通 番 |
発 駅 | 時刻 | 列 車 | 時刻 | 着 駅 | 制 覇 |
---|---|---|---|---|---|---|
266 | 青 森 | 7:10 | 普通 566M | 7:53 | 野辺地 | |
267 | 野辺地 | 7:58 | 普通 723D | 8:45 | 金谷沢 | 金谷沢 |
268 | 金谷沢 | 10:04 | 下北交通 青森線 上り4便 | 10:14 | むつ営業所前 | |
269 | 下 北 | 10:50 | 快速 3725D | 10:55 | 大 湊 | |
270 | 大 湊 | 11:05 | 快速 3730D | 12:30 | 浅虫温泉 | 浅虫温泉 |
271 | 浅虫温泉 | 13:14 | 普通 571M | 13:36 | 青 森 | |
米沢泉美 全駅制覇 34日目 小計 | 2駅 | |||||
米沢泉美 全駅制覇 今日までの累計 | 108駅 |
いつもどおり、「本部長」さん宅に泊めていただきぐっすり眠り、6時半に起床。今日は青森県内の駅を2つめぐるため、前回そうさせていただいたのと同じく、自転車をお借りして青森駅横のアウガまで走る。けっこうがんばって走ったが、やはり6時半起床は無謀、もう7時を回っている。やばいやばい、急がねば。
昨日まではグリーン車中心の旅だったが、今日は一転して18きっぷを利用する旅。改札口でスタンプを受け、小走りに跨線橋を急いで発車6分前に701系に乗り込んだ。当然シート端は取れず、シート真ん中あたりに着席する。
もちろんじもてぃはそれからも乗ってきて、発車時にはほぼすべての座席が埋まった。
もう何度も乗っていて、かなりおなじみで脳にもしみついている車窓をあらためてぼーっと眺めながら進む。青森市内の東端、浅虫温泉でまとまった下車があり、平内町内は比較的ゆったり。清水川でまとまった乗車がある(なぜだろう)も、まだ空席は残っていた。
狩場沢の京ぽん電波は駅周辺のみ弱い、という事実を確認し、駅前をわりと押さえにかかるDDIポケットにしてはめずらしいなぁ、と思いつつ野辺地着。意外に下車客が多く、念のため、足早に跨線橋をわたった。
ここからははじめて乗る大湊線。新型だけど車体は小さ目のキハ100系は4列セミクロス車、そこそこ席は埋まっていたが、ロング部の最先頭が空いていたので迷わずそちらを選択。ほどなく乗り換え客がどどっと押し寄せてたちまち満席となり、立ちもちらほら出るほどの盛況ぶりとなった。あぁ急いでよかった、ほっ。
落ち着いて改めて車内を見渡すと、もちろんじもてぃもいるが、かなり観光客も多い。恐山をはじめとする下北半島への訪問、八戸方から訪れるなら確かにバスよりも鉄道の方が便がよいので、それも道理だろう。またまた、観光地に鉄道で訪れる人が多いことでうれしくなる私である。
列車は海岸沿いを走る。といっても海がいつも見えているわけではなく、しばしば林にさえぎられるため、眺望がひらけているわけではない。その林だが、やたらと「風」の標識が多かったことから、恐らく防風林なのだろう。海からの風をよけ、鉄道を守っているのだから、眺望が悪いのも仕方がない。
有戸でじもてぃ1人が下車。このあたりだけ林がなく、「海だ!」とちょっと感動したが、
この後やはりすぐにさようなら、一瞬の眺望だけに終わる。吹越では6人もの乗車、うち5人は高校生のようだ。
次の陸奥横浜駅は広い構内・塗り替えられたものの旧い木造駅舎を持つ、交換可能な有人駅、吹越で乗ってきたうちの3人が下車し、じもてぃが4人入れ代わりで乗ってきた。ここから先はむつ市街への引力が強まるのだろう。
…というか、ここまでのすべての駅は、交換設備が廃止された気配すらなく、これだけの長距離が1閉塞、というのもめずらしいと思った。後日調べたところ、野辺地−陸奥横浜間はなんと元から票券閉塞で、昔から列車密度が増える見込みもなかったのだろう(戦争中は別として)。
次の有畑でじもてぃが3人、近川で高校生が8人乗車し、確かにむつへの引力は強まっていくが、同時に車内はリアル混雑状態となり、私のいる特等席(笑)からの眺望も厳しくなる。前がよく見えないうちに金谷沢に到着。
金谷沢 かなやさわ 東日本旅客鉄道 大湊線 青森県むつ市
ここはほぼ朝夕にしか列車が止まらない、本プロジェクトにおいて難易度が最も高い駅の1つである。
そんな駅でも私と入れ代わりに1人乗車、まさにむつ市街の引力の強さを実感する。
