてしまい、気づいてみたら南千歳の手前だった…orz
 南千歳では相当数が下車し、そのまま新千歳空港行を待ちはじめていた。やはり帯広−千歳空港間の需要はかなりのものがあるようだ。グリーン車からもかなり下車があり、一気に車内は落ち着いた。
 ふたたびうとうとし(レッグレスト、こりゃいいや♪)気づいたら新札幌を出たところ。もうすぐ、半年振りの札幌である。
 よく考えると、今回北海道に上陸してから6日目のこの日にしてはじめて札幌に出てきた。初日、南千歳から釧路へと抜けたため、かすりもしていなかったのだ。

札幌駅自動改札今年1月以来です

 さすがにここは超大都会。人、人、人の波の中を、まさに「かきわけ」て、改札内の大型コインロッカーを探し出して荷物を収納し、ふたたびホームへと上がった。


Section 32-3
新式のはずなのに旧式っぽいuシート

札幌 14:30→美唄 15:08
特急〔ライラック11号〕 2011M(クモハ781-3)

 ここからは特急『電車』に乗り、美唄に向かう。やっぱり本当はスーパーホワイトアロー、略称SWAに載りたかったが、ダイヤの都合上仕方なく旧式なライラックに乗ることとなった。
 ライラック指定席といえばuシート。私は快速SWAのuシートには乗車済みで、その快適さにかなり驚いたのだが、こちら781系のuシートには「なんか旧式だなぁ…笑」という意味でやや驚いた。笑

落石駅付近を行く 2000年に4号車の一部座席を換装 向こう側は自由席
シートピッチ広めでフルリクライニングですがパソコン用電源はなし
電光掲示板がこちら向きにだけついてるのが笑えますw

 この指定席、ご覧のとおりなかなかの盛況ぶり。さてどっこらしょ、と自分の座席につき、「これもuシートねぇ…」と座りごこちをチェックしていたそのとき。
 私の脳裏に、突如飛来したのは、

こここれだったかーー!!(^^;;)

 お恥ずかしながら、私、この瞬間までまじめに「なんだろこのタイトル?」と思っていたのだった(^^;;;)


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美唄駅

美唄 北海道旅客鉄道 函館本線 北海道空知支庁美唄市

 30分少々で美唄に到着。久しぶりに攻略対象駅である。
 学生時代に訪れたときはまだ木造の駅舎で、待合室にはベタベタと、ねーちゃんがせくすぃポーズでツルハシ持ってる北炭の鉱員募集ポスターが貼られていたのが強烈に印象に残っている。
 今の美唄駅はもうすっかり普通の郊外の橋上駅となっていた。

駅全景駅全景(東口)
東口駅前 元からある東口
ここからは北と南の両側に運炭鉄道が出ていたため、往時には大きなヤードがあった
今ではすっかり綺麗な駅前広場、人影はまばら
西口駅舎こちらは西口 新しくできました
西口駅前 西口の駅前広場 こちらの方はやや活気あり
駅舎橋上部分西口から眺めた橋上部分 大きな自由通路
もちろんエレベータは両側にもホームにも完備
待合室待合室は簡素なもの 代わりに、自由通路の中央にもいくつかベンチあり
ホームホームは2面2線
右側を見ると、かつてのホームがはっきりわかる
駅標&2ショット駅標&2ショット
Tシャツは稚内で洗濯済みです、念のため 笑

 予想していたことではあるが、やはり広い駅前スペースに対して、寂しげな感はどうしてもしてしまう。


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三井美唄訪問

 ここからは、炭鉱跡地2つを巡る。こちらでは当初からタクシー利用移動の計画。
 東口駅前でたくさん並んでいた客待ちタクシーの、先頭の車に乗り、訪問の目的を告げる。母は「どこが面白いんだ…」とぶつぶつ言っているが、年配の運転手さんによれば、年に数回、同じようなリクエストはあるそうだ。何でもこの道40年、ずっと美唄でタクシーを転がしてきたそうで、稚内に続き、またもやすばらしい案内をしてくださりそうな予感。

 まずは、かつて三井美唄だった地域へ。
 ここにはかつて一大市街が形成されていた。函館本線美唄支線も通っていたが、時代の流れには抗せず73年に閉山。しかし少なくない人々が、炭住を買い取り今でも住み続けている。人のにおいが残っている街である。

南美唄公園 最初に訪れたのは三井美唄小学校跡にある南美唄公園
三井美唄小学校はかつて日本一のマンモス小学校だった

 その後、炭鉱自体の跡が見えそうなところをお願いしてみたところ、工場の私有地の中までガンガン入っていってくださった(笑)。もちろん、地元のタクシーの運転手さんならでは、ちゃんと従業員さんたちの許可を得てから進入c。

炭鉱跡炭鉱の跡
右上にホッパーがあるようですがこの時期緑が多く見えず

 さらに、こちらは運転手さんもご存知だった元炭鉱事務所まで。

元炭鉱事務所手直しされているものの未だ現役で使われている

 そしてこの地区で一番興味があった、旧炭住街へと入っていただいた。

旧炭住街現在もたくさんの人が住んでいる、日本唯一の「生きている」炭住街
現役の住宅典型的な現役の家の例
みなさん、たくましく生きています

 興味深いものを見ることができ、満足。ただし、母はちょっと怒っていた。母曰く、「人が住んでいるところを興味本位で見学するなんて失礼ではないか」と。…た、たしかにそりゃそうだ。
 ただ、運転手さんはそんな私をも越えた発言を連発(^^;;)。これら街並みの中に、たまに、新築の立派な家が登場するのだが、運転手さん、「ここは交通事故で…」「ここは遺産で…」と、じもてぃならではのあまりに生々しすぎる情報の解説だった。うーむ(^^;;)


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東明駅跡

 次いで、三菱美唄側へと車を走らせていただき、まずは東明駅跡へ。
 ここは三菱美唄鉄道の駅で、炭住へのアクセス駅として設けられていた。廃線跡はサイクリングロードとなっていて、この東明駅はその基地として静態保存されている。

駅舎駅舎の保存状態はよい
ホーム側ホーム側 改札口も含めよく保存されている
ホーム跡ホーム跡
蒸気機関車4110型蒸気機関車 ドイツの機関車のコピー版らしい
これは自社発注の2号機 現役時代はこちらのページに出ています

 こちらは無人なので、母もお怒りではない様子.。 とりあえず記念写真でも撮りますか、ということで撮影したが、鉄分ゼロの母はこの時点ではそれほど気乗りはしていなかった。(^^;;)


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常盤台駅跡

 さらに車を奥のほうに進めていただき、終点、常盤台駅へと向かう。
 よく「日本の炭鉱は釧路の1箇所を除きすべて閉山した」と言われているが、それは坑内堀の話で、実は

国内の石炭生産はまだ露天掘で続けられている

のだが、まさにその現役の現場を、東明より東側の何箇所かで見ることができた。うかつにも画像を撮り忘れてしまったが、うず高く積まれた石炭の山にシートが被せられている様はかなり独特のものだった。
 そして我路駅跡を車内から眺める。というか、運転手さんに「ここが駅跡だよ」と教えていただいた。そしてそのすぐ先の、スキー場を越えると、もはや人が住む民家は絶無となる。かつては、むしろここから、炭住がたくさんひしめきはじめていたはずだが、今はうっそうとした、木々が生い茂る無人の地である。運転手さんが「あそこに学校」「あそこに病院」とかつての施設の場所を教えてくださるのだが、それがまったく信じられない。
 その後坂をのぼりつめ、開けたところが常盤台駅跡。

竪坑櫓保存された2機の竪坑櫓を前にした「炭鉱メモリアル森林公園」
かつてここは常盤台駅構内であり、石炭を積んだ貨車がひしめいていたはず
ホッパー現在残る中では最大級のホッパー
開閉所開閉所 一帯の電源を管理する施設
中はレストハウスに改造されているがもちろん一見さんでは入れない

 写真の3つの遺構以外は、見渡す限りの野原と森林。運転手さんによれば、森林の上には巨大な炭住街が広がっていたそうだ。
 私がこれらを撮影している間、タクシーの運転手さんは母とずっとおしゃべりしていたそうだが、この上には映画館があり美空ひばりが来たこともある、とか、炭鉱マンたちの生活ぶりなどの話をかなり興味深く聞いたそうな。
 母もようやくこの地に酔狂にもやってきた意味を納得してもらえたようで、「記念写真撮っておいてよかった」とまで言っていた。あぁよかったよかった…(^o^)