この後、移動のため国道に出た。上の駅前通りを100mほど歩くとつきあたる。右側に酒屋が1軒あり、その向こう側には小学校があるようだ。いっぽう左側には民宿や障碍者施設などが点在している。いちおう、小集落は成している。光景としてはのどかなところだが、しかし交通量は多くうるさい。
さて、これからこの国道を通るバスに乗り、むつ市街までワープしなければならない。金谷沢駅にやってくる次の上り列車はなんと14時27分発! 6時間近くも来ないのである。しかしこの時間でも、ここを通過する快速列車は存在する。快速が停まる下北まで、この国道を1日10往復しているバスで移動しよう、という目論見である。
バス停を探すと、それは駅前通りのつきあたりから50mほど下北側に進んだところにあった。
青森とはいえ、日差しがじりじりと挿すこの天気でこの待合室の中にいるのはちょっと地獄。そんなわけで、少ない日影を移動しながらダイエットコークを自販機で買って飲んでみたりもしていたが、なんと9時45分くらいからほんのわずかながら雨粒が落ちてきた。雲はいかにもにわか雨が降りそうな感じ、そこでいざというときはすぐ待合室の中に駆け込めるよう、近くの木陰の下でじっと待つ。あぁ何もすることがなくデカい体も動かせずとっても修行な状態。
まぁお約束だがバスは定刻になっても一向に来ない。なかなか不安になるいつものひとときである。笑
6分遅れ、10時04分にやってきたガタボロバスには先客が7人。下北交通のバスはあくまでも「シモキタ中心主義」に貫かれ、むつBT行きのこのバスは「上り」となっている。
ガタガタ揺れながらわずか10分でむつ営業所前停留所前に到着。ここが下北駅に最も近い、という情報を事前に入手してあり、他に下車客がいないところで悠然と降り、そのまま、「たぶん駅のある方角」に向けて歩き出した。
ほぼ真西に向けて閑静な住宅街を1.5kmほど歩くと大湊線にぶつかり、そこからは並行する道路上を歩く。DIYショップの横になぜか信号機があり、道路上を見るとこれがあからさまな「かつて踏切がありました」という感じの大畑線廃線跡(撮影し忘れてしまいました…涙)。そこを過ぎれば下北はもうすぐだった。汗だくになりながらの所要22分だった。
ここはかつてその大畑線(国鉄→下北交通)の始発駅にして、現在、JR東日本の中で最も北に位置する駅でもある。
ここ、むつ市街には一番近いのだが、その割にやけにこぢんまりとした駅舎である。そのせいか待合室はなかなかの混雑振りで、私はそそくさとホーム上へと避難した。
ここからはふたたび青森市へと戻る、帰り道となるが、どのみち時間はあるので、終点の大湊まで乗りつぶし、そのまま折り返すことに。
快速だから当然さきほどと同じキハ100系だと思っていたらなんとキハ40系…涙。各停より遅い車両使ってトホホな状態である。2連のうち前の車に乗り右側に陣取り、MAXVALUとオートバックスの並ぶ間、JR東日本の線路の最北端をしかと見届けてすぐ大湊着。
…さてそのまま乗っていようかな、とのんびりしていたのだが、「降りてください」との車内放送! よくよく考えれば、周遊券もフリーきっぷもないこの区間、18きっぱー以外がそれやったら即不正乗車なわけで、「想定外」なのもやむなしか。
そういうわけでいったん改札を出てみたらこれがまたびっくり!
すごい数の旅行者が、改札前で行列を作っているではないか。
あぁ、作戦失敗。でももちろんこれでも、下北から素直に乗るよりマシなのは事実なので、駅舎からまったく出ずにそのまま行列に並び、入場。前に並んでいた人たちの多くは後ろ(=さきほど私が乗ってきた車)に吸い込まれていったので、私は先頭車に走り、かろうじて空いていた進行方向逆向きの陸側2人ボックスを確保できた。
出発時には当然全ボックスが埋まり、さらに下北で増えた乗客により、4人ボックスはすべて満席となったが、2人ボックスだけは空席。あぁラッキー、と思いつつ、窓を開けて車窓を見るも、進行逆向きのせいかそれほど風は吹き込んで来ず、じわじわと汗ばむ中うとうと。陸奥横浜あたりでいったん目が覚めたがまたうたた寝となり、次に起きたら野辺地に到着する寸前だった。
野辺地からは進行方向が変わるため、この席は順向きとなる。半数近くの乗客は下車したが、それに近い数の新たな乗車もあり混雑度は変わらない。そして今度こそは風もたくさん入ってきてわ〜い涼しいな〜☆状態に浮かれていたら上り貨物列車とすれ違って一瞬息ができなくなった!