Section 32-5
コンセントあるも…

美唄 16:46→札幌 17:20
特急〔スーパーホワイトアロー22号〕 3022M(モハ784-503)

 タクシーの運転手さんに心からのお礼を述べ、美唄駅に戻ってきたのが16時20分頃、ちょうどよい時間だ。しばし自由通路のベンチに2人で座り、感想など述べ合うという至極マトモな展開。
 改札が始まり、ホームに下りる。他にもここからの乗客は数名いる模様だが、指定席利用は私たちだけ。乗り込んでみると私たちの席に隣のC席のおじさんが勝手に座っていた。なぜだ?
 やはりSWA、785系のuシートはすばらしい。居住性も先の781系のものとはまるで違うし、何と言ってもコンセントがある(^o^)。さーてCPUパワー全開でLOOXを使っちゃうゾ〜♪ と浮かれ気分になったのだが、

 ACアダプタ、
 札幌のコインロッカーに置いてきちゃったよ!

 というわけで、せっかくのコンセントがまったく活用できなかった。トホホ。笑


Section 32-5-1
本日のお宿にチェックイン、さっそくロビーに出て無線LANアクセス

 札幌ではコインロッカーから荷物を取り出し、改札を出てまたまたタクシーで今日のお宿へ。ここにはこのときに宿泊し、値段の割にまずまずだったので今回も選んでみたが、前回との違いはロビーで無線LANが使えるようになったこと。チェックイン後、ただちにロビーに降り、やはりAC電源は使えないので先ほどのSWA内と同じく、バッテリにてトホホなアクセスではあったが。

 部屋に戻ると、さすがに母は疲れている様子。今日はこのあと、いつも北海道でお世話になっている「茶坊主」さんカップルと会食、というか食べ放題店に行く予定になっていたのだが、時間が遅いのはムリ! と強く主張する母に対し、平日なので当然ながらお仕事がお忙しいご夫妻は早い時間は難しく、結局私だけがお世話になり、かつ1次会のみで帰る、という方針となってしまった。残念。


Section 32-5-2
「茶坊主」さんご夫妻にゴチになりましたm(__)m

 それでもご挨拶くらいは、ということで、20時40分頃、いったん仮眠をとっていた母を起こし、ホテル前で「茶坊主」さんカップルとご挨拶。母はそのまま自室に戻り、私は「茶坊主」さんのパートナーさんの車で、本日の食事処、いまめき亭へと連れて行っていただいた。
 満腹コースを選び、ガツガツと食べる私&「茶坊主」さん。ただ、正直にコクハクすると、やっぱり品数が豊富だと集中しておなかの中に放り込むプレイは難しく、目移りしながらほどほど食べて満足、ということになりがちである(笑)。結局大きなたらいのような容器、2杯分で肉は打ち止めとなってしまった。無念。笑

 食事代はまたまた「茶坊主」さんのごちそう、ということになり、もう毎度毎度のことながら図々しくも甘えてしまう。さらにホテルまで送っていただき、翌朝に備えて早めに睡眠となった。


今日の出費

摘 要 支出金額
北海道ペアきっぷ(グリーン車用) 1人日ぶん 4514
北海道ペアきっぷ(グリーン車用) 1人日ぶん 母用 4514
ホテルシューパロ ツイン+生ビール×2 20000
母から損失補填、笑 -20000
石炭の歴史村 施設パスポート×2 4000
コインロッカー 600
タクシー 石炭の歴史村→夕張駅+チップ 1000
コインロッカー 600
タクシー 美唄めぐり 6000
タクシー 札幌駅→大通公園ホテル 780
リボンナポリン350ml 120
リフレッシュビタミン&レモン350ml 120
今日の小計 22248
今日までの米沢泉美 全駅制覇累計 416320
今日までの総プロジェクト累計 625814

 ここでいう支出では、前売りの乗車券類の購入など、 本旅行中で後日行使するきっぷの購入は計上しません。そのかわり、 前もって買っておいたきっぷの行使は計上します。また、青春18きっぷ等の「複数人日分乗り放題となるきっぷ」については、1人日分の値段を計上します。割り切れない場合は、1円未満の端数分を初回行使分に上乗せします。



Written by Yonezawa Izumi <izumi@nurs.or.jp>
Last Update: 2005/05/25
鉄分補給にご協力ください。