これにはかなりビクーリ!!
浅虫温泉 あさむしおんせん 東日本旅客鉄道 東北本線 青森県青森市
ほとんどの人が当然のごとく青森まで乗り通しそうな中、私は浅虫温泉で下車。
ここは昔から「温泉」がついている、温泉街の駅である。本来、春に攻略できる予定が、東北本線のダイヤの乱れのためボツになり、この日、ようやく訪れることができたのだった。
時間がわりとあるので、はじめは道の駅の中で涼もうと思っていたのだが、これがまた冷房弱すぎで東京人には耐えがたい状態(^^;;)。どーせ暑いなら足湯!
という感じで20分近く浸かっていた。
13時05分くらいに足湯をきりあげ、待合室に入る。さすがに水分が枯渇気味で、抹茶カルピスを飲むがこれがかなりウマ〜だった(^o^)
あとは青森に戻るだけ、ということで、他にもちらほらいるお客さんとともにやってきた電車に乗り込むがこれが見事に満員。立ち客もかなり多く、ドア際に立つがなぜか視線が痛い。そりゃアンタみたいなデカいのがこんなキャミ一丁で乗ってたらじろじろ見られたってしょーがないだろー、という説は当然あるわけだが、どうもみなさんの視線は下のほうに…と思って自分の足元を見たら、
足湯に入るときにまくったGパンの裾が
左右アンバランスに中途半端にまくられたまま
だったという。(^^;;)
青森駅からふたたび自転車に乗り、14時頃、「本部長」さん宅に戻る。少し一休みして15時半からフーコちゃんの散歩。その後東京からやってきたdさんが合流した。いつものパターンでお食事をゴチ。m(__)m
というわけでいよいよ今日は跳ねるデー。
18時20分に出陣し、20分ほどでに組部隊に到着。
あー今年も来てよかったハネてよかったねぶた。途中の記述がないじゃないかと指摘もありそうだが、わけだが、
アタマからっぽで跳ねてる間の
記憶なんかあるわけないじゃないか
と居直ってみるてすと。笑
この日は、マイ母(69)もいっしょに跳ねた。2年前は4kmコースフルに跳ね続け、正直、「若者でもそれムリだよ」スーパーばばぁぶりを発揮していた母であるが、今回はさすがにそれはせず、に組が母の宿泊先の前を通った段階で招き入れるという作戦。2km強くらいをハネ、最後解散したのだが…
「どっちがホテルだっけ?」と尋ねる母に、なにげで「本部長」さんが「あっちです」と指した方向はこれが見事に正反対(^^;;)。すぐに気づいた「本部長」さんだが時既に遅し、母のの早足は、私たちに追いつけるレベルのものではなく、相当な距離を進んだのだが見つけることができず。
やむなく、私たち3人は宿泊先に行きそこで尋ねるも「戻られてません」。まぁ、お金も連絡先も携行していたようなので、最悪でも、タクシーで戻るなどしてくれるだろう、と願い、ホテルの前でしばし待つ…
結局10分ほど待っただろうか、果たしてタクシーが宿泊先前に到着、お怒りモードの母が戻ってきた。ついつい公衆の面前で土下座してわびる私。m(__)m
さてと、事件のことなど忘れて呑みますかね。ということでPJに向かう私たち。笑
さちえちゃん、明日は自らハネた後ご出勤、ということでまた明日もお邪魔することを約束し、帰宅。って「本部長」さん宅は私の家でもなんでもないのだが…(^^;;)
摘 要 | 支出金額 |
---|---|
青春18きっぷ | 2300 |
ダイエットコーク300ml | 120 |
下北交通 金谷沢→むつ営業所前 | 350 |
抹茶カルピス500ml | 150 |
PJ | 5000 |
今日の小計 | 7920 |
今日までの米沢泉美 全駅制覇累計 | 424240 |
今日までの総プロジェクト累計 | 633734 |
ここでいう支出では、前売りの乗車券類の購入など、 本旅行中で後日行使するきっぷの購入は計上しません。そのかわり、 前もって買っておいたきっぷの行使は計上します。また、青春18きっぷ等の「複数人日分乗り放題となるきっぷ」については、1人日分の値段を計上します。割り切れない場合は、1円未満の端数分を初回行使分に上乗せします。